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gayである僕のヘンテコ?な日常。

明日はドライブ

2004年12月09日 | Weblog
 明日は好きになってしまった後輩と有休使ってドライブ。そわそわして仕事が手につかない・・・。
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後輩を好きになっちゃった!-4-

2004年12月09日 | ☆恋の行方(後輩編)
 目的地に着き、一通り観光したあと、後輩が、
「湖の周りを少し歩きませんか?」
と言ってきたので湖畔を散歩がてら一緒に歩いた。こうして肩を並べて歩いているとホントに恋人同士みたいに思えてくる。後輩は観光客の如くキョロキョロしながら歩いていたけど・・・。

湖畔で
「写真とってやるよ。」
と言うと嬉しそうにあのニコッと笑った笑顔を僕に向ける。
「一緒に撮りましょうよ」
「誰に撮ってもらうんだよ。頼む人が誰もいないじゃん。」
「大丈夫大丈夫。こっち来てください」
と後輩は僕を引っ張り僕の肩を抱いた。
「撮りますよ~」
と後輩は僕に顔を近づけてデジカメを右手で持ち自分たちの方に向けてシャッターを切った。

 デジカメで撮った写真のモニターを見ながら満足げに
 「おお!上手く撮れてる。ばっちり!ほら。」
とデジカメを僕に渡す。見るとあのニコッと笑った顔の隣に、どうすることも出来ない寂しさを抱えながらも笑っている自分の顔が写っていた。
 「そうだな。」と答えるのが精一杯だった。

 あまりに何気なくやる後輩の行動に振り回されっぱなしの僕。僕がゲイだなんて事は微塵も思っていないんだろうなぁ。僕がどれだけお前のことを好きかってこともわかってないんだろうなぁ。これだからノンケを好きになることは辛いんだよね・・・。

 「そろそろ車に戻るか。」
 「そうですね!温泉行きましょうか。」
車に戻り
 「ずいぶん久しぶりの運転で疲れただろう。温泉までは僕が運転していくよ」
 「いいですよ!大丈夫ですよ!運転楽しいです!」
 「そっか・・・。そんじゃ頼むよ」

 朝から出かけて、もう夕方。楽しくて一日がものすごく早く流れていく気がした。もうすぐコイツを独占できる一日が終わってしまうんだ・・・。段々落ち込んでいく自分がわかった。そして夕日が傾きかけた道を温泉地へ向けて車は走り出した。
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