はじめて仕事で東京に来てから十年ぐらいになる。
よくよく聞いてみると、東京に出てきている同郷の人は多い。
だけど、なかなかこちらにいる人たちとの交流はあまりない。
携帯電話やメールアドレスを知ってれば何かと連絡しやすいのだけど、
我々の時代にはそのような便利なものは存在してなかった。
最近のインターネットのミクシイやゆびとまのように
自分で情報を登録しておけば同じ学校や地域、趣味といったさ . . . 本文を読む
Dはあまり多くを語らなかった。
本当に初めての女性と結婚し、一途に愛し、そして一方的に捨てられた。
そして、捨てられたオンナに5年間かけ1000万円支払った。
先輩が続けた。
1000万ならまた頑張って働けば溜めれるだろ。
普通のサラリーマンには、かなり痛い金額だけど。
腹がたつのはここからなんじゃ。と。
話ながら怒りがこみ上げてくるらしく、時々手が震えている。
Dはまじめな男 . . . 本文を読む
最近というか、かなり前から保有してるんだけど、最近、「すごい。それ!」ってよく言われるのでご参考までに。自分の情報をQRコード(二次元バーコード)のスタンプにして持ち歩く。
おいらは写真のスタンプを携帯にぶらさげているんだけど、アド交換の時に役に立つ。でもまだまだ、携帯のバーコードリーダ使ったことある人少ないみたいね。名前、電話番号、携帯アドレスまたはWEBアドレスの3種類の情報を登録することが . . . 本文を読む
入社当時一緒の仕事を分け合ってやってたから、
私生活ではそんなに交流はあまり無かったけど、一応会社では
仲のいい間柄だ。
後に教えてくれた離婚の理由は子供が出来なかったことだったらしい。
無茶したんじゃないのってからかってみたけど、
少し苦笑いを浮かべるだけ。
完全に自分の離婚をギャグにしているおいらと違い、
彼の負った深い傷は他の人には計り知れないものなのだろう。
その後、別の部署に分か . . . 本文を読む
新婚生活は順調なように見えた。
勝気なおくさんを攻撃をDはその脂肪で吸収してたのだろう。
見るたびにちっちゃくなっていくようにも見えた。
決して痩せたではなく、小さくなっていくという表現が正しいと
そのときは思った。
Dの仕事は、夜は結構遅い。
普通の企業勤めの人とは残業時間について少し感覚がことなる。
まあ、普通に徹夜も続くこともあるしね。
普段は帰りが次ぎの日になることが殆どだ . . . 本文を読む
知り合いにDという秋葉系眼鏡DB※がいる。※眼鏡DBは春野れいさんの登録商標。最近のお気に入り。 ていうか、あんただって眼鏡DBのDじゃんって突っ込みはなしね。戦国時代からあるその名前を名乗るその男はまじめな男だが名前に違いちびでずんぐりむっくり、しかも面白見がない奴だ。何がよかったのか、Dは見合いでERICという女性と結婚することになった。オイラともう一人の友人Yが結婚式に呼ばれたが、オイラは友 . . . 本文を読む
おいら、もう終わりなのかな?
今月に入ってやたらと偶然に道端で懐かしい人に出会うことがある。
東京で偶然に街中で人にであう。
どんな確立なんだろう?
そう考えるとすごいことだと思う。
とはいえ、運命の出会いなんて甘酸っぱい出会いではない。
全部男。しかもいわゆるおっさん。
横浜で仕事してた頃のお客さんに電車の同じ車両に
乗り合わせたのをきっかけに、ランチ食べに行った
先で伊勢崎町の外 . . . 本文を読む
お盆に高校の同級生に久々にあってから、
大学のゼミのメンバに無性に会いたくなった。
ゼミ生はみんな厳しい期間を共有したから
連帯感は強かったと思う。
かなり変わったゼミだったから、
当時大学に通ってた生徒は「あーあのゼミね」って
知らない人は少なかったんじゃないだろうか。
どんなゼミかって?
学科は、コンピュータを使った管理科学部で、
当時めずらしかったんだよ。
いまでこそたくさんあるんだ . . . 本文を読む
シリーズ最終作。「へほ」がMY辞書に加わったのは今年の夏前のこと。 「へほ」とは変態ホモの略。 オナベを男として好きになる男の人を業界ではこう呼ぶらしい。 さあ、みなさんご一緒に。REPEAT AFTER ME 「へほ」 ・・・ ※ 解説しよう。(タイムボカン風)オナベはオンナとして生まれた人がオトコに形を変えて生きていくスタイル。最近では、ニューハーフに対抗してニューボーイっていうのが . . . 本文を読む
マリアは外人のニューハーフ。 おかまとニューフハーフの違いは、カラダはオトコのままオンナになるのか、体ごとオンナになるのかの違い。・・・だと思ってる。違う??? 見た目きれいか(ニューハーフ)とそうじゃない(おかま 失礼!)で分ける場合もあるのかな。 マリアは、正確に言うと、ギリシャ人とフィリピン人のハーフの男性なのだが、今は切って掘って(※下にマニュアルつけときました)ニューハーフになって日本に . . . 本文を読む
大阪のおかまバーにつれていってもらったのは阪神大震災の
あった年だったとおもう。
その頃大阪に転勤になったおいらは、大阪での夜の拠点を
京橋のラウンジJJに移していた。
その店で出会った、さっちゃんという女の子。
当時20才ぐらいだっただろうか。
どうしても一緒に行って欲しい店がある。とのアフタのリクエスト。
そんで一緒に行ったのがミナミの「マリア倶楽部」だった。
さちこという名前の人に . . . 本文を読む
広島に在った老舗のおかまバーがおいらの
デビューの地。
ああ、お客さんとしてだよ。
お間違いなく。
東京の有名店「青A」の出身のママだと聞いた。
今もあるのだろうか。
そのときのおいらは、初めてのおかま体験で
すっかりとりこになっていた。
客を飽きさせない豊富な話題とパフォーマンス。
なにより客を思いやる気持ちにあふれている。
そうおもった。
ここ重要なポイント。
今のキャバク . . . 本文を読む
お知らせ その1です。
実はひそかにもう一つブログ立ち上げました。
こっちは、ストーリのある読み物にしています。
ほとんどノンフィクションですので
知り合いには、あまり見られたくない気持ちもあります。
タイトルみてピンと来る人はあまり見ないでください。
読みたい人はコメントしておいてください。
アドレス送ります。
タイトル「りぼんのナイト」
です。
お知らせ その2
平日にな . . . 本文を読む
平日の昼間っから飲む酒は、ある種の罪悪感と
妙な落ちぶれた感があっていい。
毎日毎日馬鹿正直に働いているおいらには
なかなかのリフレッシュとなる。
なんか人間として、これが癖になったらおしまいよみたいな
でもまだおいらはわかってるから大丈夫。。。って
妙に居心地のよい地獄の一丁目である。
温泉地での朝、わざわざ客前であたためてくれる
魚の干物なんかがついた豪華な朝食と小瓶のビールも
なかなか . . . 本文を読む