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今日のカレー(スープカレー@奥芝商店 八王子田代城)

2014年09月05日 | 食べ歩き(カレー)


今日は曇りときどき晴れ。今朝の気温は21℃とやや涼しい陽気である。しかし、湿度があってちょっと蒸す感じの陽気である。
昼間の気温は八王子で31℃と真夏日を観測して、かなり暑くなった。しかも湿度が高く、高温多湿の陽気である。外でじっとしているだけでも汗が首筋を流れてくるようである。

今日は1日休み。実家に行く用事もなく、出かける予定も特に無い。妻の出勤を見送ると、再び二度寝する。
お昼は八王子駅南口にあるカレー店「奥芝商店 八王子田代城」で食べることにした。開店は11時なので、その前後に行けば、ゆっくり食べられるだろうと予想して、家を出た。しかし、店に行って、唖然。開店前から入店待ちの行列ができている。近所の有閑マダムにサラリーマンといった顔ぶれに少々驚く。開店前から行列ができる超人気カレー店であることを再認識させられた。


入店のシステムがよく分からなかったので、ウロウロしていると、入口には整理券の発券機があるのに気づいた。さっそく整理券を発券したときには既に時遅し。ちょうど満席になって、しばらく待つ羽目になってしまった。
店先に入店待ち用のベンチがあり、そこに座って待つ。店先には風鈴があって、涼しげな音を奏でている。冷麦茶に団扇も用意されていて、店の心遣いが感じられる。

外のベンチでしばらく待っていると、やがて店員が出てきてメニューを渡された。メニューを開いて、料理を注文するのだが、注文する方式が決まっている。
まず最初にスープを選ぶ。スープは「エビスープ」「チキンスープ」「薬膳チキンスープ」の3種類ある。

次にメインである。メインは「今月の限定スペシャルカリー」の他に定番のメインが9種類ある。スープ、メインと決めた後はトッピングである。トッピングは9種類あり、一品無料となっている。
更に辛さが13段階になっており、一番辛くない睦月から閏月までそれぞれ旧暦の月名を使用している(閏月は違うか…)。なお、皐月までは無料だが、水無月からは有料となる。また、辛さを高めるために青唐辛子が入ってくるが、もっとも辛い閏月は「世界一辛いと言われるブート・ジョロキアを使用」とある。

最後にライスの量である。ライスは小盛(150g)、普通(200g)が無料で、中盛(300g)、大盛(450g)、おかわり(200g)は有料となる。
自分が注文したのはスープを一番ベーシックな「チキンスープ」とし、メインは「やわらかチキンと大地の恵み」とした。トッピングはバリバリ。これは餃子の皮を素揚げしたものだとのことである。辛さは唐辛子の入らない上限の辛さの卯月。この辛さは市販のルウの辛口に相当するとのことである。ライスの量は大盛にした。数量限定の玄米にすることもできると言われて、お願いしてしまった。

更にしばらく外のベンチで待っていると、店内の席が空いたということで、入店した。店内には靴を脱いで、スリッパに履き替えて入った。店内はカウンター席が5席とソファーの4人掛けのテーブル席が1卓、座敷の上にちゃぶ台が置かれた座敷席が2卓ある。座敷席は4人で座るにはちょっと窮屈そうだが、3人くらいなら十分座れそうである。店の外にはバルコニーがあって、4人掛けのテラス席が1卓用意されている。店員に案内されてカウンター席の一番奥に座った。
お冷やが陶器のコップに入れられて出された。更に、お冷やの入ったミニポットが置かれる。こちらは1人に1個用意されているようである。テーブルの上にはメニューの他、扇子、スプーン、紙ナプキン、爪楊枝などが置かれているが、調味料の類は置かれていない。
しばらくお冷やを飲んで待っていると、カレーが運ばれてきた。一目見て、これはスゴイと感じた。

まずカレーである。スープカレーの入った丼には骨付きチキンと野菜がふんだんに入っている。スープカレーに入っている野菜は水菜、キャベツ、ブロッコリー、ニンジン、タマネギ、皮付きポテト、カボチャ、豆、ナス、ズッキーニ、ピーマンといったところか。これに半個分のゆで卵と円盤状のバリバリが入っている。


ライスは玄米がカレーよりは小さめの茶碗に山盛り、いや神盛り状態に入っていて、カットレモンが添えられている。玄米の中には大豆が入っている。ライスにレモンを搾ってお食べくださいとのことである。


さあ、どうやって食べようか。まずは言われたとおりにライスにレモンを搾り、ライスをスプーンですくった。搾ったレモンは置き場所に困って、お冷やに浮かべた。これでお冷やもまた違った飲み口になるだろう。
カレーの入ったどんぶりは野菜がたっぷりと入っていて、ライスをスプーンにくぐらせて食べるのは、ちょっと不可能っぽい。結局ライスをスープカレーに落とし、それを再びスプーンですくい上げて食べる方式を取った。

カレーに入った具材を食べる。皮付きポテトやカボチャ、ナス、ズッキーニ、ピーマン、ニンジンはローストされて、カレーの中に入っているようだ。それぞれの具材は大きめにカットされて、存在感がある。しかも香ばしくて、それがカレーとマッチして美味しい。キャベツやタマネギ、ブロッコリーなどはカレーに溶けているのではないかと思うくらいにトロトロの食感である。
野菜と一緒に入っている骨付きチキンも柔らかく煮込まれていて、スプーンで骨が取れてしまった。肉の食感が楽しめるギリギリの柔らかさで、肉にカレーがよく染み込んでいるような錯覚を受ける。これは美味しい。一緒に入っている無料トッピングのバリバリは切り込みが入っていて食べやすくなっている。あえて、これをスプーンで崩してカレーに浸して食べた。柔らかくなったバリバリはその香ばしさを適度に残しながら、カレーをその身にまとっていて、結構美味しい。

主役のカレーは辛いが旨味のあるスパイスの辛さである。後からじんわり辛さが全身を襲って来るように感じた。残ったライスを少しずつ、カレーに投入して食べる。ライスはカレーの中でバラバラにほどけ、スープの具材の如くになって、胃袋に収まっていく。本当のスープカレーの食べ方は実を言うとよく知らなかったりするが、これはこれでアリなのかな、と思う。
残ったライスを一気にカレーに投入して食べる。空いたご飯茶碗にはチキンの骨とレモンの搾りかすを入れた。結局のところ、スープカレーの方がライスに比べて十分な量があったようだ。最後は雑炊みたいになるのかなと予想してみたりしたが、そんなことはなく、サラサラのスープカレーはそのままに、まるでスープを食べるかのようにライスも食べた。

大盛はさすがに量が多かったが満足だ。しかも美味かった。チキンの骨の扱いにちょっと悩んだ。小皿があると便利とは思うが、まあ、さしたる問題ではない。
いつも混んでいるので、敬遠してしまっていたが、また時間があれば、是非来たいところである。

最後にレモンの搾りかすを浮かべたお冷やを飲み干して完食。
レジで精算して、店を出た。外は入店待ちの客で行列ができていた。

お昼を食べた後は、武蔵境のイトーヨーカドーでジーパンを買って帰宅する。
今日も暑かった。着ていったTシャツが絞れるくらいに汗をかいた。


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