エテポンゲの独り言

残したい瑣末な話し

ヤマビルがやって来た!

2007年11月20日 | 自然

かなり気持ち悪い生き物ですね。私がこの生物を知ったのは白土三平の漫画のおかげです。森の中の秘密の抜け道を通る時に頭の上からヤマビルがバラバラと落ちてくるシーンがありました。大袈裟ではなく本当に森を歩くと木々の枝や葉っぱから落ちてくるそうです。

けれどこのヤマビルはかなりな深山にしか生息していないと思っていました。それが大間違いらしかった。昨今の林業農家の高齢化で里山が荒廃したのが原因だそうです。本来は深山にしかいなかった生物も人家の近くにまで迫ってきたのです。

普段は鹿などの動物に取り付き吸血するのが、人間にまで襲い掛かってきた事に戦慄します。普通に山歩きをする人達が被害にあってます。しかもハイキングコースのような六甲山でもです。

無理に剥がしても鋭い牙が残り良くないそうです。煙草の火で焼いたり薬で落すらしい。しかし一番始末が悪いのは吸血されても本人には全く分からないことです。知らない間に背中や首筋に食いついてくるので自分ではどうしようもない。ぞっとしますね。

             

熊や猪などの大きな動物も怖いけれどこれらは対処が比較的簡単です。しかし小さくて知性の低い訳の分からない奴等は実に厄介なものです。最近はまだまだ厄介な生物も出てきたようです。参考までに下記のサイトをご覧下さい。

        http://kitahata55.co.jp/untiku/yamahiru/yamahiru.htm

オシリカジリムシで死者 国内初これは嘘ニュースです


 肉食性のダニ「オシリカジリムシ」が原因で国内初めての死者が出た。オシリカジリムシは普段山中でしか見られないが、今年の異常気象によって、都市部にまで繁殖圏を広げたとの見方が強い。

 今回オシリカジリムシが原因になって亡くなったのは熊本県の男性(49)。右大腿部にダニにかまれたようなあとがあり、ここから毒が全身に回ったと思われる。今のところ、ワクチンはなく、毒が回ると全身に青いまだら模様が浮かび上がり、末期になると脳細胞がゲル状に溶けて死亡する。

 肉食性のダニの一種であるオシリカジリムシは主に東南アジアを中心に繁殖しているが、日本でも1980年、長崎県において初めてその存在が確認された。日本での生存圏は九州・沖縄地方で、体長は約1ミリ。南国性の環境を好むため、本州などで見られることはほとんどない。

 また、最近流行の兆しがあるキャラクター「おしりかじり虫」の原型にもなっているが、今年10月におこなわれた日本ダニ学会では、そのような危険な動物を安易にアニメキャラにするのは問題があるのではないか、という意見が出されていたところだった。


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