エッちゃんのSamba日記

40才からSamba/打楽器に目覚め、たぶん死ぬまでエッちゃんは呟いてます☆

ムーミン谷の夏まつり(Farlig midsommar) メモ

2021-04-19 23:18:58 | 児童書とか図書館とか
平和なムーミン谷は、ある夏の日、突然大洪水に巻き込まれ、ムーミン一家は住んでいた家が水浸しになってしまう。平和なムーミン谷は、ある夏の日、突然大洪水に巻き込まれ、ムーミン一家は住んでいた家が水浸しになってしまう。同じ洪水で流されたミーザンとウォンパとともに一家は別の家に移り住むが、そこは劇場だった。劇場の掃除人エンマからお芝居についての話を聞いた一家は、ひょんなことからお芝居を演じることになってしまう。
同じ洪水で流されたミーザンとウォンパとともに一家は別の家に移り住むが、そこは劇場だった。
劇場の掃除人エンマからお芝居についての話を聞いた一家は、ひょんなことからお芝居を演じることになってしまう。

ムーミン谷の夏まつり(Farlig midsommar)
フィンランドの女流作家・画家 トーベ・ヤンソン 1954刊行
日本では1965年矢崎源九郎訳、赤星亮衛挿絵「ムーミン谷はおおさわぎ」で偕成社から刊行された。
1968年下村隆一訳で「ムーミン谷の夏まつり」として講談社より刊行。

1945年「小さなトロールと大きな洪水」は日本では1990年まで刊行されなかった。
講談社ムーミン全集はこの次に刊行された『ムーミン谷の彗星」からの全8冊。

ムーミンシリーズは北欧フィンランドの大自然を感じながら、彗星接近や洪水などの天変地異にあっても、
各々のキャラクターの個性をお互いに尊重し、細かいデイテールを生かし、洪水で避難した劇場でも日常を素敵に暮らす。

北欧の夏は短く、冬が長い。
フィンランドの夏は6~8月中頃 夏至(一年で一番昼の長い日)は6月22日ごろで、日没が23時頃。
夏至まつりで焚火をみつめる。

ちょっと言葉が難しいので解説。
「帆前船」…帆を張って風で進む洋式の大型船。和式の帆船に対しての言い方。様式帆船。
「ヘクサメータ」へクサメトロス?詩形の一つ。ホメロスの「イリアス」「オデュッセイア」の詩形。「長・短・短・長・短・短」
        拍、拍子、ヒント。古代ギリシャからの流れ。
「シュミーズ」(フランス語chemise)肌着。
「タール」(英語Teer)木材、石炭を乾留して製する。黒いネバネバした液体。防腐材、塗料にする。

トーベ・ヤンソンは1914年8月9日フィンランド首都ヘルシンキで彫刻家の父とグラフィックアーティストの母の間に生まれました。
スウェーデン語は公用語でもフィンランドの1割未満。言語少数派。
芸術家として15歳からイラストレーターとしてプロとして収入を得ていた。
長い戦争(第2次世界大戦)が終わって1945年「小さなトロールと大きな洪水」が出版。
子供のころに読んだジューヌ・ヴェルヌやコローディ(青い髪の少女)のテイストも 入れながら初めて書いたハッピーエンドのお話し。
第3作「たのしいムーミン一家」でフィンランド、スウェーデンで評価され、英訳されるとイギリスで大ヒットした。
新聞から漫画で火が付き、れから世界中で読まれることとなったのです。









絵本「ウエズレーの国」

2020-08-07 09:40:21 | 児童書とか図書館とか
ちょっと変わり者と両親にも思われていた男の子ウエズレーのお話し。
友達がいなくても、いじられても平気でかわす。学校から帰ると沢山の本を読み、夏休みの宿題で、自分だけの作物、文明をつくるんだ!すごい自由研究になりそうだ!と閃いたのです。
耕した畑に見知らぬ草が生えてきて、その実や皮、根、葉あらゆる部位を色んな事に活用します。
庭に自分の国「ウエズランディア」と名付けます。
衣食住ばかりか、遊び、言葉、文字だって考え出していくのです。
そんな楽しそうなウエズレーを見て、近所の子たちはだんだん近づいてきたのです。
そして学校が始まると、ウエズレーは、もう、ひとりばっちじゃなくなっていたのです。

今、世の中はコロナ感染に怯えてる。
新しい生活様式になっていく現在、5Gやら通信だけじゃなく、技術革新も産業革命以来の波が来ている。
ライフシフト、人生100時代の到来、終身雇用の崩壊、働き方改革。
働き方も学びも遊びもテレワーク、リモート化、地方分散、ワールドワイドに。

YouTubeとかで発信(情報の正確性は自分で判断が必要)し、facebook使ってオンラインサロン(ウェブコミュニケーション)とか人を集める。
なんだか目まぐるしいけど、
新しい事にワクワクして、研究し、文化を創っていく。…そういう事が必要なんだな、今。





紙芝居『鬼のつば』

2019-08-09 00:08:53 | 児童書とか図書館とか
今年のこわいお話し会は、前編、後編と全部で28場面ある紙芝居「鬼のつば」をやらせて頂きました。 プログラム真ん中のメインで、5人がかりで15分ほど、子供たちに面白かった!って言ってもらえて本望です♪ 私、諸橋精光さんの紙芝居2度目なんですね。 諸橋さん自身、お寺の住職で、文、絵が描けて、音楽のできる方。どうりで読んでてリズムが良い。 かこさとしさんや、とよたかずひこさんも紙芝居を自作自演し、絵本作家になったのよね~。 絵本と違って、紙の『お芝居』なのよね。 紙芝居について、右手和子さんって方のDVD見たけど、やっぱり、声優さんだった様です。 諸橋さんも右手さんにお会いになっている様ですね。 音響が付くとやっぱり楽しくなる。 今回は私、音響&語り部頑張りました。


3つの事を同時進行でできず、samba練習行けなかったりしたけど★ さて、今月はあとサンバるぞー! 超大型紙芝居『鬼のつば』 実演のようす 住職はアーティスト!紙芝居・絵本作家の諸橋精光さんが伝える「表現の楽しさ」 な!ナガオカ(長岡市政策企画課作成HP)より2016.11.8の記事 https://na-nagaoka.jp/nagaoka/2879 千蔵院HPから https://senzouin.jp/hukyou.html

※このお話しは、今昔物語から。
今昔物語は1000話を超える日本最大の説話集。
平安時代末期作。作者不明。
全ての説話の書き出しが「今は昔…」のため、便宜的に「今昔物語」と言われている。仏教の話しが中心だが、様々なジャンルの物語がある。

※平安時代…794年~1185年。鎌倉幕府成立までの約400年間


ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて

2019-04-20 23:51:45 | 児童書とか図書館とか
角野栄子先生のデビュー作
「ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて」1970年刊行、絶版で読むのを諦めていましたが、2019年1月に復刊していました~。そしてやっと手元に♡

1959年外国旅行のままならない時代に移民としてブラジル・サンパウロへ2年住んだ体験を元に書いたらしいです。

1960年ブラジルの首都はリオからブラジリアへ移りました。

何もないブラジルの真ん中に近未来的な首都建築物を建てた勢い。

アマゾンなどの大いなる自然。

そんなブラジルに魔女の宅急便のキキさながらワクワクの旅に出たのです。

船で2ヵ月かけて★

9歳のルイジンニョ少年がおちゃめで魅力的です♪

道に迷ったエイコを迎えにきて、女王様にする様に素敵な挨拶をして登場する。

半世紀経ってもブラジル人の多様性とか、フレンドリーに受け入れる姿勢とか、最後はいろいろあっても、カーニバルで皆で楽しんじゃうとか、sambaの素晴らしさもあって、古臭さなんかない作品だと思います♪

ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて ポプラ社HP
ttps://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/4900234.

角野栄子さんについて2018.06.15のココのブログ
https://blog.goo.ne.jp/ettyann_2008/e/dd10daf11878c01a743a8b5c9430c661

ブラジル観光
https://tripnote.jp/brazil/sao-paulo-sightseeing-spot-osusume

絵本 『わすれられない おくりもの』

2019-04-05 11:40:34 | 児童書とか図書館とか
スーザン・バーレイが大学の卒業制作で描き、1984年「BADGER’S GIFTS」(Andersen press社)刊行。
日本では1986年10月10日評論社初版「わすれられないおくりもの」(小川仁訳)。

昔、東京電力のCMでやってましたね。どなたかのブログにも設定が絵本とは違ってて、家族がいた様な気がします。

こちらの動画は綾瀬としかずさん朗読のものです。声優をされてるみたいで、声が良いです。

朗読 絵本 『わすれられない おくりもの』 (とっしん)


30年経っても色あせない。
漫画のようにコマわりされたり、大人が教育的に語ろうとしたり、大人だけが見て共感する様な絵本や、寝せるだけ、英語などを教えるためとかそんな思い込みだけの絵本が最近多い。
絵全体で語って欲しい。
良い絵本は50年は当たり前に読まれている。超ロングセラーだ。ベストセラーじゃなくて良い。

福音館至上主義じゃないけど、松居直(まついただし)氏の絵本に対する思いに共感します。

絵本の与え方


マツコの知らない世界@絵本読み聞かせ

2019-01-25 20:39:45 | 児童書とか図書館とか
21歳娘が2階までかけ上がって来て「しろくまちゃんのホットケーキやってる‼️」って。
小さい頃に読み聞かせた絵本って、彼女の中で残ってるんだなぁ~って思った。
『絵本は躾とかに使えません』って、この「絵本講師」の方が言っていて、そういう教育臭くない方が良いと思う。
息子さんも覚えてないって薄い反応で、講師自身もこの日残念なガラガラ声でした。
…うちの絵本講師&専門士のお知り合いで、絵本の読み聞かせのハードルが下がってむしろ良かったって言ってます。
…絵本が大人も堂々と楽しめる世の中。
良いも悪いも絵本ブームだ。
しっかり選びたい。




しろくまちゃんのホットケーキ

娘の好きなページ

こぐま社HP
商品一覧|こぐま社


引用させていただきます。
http://chamangelsgab11.com/matuko-yomikikasehon-2393


『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス

2018-10-04 17:34:22 | 児童書とか図書館とか

『アルジャーノンに花束を』日本語訳は1978年単行本の刊行、
1959年にF&SF誌で中編小説として発表され、ヒューゴー賞を受賞、日本語訳はSFマガジン1961年2月号掲載。
1966年にHarcourt, Brace & Worldで長編小説として改作され、ネビュラ賞を受賞、日本語訳(小尾芙佐)1978年早川書房 単行本刊行(1989年改装版、1999年文庫化)。
50年以上前に発表されてたんだぁ。意外に古い作品だったのねぇ~★分類は外国文学としか思わなかったけどSF作品だったのか…。
再ドラマ化されたり10年経っても気になる作品だったんで、ちょっと調べてみました。

映画化
 1968年米国 "Charly"(邦題『まごころを君に』)アメリカ
 2000年カナダ "Flowers for Algernon"
 2006年フランス"Des Fleurs Pour Algernon"
ドラマ化
 2002年フジテレビ 主演:ユースケ・サンタマリア 菅野美穂
2015年 TBS 主演:山下智久 栗山千秋 脚本監修:野島伸司

ラジオドラマ化 NHK第1

ダニエル・キイス
作品は多くありません。寡作の作家です。
1927.8.9米国NYブルックリンで誕生
貧しく、学費を稼ぐ十代。教職であった頃、知的障害児に授業し、出会った子をモデルにしている様です。
編集長に屈し結末をハッピーエンドにさせられていたら残らない作品になってしまったかも。
1992、1999年来日
2014.6.15(享年86)

早川書房; 新装改訂版 (1989/4/1)
https://www.amazon.co.jp/dp/product/4152033932/ref=as_li_tf_tl?camp=247&creative=1211&creativeASIN=4152033932&ie=UTF8&linkCode=as2&tag=bookmeter_book_image_image_pc_logoff-22

5分でわかる
https://honcierge.jp/articles/shelf_story/6555
本シェルジュ
https://honcierge.jp/about

紙芝居「めだらけ」

2018-08-16 09:54:03 | 児童書とか図書館とか

ちょっとこわいお話し会で読みました♪
ここ1週間くらい毎晩家族に読み聞かせ、静岡の親戚にも強引に聞かせたw
「グローい!」とか、めっちゃ反応が良かった♪

このお話しは、一見気持ち悪いけど、
初めから悪さをしたい妖怪じゃなく、おどかされて、目を奪って、見える事の喜びを知った為の悪行だったわけで、ちゃんと改心するし、ちょっと深い話しだと思います。

で、本番ですが、私の前に「注文の多い料理店」を20分くらい聞いた後、結構退室してしまう子が多かったのですが、私の前にはまた子供たちがたくさん集まってくれて良く聞いてくれました。(〃´o`)=3

子供たちは、こわい話しが大好き!開場前から、大勢集まってくれたのになぁ。
小学3、4年生くらいの今の子に合ったものだったろうか?
15分を越えるものは技量が要ると思う。
来年こそ、内容を吟味したいわぁ~★

角野栄子さん

2018-06-15 08:57:04 | 児童書とか図書館とか




【祝】「魔女の宅急便」作者の角野栄子さんにアンデルセン賞
アンデルセン賞は「児童文学のノーベル賞」とも呼ばれる。日本人の受賞は、まど・みちおさん、上橋菜穂子さんに続き3人目。
2018年3月26日ライブドアニュースツイート

今朝NHKあさイチに出演
可愛い、チャーミング、魅力的って感じの方です。サンバ好きなんですって!素敵♡
ブラジル移住した時にポルトガル語をこの少年に教わったらしいです。
リズム良く教えてもらったと。ブラジレイロだもんね♪

この作品から童話を書き始めたらしいです。
移民当時、お金がなくても、苦しくても楽しく生きていくすべを得たのかもしれませんね~
政府の換金も僅かで日々の買い物も苦労し、言語も教わるお金も暇もない。

趣味に『ブラジルの音楽を一人で踊りながらきくこと。(だれにも見せない。はずかしいので)』…とあります。是非ご一緒したいです♡

角野 栄子:1935年1月1日生まれ(83歳)東京出身。

1959年、24才の時ブラジルに移民して2年間滞在。その体験をもとにサンパウロのサンバの踊りの好きな少年の暮らしを描いた「ルイジンニョ少年、ブラジルをたずねて」(ノンフィクション)が処女作


角野さんのHPから

ウキ