JUON NETWORK イベント報告

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多摩の奥 森林の楽校2024

2024-06-23 | 多摩の奥 森林の楽校
6月23日(日)に東京都奥多摩町で行われた「多摩の奥 森林の楽校」の報告です。
参加者は、16名(内地元2名)でした。

参加者の声1

 「多摩の奥 森林の楽校」では、大鎌を使用した下草刈り、大鎌の手入れやロープの結び方講座を行った。
参加者の皆様との交流の時間もたっぷりあったためとても楽しく、普段とは違った時間を過ごすことが出来た。

 参加してみて、大鎌の使い方の難しさ、草刈りの大変さを強く実感した。
教えてくださったやり方でやっているつもりでも、なかなか刈ることができず苦戦した。

しかし、背丈の高い草は刈りやすく、やっていくうちにどんどん土地が開けていく様子がとても気持ちよかった。
機械ではなく、自分自身が身体を動かすことで作業を進めたことで、大きな達成感を得られた。
雨が降ったあとの作業だったためか、刈っていくうちに独特の雑草の匂いが香ってきた。

 鳥の鳴き声だったり、辺り一面に広がる緑だったり五感全てから自然を感じさせてくれるような環境だった。
草と草の間から小さいカマキリが出てきたり、見たことないような虫が飛んでくるのも草刈りの楽しさのひとつとなった。

植林や伐採だけでなく、草刈りという仕事も重要な作業であることを身をもって学ぶことができた。
汗だくになるまで作業をして、とても疲れたけれど、終わった後のお昼ご飯が格別に美味く感じた。

大鎌を研ぐ作業では、刃を触って研げているか確認するということに驚いた。
手が切れないか心配で怖かったが、触っているうちになんとなくだけれどしっかり研げている時と研げていない時の違いを感じ取ることができ、面白かった。

交流の場では、木のお医者さんのようなお仕事があることだったり、JUONの活動や森林について興味深いお話をたくさん聞けた。
森林楽校ならではの空間でとても楽しく、多くを学ぶことができた。
1日だけの活動でも、ボリュームがあり、達成感やたくさんの成長を感じることができた。
また参加したいと思えるような活動だった。


参加者の声2

 私はこれまでボランティアに参加したことがなかったのですが、自然の中で体を動かすことに興味を持ち、今回初めて参加させていただきました。
はじめにみんなで軽く体操をし、そのあと大鎌(自分の目の高さほどもある大きな鎌です!)の使い方を教えていただきました。

 植えていない植物がたくさん生えてしまった斜面を、下から上に綺麗にしていきます。
軽い力で大鎌を振ると、スパスパと草を刈ることができてとても気持ち良かったです。
整備が終わって自分たちが立っていたところを少し離れて見てみると、必要な植物だけが残ってスッキリ綺麗な様子になり、やりがいや達成感のようなものを感じました。

 午後は大鎌を砥石で研いで自分が使った道具を綺麗にし、そのあと時間が余ったので林業で使われるロープの結び方を教えていただきました。
奥多摩の山々に囲まれた環境でめいっぱい体を動かせたことはもちろん、初めてお会いした年代も住んでいる場所もバラバラな方たちと、一緒に昼食を食べ、たくさんお話ができたことも、よいリフレッシュになりました。


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