
山のなかにぽつんと怪しげな美術館。
駅前には温泉への送迎用のバスやタクシーがいるだけ。
地図をみると温泉地はここから五キロほど行ったところにあるようだ。
まずは美術館だな。
それが今回の旅の主目的。
駅の向こうに建物は見えるが交通手段はないらしい。
荷物を預けるコインロッカーも小型しかなくキャリーバックを引きづりながら歩く。
入場料1500円。奥にある世界一でかい金の仏像もみると2000円。
ルーブル彫刻美術館だけで十分でしょ。
館内には土曜の昼というのに私のほかは老夫婦一組のみ。
初老の館員さんが世界に誇れるすばらしい美術館であることの説明をしてくれるが耳半分にきいていた。
大丈夫か、この美術館。
すべて偽物、だけど等身大で、ルーブル側で型をとったものをこちらにもってきてるだけたあって、単なる偽物ではない。
写真撮影可とのことなので有名どころをパチリパチリと。
いいんだけど。。。
何でど真ん中にどでかい仏像が鎮座してるの?
意味不明。
そんなに広くない館内は十分もあればゆっくりみてまわれる。
帰りぎわに貯蔵品の説明してくれた館員さんのお土産のご紹介も聞き流し、ルーブル彫刻美術館を後にした。
だって、お湯入れたら絵が変わるコップの説明をわざわざポットのお湯入れてやってくれるんだよ。
心を鬼にして買わず。
駅に戻って送迎用のバスの運転手に話を聞いた。
温泉地には数件のホテルや旅館がある。
日帰り温泉はありますか?
うちもやってますよ。と湯元館の運転手がいう。
泊りじゃなくても乗せてってもらえますか?
乗っていけばいいけど、出発はあと45分後だよ。
ノンビリ旅ではあるけど、あまりロスはしたくない。
タクシーに聞くと2000円程度とのことなので行ってもらうことにした。
日帰り温泉施設というより、宿泊客も入れるホテルの別館という風情の建物の前で降ろされ。
入浴代1000円+タオル代100円を払うと財布の残りのお金が1000円ちょいとなった。
すみません。この近くに銀行やコンビニなんかないでしょうか?
ないですね。
おおお。そうだった。ここは人里離れた秘境のような場所。
駅の前にすらそんな施設はなかった。
やばい。かえれるか?
帰りは送迎バスにのって帰ろう。
しっかり出発時間をチェックし、早速フロに入る。
途中、脱衣所を勘違いした生まれたままの姿をした老女に廊下ですれ違うも、写メはとらず。←普通にびっくりした。
お湯はね。ほんとヌルヌルした感じで、お肌がツルツルになりそうないい湯だった。
是非入って欲しいといわれた源泉は、生ぬるく、すぐにお湯当たりする私にとって好都合であった。
そして風呂上りに地ビールを一杯。
至福のとき。
そんな時、携帯で前回の日記を書いていたのでした。
残りのお金が500円になった事もすっかり忘れて。。。
続く
駅前には温泉への送迎用のバスやタクシーがいるだけ。
地図をみると温泉地はここから五キロほど行ったところにあるようだ。
まずは美術館だな。
それが今回の旅の主目的。
駅の向こうに建物は見えるが交通手段はないらしい。
荷物を預けるコインロッカーも小型しかなくキャリーバックを引きづりながら歩く。
入場料1500円。奥にある世界一でかい金の仏像もみると2000円。
ルーブル彫刻美術館だけで十分でしょ。
館内には土曜の昼というのに私のほかは老夫婦一組のみ。
初老の館員さんが世界に誇れるすばらしい美術館であることの説明をしてくれるが耳半分にきいていた。
大丈夫か、この美術館。
すべて偽物、だけど等身大で、ルーブル側で型をとったものをこちらにもってきてるだけたあって、単なる偽物ではない。
写真撮影可とのことなので有名どころをパチリパチリと。
いいんだけど。。。
何でど真ん中にどでかい仏像が鎮座してるの?
意味不明。
そんなに広くない館内は十分もあればゆっくりみてまわれる。
帰りぎわに貯蔵品の説明してくれた館員さんのお土産のご紹介も聞き流し、ルーブル彫刻美術館を後にした。
だって、お湯入れたら絵が変わるコップの説明をわざわざポットのお湯入れてやってくれるんだよ。
心を鬼にして買わず。
駅に戻って送迎用のバスの運転手に話を聞いた。
温泉地には数件のホテルや旅館がある。
日帰り温泉はありますか?
うちもやってますよ。と湯元館の運転手がいう。
泊りじゃなくても乗せてってもらえますか?
乗っていけばいいけど、出発はあと45分後だよ。
ノンビリ旅ではあるけど、あまりロスはしたくない。
タクシーに聞くと2000円程度とのことなので行ってもらうことにした。
日帰り温泉施設というより、宿泊客も入れるホテルの別館という風情の建物の前で降ろされ。
入浴代1000円+タオル代100円を払うと財布の残りのお金が1000円ちょいとなった。
すみません。この近くに銀行やコンビニなんかないでしょうか?
ないですね。
おおお。そうだった。ここは人里離れた秘境のような場所。
駅の前にすらそんな施設はなかった。
やばい。かえれるか?
帰りは送迎バスにのって帰ろう。
しっかり出発時間をチェックし、早速フロに入る。
途中、脱衣所を勘違いした生まれたままの姿をした老女に廊下ですれ違うも、写メはとらず。←普通にびっくりした。
お湯はね。ほんとヌルヌルした感じで、お肌がツルツルになりそうないい湯だった。
是非入って欲しいといわれた源泉は、生ぬるく、すぐにお湯当たりする私にとって好都合であった。
そして風呂上りに地ビールを一杯。
至福のとき。
そんな時、携帯で前回の日記を書いていたのでした。
残りのお金が500円になった事もすっかり忘れて。。。
続く