JUON NETWORK イベント報告

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第24期里山・森林ボランティア入門講座in東京 中間報告

2022-10-30 | 里山・森林ボランティア入門講座
「第24期里山・森林ボランティア入門講座in東京」の中間報告です。
受講生は17名です。

インターンより

 緊張と胸の高まりを抱えながら、人前に出たあの日から3か月。
私は小さい頃から東京という大都会で住み、様々な色に染まっていく中で“緑”という一色に塗り替えられた3か月となった。

 10月30日(日)の第1回。
この場では司会を務めた。
自分自身で作成した動画や資料を人前に出すことの大変さ、司会進行の難しさを学ぶことができた。
また、それだけではなく。何よりも初めての参加者、今までJUONに関わっていただている方、講師の方々が打ち解け、笑顔で話す皆様を見られたのが嬉しく心の内側から暖かくなっていることが私の表情にも表れていた。

 11月27日(日)の第2回。
この講座での初めての野外活動。
気温と天気に恵まれ、東青梅で行われた。
最初、東青梅と聞いた時、都会寄りの街中で行うことに若干の違和感を覚えたが、同時に好奇心も沸いていた。
活動を開始すると、やぶ払いと森林の現状や植物の特色を西多摩自然フォーラムの方々、ヤングジュオンの大先輩から楽しく学ぶことをできた。
今までなんとなく遠くから見ていた青梅も近くから見るとイメージと全く異なることを知り、野外活動の面白さを感じた回であった。

 12月24日(土)のクリスマスイブに第3回が行われた。
都会では、様々な色に光り輝く中、私たちは、深緑や黄褐色が輝いて見える鳩ノ巣駅へと向かう。
初めて足を踏み入れる土地で迷いそうになったが、無事到着。
第3回では、ロープワークや木材の運搬、大鋸・鉈などの道具を用いた実践活動に取り組んだ。
青梅の森に比べ鳩ノ巣の森は、少しやんちゃであり本来の自然を味わいながら活動できた。
余談ですが、木材の運搬は腰が折れそうになり、折れそうな木々と気持ちが共有した感覚に陥ります。
多分。

 さて、1月7日(土)の第4回。
鳩ノ巣よりさらに奥の奥多摩で実施。
開放感あるおくたま海沢ふれあい農園では、ゆずと柿の剪定を行った。
農園の堀さんから説明を受けた後、ひたすら剪定。
作業になりがちな剪定も豆知識などの言葉を交わしながら楽しく取り組んだ。
昼食では、今までとは異なり、すいとんと焼き芋を出していただいた。
とても美味しく、どこか懐かしいような味がした。
農園の堀さんがおっしゃっていたとにかく楽しく作業することが大事という言葉が心の中に残っている。

 長々と語ってしまったが、今、大切な人と自然を繋ぐという言葉を思い出してほしい。
この講座を通じて、その言葉の意味がそれぞれ違ってくることになる。
けれど、これから自然を直接的にも間接的にも守っていこうという心構えが芽生えたなら、私としても嬉しく思う。
この講座に関わった全ての皆様へ、ありがとうございました。


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