この世界で生きてゆくために

ありふれた毎日を繰り返し、時は過ぎていってしまう。
でも、どんな小さい事でも、優しい瞳で世界を見つめたい

Dr.コトー第7話

2006年11月23日 23時35分44秒 | 映画、ドラマ
私が賞賛するDr.コトー診療所です。
ただ、ドラマやコミックではコトー先生の活躍がウルトラマンのような、スーパーマンみたいです。

どんな難しい病気でも、その病気を知っている。外科手術には、経験の薄いみなさんを励ましながら、成長させていく。

最近のコミックやアニメの傾向なんです。主人公がどれだけ努力したか、あまり分からないのですが、もう主人公として描かれるキャラクターは天才とか、普通の人では、絶対に勤まらない仕事が出来て、周りのみんなから、驚きと賞賛を浴びる。

昔のスポコン。普通の(いや境遇の恵まれない)主人公が努力して、努力して、汗と血で地の底から天(TOP)まで上りつめる、古い漫画ありました。

最近のスポコンは流行らないですね。

コトー先生も、どうしてあれだけ優秀なのか?そこにはあまり触れていません。
勿論大学病院の救急救命で沢山のオペをしてきた。一生懸命勉強して公立の医学部に入り、勉強をして研修も受けた。
けれど。
ブラック・ジャックみたいで、やっぱり違和感あります。いやリアル感かな。

でもDr.コトーの一番良いところは、見た人が。
「命は大切だ」「健康は有難い」と思い
やはり、見ている人が。
「他の人に、もう少し優しくしよう」なんて気持ちが暖かくなれば、この手のドラマは十分に、その役割は果たしているでしょう。
また、北の国からのように、シリアスな所が多い中、思わず笑ってしまう、ほっとする演出も、にくいですね。

来週、また見たくなっちゃいました。