自分の怪我や息子の事など、落ち込んだり心配したり
このところ悪い状態が続いていた私。
こういう時は、何もしたくなくなる事が多い。
楽しい事ですら、鬱陶しく感じてしまう。
今日は、美容院の日だった。
元々、あまり人と話すのが得意ではない私。
いや、多分世間では真逆の評価だと思う。
明るく人を笑わせ会話をリードするタイプ・・・
実は、黙っていられるほど確固たる自分がないからなのだ。
美容院でも、美容師さんが乗りやすいような話を
自転車で向かう道中で考えるのだ。
それを特に相手が求めている訳ではないというのも重々承知だが
相手が話の接ぎ穂を見つける空気感がイヤなので
自分で話題を提供してしまう。
でも、今日は、そんな気にもなれず・・・出たとこ勝負でいいや、と投げやりに。
結果、言葉を間違えたり、口ごもったり、散々だった。
しかし、良いこともあった。
息子の話を軽く話すことができたからだ。
勿論、詳しい話はしていないが、心配事があって・・・みたいな感じで
一般的な着地点で済む程度。
元々、息子の面白話など、相手の美容師さんもお子さんがいるので
楽しい話題として出していたので、子どもの話自体出す事は珍しくない。
でも、ネガティブな話はあまりしなかった。
軽い付き合いの人に、そんな話をしてもなぁ、と思っていたからだが
（リアクションにも困るだろうし）
意外と？親身になって励ましてくれた。
まぁ、かえって、近しくないからこそ互いに力まず会話できたのかも。
その後、何となく憑き物が落ちたようになって
保留にしていた親友達との食事会にも、積極的に働きかけができた。
実は、息子の事があってから保留にして貰っていたのだ。
親友達には息子が原因とは一切話していなかった。
LINEだけの文字応酬だったが、何となく、ここのところ
私が良い状態ではないと察してくれていたのか
いつもは、中々決まらない日程も、驚くべきスピードで
本日中に決まって、ランチの予約までできた。
文化祭準備で遅く帰ってきた息子も、
父親に言われて一問だけだが、数学のテストでできなかった問題を解いた。
多分、今までだったら、疲れているし絶対にやらなかったと思うが
息子なりに、少しずつでも、前に進みたいと思ったのかもしれない。
丁度良いさじ加減で自分を開示するのは難しいが
今回は上手くできたかな・・・
優しくしてくれた周りの人に感謝。