
今日は晴れ。朝からまぶしいばかりに日差しが注いでいるが、夏の強烈な日差しと違って、幾分か柔らかくなっていると思うのは、気のせいか。朝の気温も低くなっていることも影響しているのかな。
昼間も気温こそ高いが、空気が乾いていてしのぎやすくなった。夏の間は外に出るのがなかなか億劫だったが、今日のお昼は外に出てみよう。
ということで、お台場たこ焼きミュージアムの「たこ焼き十八番」のたこ焼きを食べることにした。9月に入り、8月のような混雑はだいぶ解消されて歩きやすくなった。一方で、震災直後のような閑古鳥の状況からは脱したように見える。少なくとも、震災前のオフシーズンといった様相を呈しているようである。
さて、注文したのは「おはこ4種盛」。このフードコート内のメニューとしてはドリンク付きを除き、全店のメニューを比較しても一番高いメニューになるのでは無いだろうか。ちょうど、カウンターに並んでいると目の前でたこ焼きを作っているので見入ってしまった。
たこ焼きの型にダシスープを入れ、カットされたタコを入れていく。その後は紅ショウガ、粉末の桜エビを入れて、火を通す。ある程度したら、天かすを上から振りかけ、生地の焼き具合を見ながら1個1個を転がしていくのである。
さて、焼き上がったところで器に盛られた。ベースは全て同じたこ焼きで、味付けが異なるだけである。ポン酢と天つゆはそれぞれ別のフィルム容器に入っている。ポン酢と天つゆにつけて食べるたこ焼きは刻みネギがトッピングされている。あとは、塩と刻み海苔で味付けされたたこ焼きが4個と、ソース、鰹節、青のりがトッピングされたたこ焼きが4個盛られている。
天つゆは冷えていて、つゆの中には刻みネギと七味が入っている。熱いたこ焼きに冷たい天つゆは思いの外、よく合う。七味でちょっとピリ辛でこれは美味しい。ポン酢にも刻みネギが入っていて、こちらはさっぱりとした食感。塩で味付けされたたこ焼きが一番美味く感じられただろうか。それにしてもたこ焼きに天かすの食感は面白い。外は香ばしく中はふわふわのたこ焼きである。16個も食べるとさすがにお腹も満たされた。もっとも、これくらいの量になると2人前なのかもしれないが…。