JUON NETWORK イベント報告

各地で行っているイベント・ボランティア活動を
紹介いたします。

トキの島 森林の楽校2011夏

2011-10-26 | トキの島 森林の楽校
8月22日(月)~24日(水)
「トキ色の島 森林の楽校」(新潟県佐渡市)の報告です。
参加者は、16名(内地元5名)でした。

JUON NETWORKでは、
2002年から新潟大学のトキ野生復帰プロジェクトに協力し、
放たれたトキの居場所となる里山づくりを行なっています。



里山保全活動をしているキセン城にて集合写真。



1日目の夜は、毎回恒例の本間先生による講義です。
トキに関する「なるほど!」という内容になっています♪



2日目は、キセン城にて里山保全活動を行いました。
棚田型ビオトープの草取りを行いました!



夜は、参加者・スタッフでの交流会です。



3日目は、保全活動後、
野生復帰ステーション(放鳥されるトキの訓練施設)を見学。



もちろん!野生のトキも見ることができました!!
かなり遠くですが・・・


※事務局日記の
トキの島 森林の楽校 その1(8/22~24)
トキの島 森林の楽校 その2(8/22~24)
トキの島 森林の楽校 その3(8/22~24)
にも写真・報告を掲載しています。



参加者の声

私は、環境資源工学科に所属しています。
そこで僕は環境保全について勉強しています。

この度、この佐渡島のトキ生息地ボランティアに参加したのは、
大学での座学だけでは得られない知識も得られると考えたのと、
現場を知らないと頭でっかちになってしまうと考えたためです。

実際に参加してみて、新潟大学の本間准教授をはじめとした、
研究者の方々に現場を教えていただき、非常に勉強になりました。

また、実際の作業をやることで、トキ生息地の保全が
いかに大変かを実感することもできました。

そこで、ここから先では、特に印象に残った部分について、
感想を述べたいと思います。

はじめに、本間先生の講義です。
非常にわかりやすくまとめられたスライドと、
熱い講義で教えていただけて、トキの生態や環境を守る活動の
大きな課題などよく分かりました。
思わず普段の授業もぜひ受けてみたいと思いました。
環境保全や生態系保全などについて興味がある場合は、
すごくおすすめです。

次に実際のビオトープ作りです。
ビオトープの中に入るのは初めてでしたが、
予想外に水が深く、長靴が埋まってしまうほどでした。
そのため、慣れていない私は単純な作業でしたが結構疲れました。

保全しなければと言うのは簡単ですが、
実際にやってみると難しかったです。
最終的には、きれいな状態になりとても達成感を味わえました。

また、午後に行った森林保全作業についても強い印象を覚えています。

まず第一に、木を伐る際の大変さについてです。
木を伐るといっても,伐る前にやる前準備が
多くあることが分かりました。

次に、木を伐った後のダイナミックさです。
木を切断した後の倒れる姿が何とも言い難く、
倒れた後の音も凄かったです。

その他、バーベキューでの交流会等で、
他大学の方や新潟大学の方、JUONの方、地元の方などと
仲良くなることができ、とても楽しかったです。

このようなイベントの魅力は、
様々な人と話ができ、新たな価値観に出会うことで、
自分の視野を広げられるところにあると思います。

人とのつながりは、自分の「可能性」だと思っています。
これからも積極的にこのようなイベントに参加していきたいと思います。

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