
御用納めの今日は曇りのち晴れ。今朝は上空一面に白い雲が広がっていて、暗い空が更に暗く感じられる。今朝の気温は6℃で、少し寒さが緩んだような陽気である。西よりの風が吹いていて、風がヒンヤリと感じられるものの、それほど寒くは感じなかった。
今日は朝から出勤する。日野駅から乗った電車の車内はさすがにガラガラだった。それでも国分寺駅で車内の座席は全て埋まった。新宿に到着しても、まだ空は夜のように暗く、街灯が寂しげに灯っている。今日の日の出の時刻は6時50分で、1年でもっとも遅い日の出の時刻となる。日の出の時刻を過ぎると、少し空が明るくなってきた。
午前中には雲が切れて、上空に青空が広がってきた。日中は所々に薄い雲が霞のようにかかっているものの、穏やかな冬晴れの空模様となった。昼間の最高気温は14℃で、北よりの風が吹いている。風が冷たいものの、燦々と降り注ぐ日射しがポカポカと暖かくて、心地よい陽気となった。
今日は1日デスクワークで過ごす。今年最後の仕事日は特に大きな案件もなく、定時を廻ったところで机上を整理し、挨拶を済ませると早々に帰宅することにした。年末年始は緊急時に職場から連絡が来るかもしれないので、一応、端末を持って帰ることにした。端末をビジネスリュックサックに入れると、職場を出る。建物を出ると既に空は暗くなっていて、西の空には丸い月が煌々と輝いている。
帰りの電車は少し空いていた。幸い、中野駅で座ることができたので、そのまま立川駅まで寝てしまった。電車が立川駅に到着したところで、電車が立川駅に到着したところで、一旦下車する。
今日はまだいつもより早い時間に立川に着いたので、先日のリベンジを兼ねて、ルミネ立川に入った。エスカレーターで1階に下りて、ドーナツ屋「クリスピークリームドーナツ ルミネ立川店」に入る。
店内は空いていて、空いているテーブル席を1つ確保すると、店の入口に戻って、ショーケースの中を覗き込んだ。ショーケースの中には26日から発売になったキャンペーン「HAPPY START!ETODOZEN」の期間限定ドーナツが並んでいたが、まだ、キャンペーン「HAPPY HOLIDAY」の期間限定ドーナツもいくつか残っていた。もう食べられないと思っていたので、今日はこのキャンペーン「HAPPY HOLIDAY」の期間限定ドーナツの中から、「チョコレートスノーマン」と「ホワイトチーズクリーム」の2種類のドーナツを注文することにする。併せて注文するドリンクは「ココア(ホット)」のトールサイズとした。
レジで代金を支払うと、ドーナツとドリンクの載ったトレーを受け取る。奥のカウンターでドリンクも受け取ると、確保したテーブル席にトレーを運んだ。
「ココア(ホット)」の蓋を開ける。中に入ったココアの温かく甘い香りが鼻腔に広がって、今日の疲れを癒やしてくれるようだ。
カップを持ち上げてココアを飲む。ミルキーな甘さのココアは優しい味わいで、体が温まってホッとする。とてもリラックスした気分になった。
「ココア(ホット)」を飲んで楽しんだところで、いよいよドーナツを食べることにした。最初に手に取ったドーナツは「チョコレートスノーマン」である。
毎年の定番である「チョコレートスノーマン」はドーナツそのものの形は変わらないものの、昨年の「チョコ ベビー スノーマン」の頭と体を反対にした形のドーナツで、生チョコ入りチョコクリームを詰めたドーナツに、ホワイトチョコをコーティングし、ビターチョコで目と口を描き、鼻をストロベリーナパージュで表現して、ストロベリーナパージュのマフラーを巻いている。
ドーナツにかぶりつくと、ドーナツの中に詰められた生チョコ入りチョコクリームが口の中に溢れ出してきた。トロリとしたチョコクリームはミルクチョコレートのような甘さで、表面のホワイトチョコとあいまって、ミルキーな甘さが美味しい。表面のストロベリーピューレ入りのナパージュは、ハッとするような酸味が感じられる甘酸っぱさで、ドーナツにアクセントを与えている。今年の「チョコレートスノーマン」も美味しかった。
ドーナツを1個食べたところで、少し「ココア(ホット)」を飲む。続いて「ホワイトチーズクリーム」を食べることにした。「ホワイトチーズクリーム」はリング状のドーナツに雪のようなマスカルポーネ入りのチーズクリームをたっぷりと載せて、真っ赤なフリーズドライストロベリーと鮮やかなグリーンのピスタチオをトッピングしたクリスマスリースをイメージさせるドーナツである。
ドーナツにかぶりつく。ふわふわのドーナツ生地に重ねられたマスカルポーネ入りのチーズクリームはふんわりとした食感と滑らかな口どけで、ドーナツにボリューム感を与えている。チーズクリームの優しい甘さとフリーズドライストロベリーの甘酸っぱさのバランスが絶妙で、ピスタチオの食感がアクセントになっていて美味しい。
ドーナツを2個食べると、再び「ココア(ホット)」を飲む。ドーナツの甘さが「ココア(ホット)」の甘さに洗い流されて、口の中がココアの優しい甘さで満たされた。「ココア(ホット)」はトールサイズにしたので、しばらく楽しめる。ちょっと手持ち無沙汰になったので、読み物を読むことにした。
ビジネスリュックサックの中から読み物を取りだして、「ココア(ホット)」を楽しみながら記事を読む。しばらく店内で過ごしていると、カップの中のドリンクが無くなった。時計を見ると、既に店に入ってから小一時間は経過している。いつもより早く店に入ったこともあるが、それでも、あと10分後には閉館の時間を迎える。
席を立ち、食器を返すと店を出る。立川駅から電車に乗って日野駅に向かった。駅西側のロータリーの前から空を見上げると、丸い月は暗く澄んだ空の南の空高くに浮かんでいて、明るく輝いている。月の周囲には星がいくつか瞬いていた。日が暮れて北よりの風が吹いてくると、気温が下がってきたようだ。風が冷たくなってきた。