
今日は晴れ。今朝は上空に雲が懸かっているものの、雲の合間から青空も見えていて、青空から光が射し込んでいる。路面はしっとりと濡れていて、深夜に雨が降ったことを物語っていた。朝の気温は8℃で空気が冷たく感じられるが、湿度が高いせいかシメシメとした陽気である。
今日は週休振替で1日休み。朝、妻の出勤を見送った後、二度寝をしていたのだが、職場からの電話で目が覚めた。電話が終わった後に再び寝る気にもならずに、布団から這い出すと簡単に朝食を済ませてパソコンを立ち上げる。今日は写真の整理をはじめとして、先月の火災以降、作業が中止になっている案件を一気に片づけることにした。
午前中に上空に広がっていた雲に代わって青空が広がってきた。次第に日射しも強さを増して、気温も上昇してきた。昼間の最高気温は18℃で、日射しが暖かく感じられる。路面も次第に乾いてきて、やや空気が湿っぽく、少し蒸すような感じのする陽気である。
今日は自宅のパソコンの中で最も古くなってしまったデスクトップパソコン EPSON DIRECT MR-3300 のOS再インストールに着手することにした。夏ぐらいから動作が不安定になり、それをだましだまし使っていたが、搭載しているWindows Vistaのサポート期限が2017年4月と迫ってきたので再インストールすることにした。
まずはHDDの中をNASにバックアップする。主にデジカメで撮影した写真データが多く、かなりHDDの容量を圧迫している。そのうちBD-Rにバックアップを取った方が良さそうである。
バックアップの最中にお昼を食べに外出することにした。ところで、先日新聞と一緒に投函されていたチラシにステーキ店「いきなりステーキ」のチラシが入っていた。12月5日で創業3周年を迎えた同店ではステーキまつりとして5日~7日の3日間、創業価格フェアとしてリブロースステーキ、サーロインステーキ、ヒレステーキを割引価格で提供するということである。同店は東中野にも店舗があるので、行ってみることにした。
ステーキ店「いきなりステーキ 東中野店」は都営地下鉄大江戸線東中野駅A3出入口脇のビルの1階にある。店内には壁際と店の中央に3卓のテーブルがもうけられている。細長いテーブルの中央には両側を仕切るように棚が設けられていて、全部で22席のカウンター席が設けられている。
店員に空いているカウンター席に座るように言われて席に座った。席に座るとすぐに店員がお冷やと紙エプロンを持ってきた。目の前の棚には塩とミル付コショウ、醤油、いきなりソース、タバスコ、マスタード、おろしニンニク、おろしワサビ、いきなりドレッシング、ペッパードレッシングといった調味料や薬味が所狭しと並べられ、ナイフとフォーク、楊枝、紙ナプキンが置かれている。
テーブルの上にはポットに入れられたホットステーキソースとラミネートされたランチメニューが置かれている。ステーキまつり割引対象の肉はランチメニューに無く、注文はできるが、ライスやスープ、サラダといったランチセットは別料金になるとのこと。それならおとなしくランチメニューを注文した方が割安である。
結局、注文したのはワイルドステーキ450gである。ワイルドステーキのレギュラーメニューは300gで他に200gと450gがあるのだが、ガッツリと食べる気満々で来たので、肉の量を450gとした。ステーキにはサラダとスープ、ライスが付く。ライスの量の大盛は無料ということで、ライス大盛で注文した。
料理を注文するとすぐにミニサラダとカップに入れられたスープが運ばれてきた。
ミニサラダにはちぎったレタスとムラサキキャベツ、細くスライスしたタマネギとニンジンが入っていて、ムラサキキャベツが彩りを添えている。
スープはコンソメスープで中には牛細切れ肉とタマネギ、ニンジンが入っている。
まもなくして鉄板に載せられたステーキとライスが運ばれてきた。ステーキは厚切りの赤身の肉で6切れにカットされており、鉄板の上でジュウジュウと音を立てている。肉にはバターが載せられていて、肉の脇には付け合わせのコーンが添えられている。店員の説明によれば、肉は生焼けの状態なので、鉄板の上でよく焼いてお食べくださいとのこと。鉄板の再加熱も可能とのことである。
ライスは平皿に盛られて出された。大盛りのライスは見た目、それほど大盛りには見えない。
まずは紙エプロンを首にかけると肉を焼きつつ、サラダを食べることにした。ドレッシングは「いきなりドレッシング」「ペッパードレッシング」の2種類ある。「いきなりドレッシング」はオニオンベースのドレッシング、「ペッパードレッシング」は醤油ベースのドレッシングである。最初ということもあるので、店の名前が付けられた「いきなりドレッシング」をミニサラダにかけて食べる。野菜のシャキシャキとした食感に加えて、タマネギの程良い辛みに酸味が生野菜に絡まり美味しい。
サラダを食べると、スープを少し飲む。溶けたタマネギに柔らかくなったニンジンに混ざって肉の脂身が口の中に入ってきた。コンソメの旨みに脂身のコクが加わってこちらも美味しい。
いよいよ肉を食べる。まずはナイフとフォークで断面を確認。肉が厚くて中心部まで火が通っていないような気もするが、まずは食べてみることにした。
肉には「いきなりソース」「ホットステーキソース」の2種類のソースが用意されている。「いきなりソース」はニンニクの風味のする甘口のソース、「ホットステーキソース」は醤油ベースのソースである。が、やはり肉は塩とコショウの組み合わせが一番美味しいように感じる。そこで、肉の上から塩とコショウを振りかけると、ひと切れ口に頬張った。
肉は弾力があって美味しい。脂身の少ない割にはジューシーでボリュームがある。とはいえ、ややレアっぽい感じがする部分もあり、鉄板を再加熱してもらうことにした。
再加熱をしてもらった鉄板の上で、更に肉をよく焼く。基本的にステーキはウェルダンが好きなので、じっくりと焼いた。断面の色が薄い茶色になったのを確認して口に運ぶ。
ウェルダンにした肉は今度はやや固い歯応えである。正直、後悔するくらいに顎が疲れる。肉を小さめにカットして塩とコショウを振りかけて食べた。肉の旨みがストレートに味わえて美味しい。
肉を食べながらライスを食べる。鉄板の上でぐつぐつといっている肉汁が惜しく思えてライスを鉄板の上に載せ、肉汁と絡めて口に運んだ。これがまた美味しい。コーンとも混ざり合って、やみつきになるようだ。
肉を噛みしめながらライスを口に運ぶ。肉そのものは美味しいのだが、ちょっと固い。考えてみれば、以前、新橋でオーストラリア産牛肉のステーキを食べたときも同じ経験を味わった。どうも学習がされていないようである。
なんとか最後の肉片を口に放り込むと、鉄板の上に残ったライスをフォークで食べた。スープも飲み干して完食。満腹である。
美味かったが、少々食べるのに疲れた。疲れを癒すようにお冷やをゆっくりと飲んで空の鉄板を見る。やっぱりステーキを食べるときは焼き加減をミディアムかミディアムレアくらいで食べた方が良いのだろうか。
お冷やを飲み干すと伝票を持って、入口脇のレジに向かう。代金を精算すると店を出た。
外は既に陽が傾いていて、影が長くなっている。なんだか今日も無駄に1日を過ごしてしまった気分である。