トキの島 森林の楽校２０２２夏

8月22日(月)～24日(水)に新潟県佐渡市で行われた「トキの島　森林の楽校・夏」の報告です。
24名（内地元15名）の参加がありました。

参加者の声

　私は、このプログラムに大学の授業として参加しました。
まず佐渡に到着してから、新潟大学の先生の講義を受けました。

　内容は「トキに対する4つの誤解」についてでした。
4つの誤解とは「①トキは環境が悪化したから絶滅した？②中国のトキを日本で放すのはおかしい？③トキのえさはドジョウ？④野生復帰は国が関わっているから準備は万全？」です。
先生が、トキはたまにメディアで見る程度だから、ほとんどの人の頭の中に「ヴァーチャルなトキ」が形成されているとおっしゃっていました。

　私の中にもヴァーチャルなトキがいました。
講義を聞いたり、地元の方と活動したり、自分の目で見たり鳴き声を聴いたりするとどんどんリアルになっていきます。
リアルなトキは、違いました。
トキをリアルにしたい方、この答えが気になる方は、ぜひ秋に参加してみてくださいね。
宿泊施設の前に巣をつくっており、とてもたくさん見ることができますよ。

　2日目、3日目は、地元のNPO法人トキどき応援団の方とビオトープの整備をしました。
1日目に砥いだナタを使用して除伐をしたり、刈り払い機を使用して草刈りをしたりしました。
暑くてとても疲れました。

　ナタで木を切るのは、うまく切れるとスパッと切れて楽しかったです。
トキどき応援団の方は、高齢の方が多かったのですが、にぎやかでとても元気でした。
私の方がみなさんからパワーをもらいました。
また皆さんと活動がしたいです。