JUON NETWORK イベント報告

各地で行っているイベント・ボランティア活動を
紹介いたします。

宮城の水産品を知り、味わい、応援しよう!

2015-10-31 | JUON NETWORK共催
10月31日(土)~11月1日(日)に
宮城県石巻市、南三陸町で行われた
「宮城の水産品を知り、味わい、応援しよう!」の報告です。

28名の参加がありました。


参加者の声


水産品ツアー第二弾!

1日目
朝7時半に新宿に集合し、バスに揺られること5時間、まずは塩釜に到着。
「武田の笹かまぼこ」にて昼食を頂きました。自慢の笹かまはもちろん、
美味しいお料理をいただきました。

その後は石巻に移動し、「木の家石巻水産」にて缶詰の製造工程を
見学しました。木の家さんは震災時に工場が被災し、約100万個の
缶詰は散乱し、泥まみれになってしまいました。しかし、ボラン
ティアにより缶詰は蘇り、多くの人々の元へ届けられ、復興の象徴
として「奇跡の缶詰」と呼ばれています。そして、現在は新たな
工場にて生産を行っています。
金華サバ以外にもさんま、鯨など多くの種類があります。本当に
美味しいので多くの人に知ってもらえたらなと思っています。

そして、宿へ。
南三陸町の「ニュー泊崎荘」に宿泊しました。
勉強会で役所の方に宮城の水産状況についてお話をしていただき
ました。現在は、県内の水産業の復旧のために宮城県震災復興計画を
実施しているそうです。これは平成23年度から平成32年度までの
10年間で定められています。そこで漁港や生産量の復旧に向け
様々な取り組みが行われています。各地で宮城の水産物をPRした
イベントも開かれています。毎月第3水曜日はみやぎ水産の日!
ぜひ、宮城の水産物を食べましょう。
続いて、語り部さんのお話。2011年3月11日の震災、その時
人々に一体何が起きていたか、そして震災により変化した人々の
生活についてメディアでは知ることのなかった事実をも知りました。
現地の方と交流する機会をこれからも大事にしたいと私は思います。

2日目
ボランティアで牡蠣の養殖に使うサンドバッグ作りをしました。
1袋に60キロの砂利を詰めます。3人一組で作業を進め、これを
25人ほどで約200袋作ることが出来ました。少しでも、宮城の
水産業復興の力になれたのならば幸いです。

その後は、「さんさん商店街」へ。
お昼ごはんは「志の屋」のお弁当を頂き、商店街を楽しみました。

最後に松島へ立ち寄り観光をし、東京へ戻りツアーは終了となりました。

今回ツアーに参加して、実際に現地で状況を見ること、そして人々と
交流しお話を聞くことの重要さを改めて感じました。ここから、自分が
すべきことがさらに見えてきました。今回のように宮城の美味しい
水産物を食べて、良さを伝えることもその一つだと思うのです。
また宮城へ訪れ、学び、考え、伝えていきたいと思います。



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