
今日は晴れ。昨日同様、朝から雲ひとつ無い青空が上空に広がっている。気温も朝からぐんぐんと上がっていて、昼間には30℃を越えて猛暑日を記録した。今日の最高気温は立川で33℃。ちょっと暑すぎる。
昼過ぎに妻と外出。せっかくの休日なのでちょっと出かけたいが、明日は仕事なので遠出は出来ない。近場で気分転換できるところは無いかと思って、行ってみることにしたのは調布空港。調布空港の敷地内にプロペラカフェというカフェがあるので、そこでお茶をしつつ、調布空港を発着する飛行機を見に行こうという趣向である。
電車に乗って、武蔵境駅に到着。ここでバスに乗り換えて調布空港を目指した。調布空港は大沢コミュニティセンターというバス停から徒歩15分ほどの所にある。プロペラカフェの場所がよく分からないので、まずはターミナルビルに向かった。
ターミナルビルは2階建てで、1階は出発・到着ロビー、2階は展望デッキ・ユーティリティスペースになっている。2階からは調布空港を発着する飛行機が眺められて面白い。今日も、子供を連れた家族連れが何組も来ていて、外を眺めていた。
さて、目指すプロペラカフェはターミナルビルには無くて、ターミナルビルから10分ほど歩いた日本エアロテックという会社の建物の1階にある。この会社は航空機の修理や改修などを手がけている会社で、この会社の社員食堂が「プロペラカフェ」ということらしい。
カフェに隣接して格納庫があり、そこには各種プロペラ機やヘリコプターが置かれている。もっとも展示用というよりは本当に事業に使っている飛行機のようであるが、詳しいことは分からない。
カフェに入って、空いているテーブル席に座る。店内からは滑走路をのぞむ大きな窓があって、外が見えるのだが、残念ながら滑走路の末端近くなので飛行機が見えないのは残念。別の窓には隣接した格納庫をのぞける窓もあるのだが、その近くのテーブルは空いていなかった。
さて、メニューを注文する。自分の注文したのは「プロペラパフェ」。おそらくこの店の看板メニューであろうパフェはアイスは少ないものの、なかなかボリューミーな一品で期待がもてる。妻はアイスカフェオレを注文した。
しばらく待っていると、注文したパフェがテーブルに運ばれてきた。「プロペラパフェ」は大きめのグラスの底からキャラメルソース、生クリーム、コーヒーゼリー、生クリーム、カフェオレゼリー、生クリームと重ね、その上にバニラアイスとチョコレートアイスをトッピングし、2種類のシフォンケーキのラスクを添えて、飛行機の形をしたポルボローネを1つのせ、パスタを揚げたような2本のスナックを差してある。
さっそく、パフェを食べる。最初に長い針金のようなスナックを食べてから、ラスクをかじる。大きめにカットされたラスクは普通のラスクとは異なり、しっとりとした食感で美味しい。アイスをつけて食べると冷たくて美味しかった。飛行機の形をしたポルボローネはもろい口当たりのクッキー。口の中でほろほろと崩れる食感で、しかし生地のもつ素朴な甘さが愛すの冷たさを相まって美味しい。
バニラアイスとチョコレートアイスを食べて、一段目の生クリームを食べるとカフェオレゼリーが出てくる。カフェオレゼリーそのものは甘くなく、生クリームと一緒に食べる。もう少し甘さが欲しいなと思っていると今度はコーヒーゼリーが見えてきた。
コーヒーゼリーはむしろ苦みが強調されていて、生クリームと一緒に食べる。それでも、まだまだコーヒーゼリーの苦みの方が強い。パフェといっても、大人のパフェだな、これは。などと思っていると、やがて下の方にキャラメルソースが見えてきた。香ばしい風味のキャラメルソースは甘くて、ゼリーを絡めて食べるとちょうどいいくらいである。
パフェを食べ終えたところでひと心地ついた。お冷やを飲んでしばらくくつろぐ。
だいぶ陽も傾いてきたようだ。散歩をしながら帰るかと思って、精算してから店を出た。帰りは空港の北端を回って、飛行機が着陸する様子を眺めながら、武蔵野の森公園を抜けて西武多摩川線多磨駅に出て、電車で帰宅した。