JUON NETWORK イベント報告

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安曇野 森林の楽校2022秋

2022-10-29 | 安曇野 森林の楽校
10月29日(土)〜30(日)に行われた「安曇野 森林の楽校」(長野県安曇野市)の報告です。
17名(内地元5名)の参加がありました。

参加者の声

 初日は松本盆地を見渡せる里山に、獣害対策の電気柵を見学に行った。
電気柵は、水道施設のフェンスを活用したり、イノシシ対策に山側に折って埋めるなど対策に工夫が込められていた。
フェンスの先を見ると草がはっきりと分かれていて獣道を見ることができた。
木を伝って柵を超えるサルへの対策は、カメラを設置したり原因の木の枝の剪定・枝打ちを定期的にやっていた。
地元の方の話を聞き里山の自然との攻防戦の大変さを感じた。
猟友会の方の罠の説明では、カラス罠を初めて見ることができた。

 夜は、参加者やスタッフの皆さんと自然や農業について話すことができた。
里山に住む人の話だけでなく、都会に住んでいても里山について興味を持ち一緒に考えることが大切なんでということを肌で感じる事ができた。
また、会に参加して一緒に「話す」楽しさに触れられた。

 二日目は、急な斜面での間伐を行った。
与作を使って枝打ち体験をした。
初めての体験で木の高いところからの景色はきれいだった。
枝を打つ度、木の香りが気持ちよかった。
枝打ち体験をしてから森を改めてみると、管理された森は光がきれいに差し込んでいた。
体験してみて急斜面に張る木の根が崖を支えていることを感じ、木の香りや差し込む光に森の心地よさを感じた。

 赤松の松茸林を復活させる取り組みの噂の場所に実際に行くこともできました。
明るく手入れされた赤松林に松茸がかえってくるのかと想像しながら焼きリンゴと焼きおにぎりを楽しんだ。

 きれいな森はいつまでもきれいでいるわけではなく荒廃していく。
森の豊かさを長く守っていくためには人の手が必要だと改めて感じた。
里山は、森にすむ生き物にも人間にも必要な場所で、森林の楽校のような取り組みが10代の私たちがもっと知っていく必要があると感じた。
自分の次の世代にも、日本が森が豊かであるように私は森についてもっと学びたいと思っている。
森の学校に参加してみて、もっと語り合いたいと思った。


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