なす日々

何かを成すつもりが、気がつけばこの歳に・・・でも、生きていれば何かは成している。

ちゃお御乱心?

2023-10-05 06:42:12 | 雑感

私、このたび50年の時を経て「ちゃお」を購入した。

 

付録と特集が「マツケン」だったからだ。

別に松平健のファンではない・・・「暴れん坊将軍」リアルタイム視聴年代で

当時、白馬に乗った上様をカッコイイと思っていたけれど

私の世代なら、松平健自身というよりも、役柄が好きだったという人が多いだろう。

(当たり役がある人ならではかな)

 

ずっと、松平健といえば、吉宗か「王様と私」のイメージだったので

マツケンサンバで再ブレークした時はビックリした。

 

今年の夏、再々ブレーク?中らしく、渋谷のコンセプトカフェに行ってしまった。

きっかけは、友人が「こんなのあるよ~」と面白そうだから、と誘ってくれたからだ。

で、蓋を開けたら、土地柄もあって若い人ばっかり。

我々「ガチ勢」?と思われたかも・・・

 

今回の「ちゃお」登場のニュースを知り、カフェに一緒に行った親友2人(同じ歳)に

こんなん売ってるよ~とLINEしたら、ウケたので、つい、購入してしまった。

 

シャレ感覚として私の世代にはウケそうなんだけれど

現役「ちゃおっ娘」さん達は、どう受け止めたのかしらん?

 

「ちゃお」といえば、小学生女子漫画雑誌の三大誌の1つである。

実は、私の年代だと、ちょっと後発なので、そんなに人気がなかった。

 

実家で、コンスタントに漫画雑誌を買って貰うようになったのは

「なかよし」で「キャンディキャンディ」が連載されブームになった頃。

私が「なかよし」を買って貰う事になったので

4つ上の姉が「りぼん」を買って貰い、互いに交換して読むという形だった。

 

「ちゃお」の創刊は、この2誌に比べて遅く、

正直、安定した人気漫画のある2誌に比べ、まだ、獲得中という感じだった。

一応1回買って貰ったのだが、ターゲットが小学生でも低学年かな?という感じで

当時、「りぼん」が小学校高学年~中学生向け

「なかよし」が小学校全般(とはいえ3年生からくらい)が読んでいたので

「ちゃお」はその2誌に被らないように少し年齢層を下げたのかな?とも思う。

そんな訳で、当時の私には自分より小さい子が読む雑誌扱いだった。

まぁ、大抵、漫画雑誌は、等身大以上の設定物を好むのでね・・・

 

しかし、月日は流れ、いつの間にか「ちゃお」が三誌の頂点に!

久々に手に取ると、何というか、漫画雑誌というよりも

総合雑誌といった感じだった。

 

勿論、漫画がメインに掲載されているが、付録も豪華、

後はカラー頁が漫画ではなくて、ファッション誌などと同様の内容だったり、

男性アイドルのグラビアやインタビューなどもあり、

カラーが漫画だったり、漫画以外でも、漫画とコラボした読み物だったりした

私が知っている二誌の昔とは全然違っていた。

 

確かに、子供の頃何冊も買って貰えないだろうから

漫画雑誌で、オシャレや芸能情報や小物なども手に入るなら

そりゃ選ぶわな・・・

 

ただ、私みたいにヲタ・・・もとい、漫画だけが良いと思っている人間は

付属よりも漫画のカラー頁や漫画家さん情報だけの方が

当時も有り難かったと思う。(付録もそんなに興味なかった)

でも、姉なんかは、「りぼん」の付録が大好きだったりしたので

姉だったら、今の紙面作りの方が楽しめたかもしれない。

 

そう考えると、世間の流行も取り入れた「マツケン」も

現在の「ちゃおっ娘」さん達には、特に抵抗なく楽しめるのかも。