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今日のランチ(バラちらし@美寿思)

2016年09月01日 | 食べ歩き


9月初日の今日は晴れ。今朝は上空に青空が広がっていて、ところどころに雲が浮かんでいるものの、良い天気となった。東の空に昇ってきた太陽の日射しが次第に強くなってきて、陽が当たるところは暑いくらいの陽気である。朝の気温は22℃で昨日と比べて下がったものの、陽が当たってくると次第に気温が上昇してきた。
今朝、下腹部の痛みを覚えて目が覚めた。トイレに籠もっていたが、改善の兆しが見られず、痛みが増すばかりである。昨日の食事で思い当たることもなく、ストレス性の胃痛かとも思ったが、いずれにせよ、仕事に行こうにもトイレから離れられないので、職場に電話をして午前半休を取った。

昼前になって、お腹の状況が小康状態に改善したので出勤する。日中もよく晴れて日射しが照りつけている。日中の最高気温は32℃まで上昇し、昨日にもまして気温が高くなった。しかし、湿度が低いこともあって、カラリとした暑さで、比較的過ごしやすい陽気である。秋を思わせるような気候となった。
職場へはお昼を食べて行くことにした。お腹が悪いといっても、もう出すものは無いくらいに胃袋は空っぽになっている。ちょっとしっかりと食べて行くことにした。電車に乗って新橋駅に出ると、新橋駅から汐留まで移動してカレッタ汐留の地下2階から直通エレベーターで地上46階まで昇った。

エレベーターを降りてすぐ右手に高級寿司屋「美寿思」がある。今日はここでお昼を食べていくことにした。


店に入る。細長い店内は左手に寿司カウンターがあって、カウンター席が13席配されている他、右手にはテーブル席があって、4人掛けのテーブル席が2卓と2人掛けのテーブル席が4卓配されているスペースがある。その奥には10人掛けのテーブル席が1卓配されている個室があるとのことである。

テーブル席は窓に面していて、眼下に築地市場を望むことができるが、今回はカウンター席に座ることにした。カウンター席の端の席に案内してもらうと、椅子に腰を下ろした。卓上には醤油差しが置かれている他、各席に盆があって、盆の上には箸置きと箸、醤油小皿、紙ナプキンが置かれている。
店員が温かいおしぼりを運んできたので、料理を注文する。注文したのは「バラちらし」である。シャリを大盛りにしてもらうことにした。「飲み物は?」と聞かれたので「緑茶で」と答える。しばらくして湯呑みに入った緑茶が運ばれてきた。

おしぼりで手と顔を拭き、緑茶を飲んで料理が出てくるのを待った。最初に運ばれてきたのはセットの茶碗蒸しである。
茶碗蒸しには椎茸、ミツバ、銀杏、小エビが入っていて、ユズの皮が香りを添えている。茶碗蒸しには小さじが添えられた。


続いてバラちらしがカウンターの中から出された。バラちらしにはお新香の小皿が添えられた。最後に奥の厨房からお椀が運ばれてきた。バラチラシには別途匙が添えられた。バラちらしを匙でお食べくださいとのことである。


バラちらしは丼に赤酢で作られた酢飯を盛り、その上に刻み海苔を散らして玉子、かんぴょう、キュウリ、マグロの赤身、ヒラマサ、イカ、アナゴ、サーモン、赤貝の貝ヒモを小さくカットしたものを散らし、トビコと桜おぼろ、おろしワサビを少量ずつ散らしてある。


お新香はタクアンが3枚とガリである。


お椀はアサリの味噌汁で大粒のアサリが4粒入っていて、ミツバが浮いている。


バラちらしを食べる前にまずは緑茶を飲んで、続いてお椀を少し飲んだ。アサリのダシがよく出ていて美味しい。
続いて茶碗蒸しを食べた。茶碗蒸しはよく固まっておらず、舌触りの滑らかなクリーミーな食感で美味しい。ミルキーな味わいの茶碗蒸しの中に入っている柚の皮が清涼感を運んできてくれる。

いよいよバラちらしを食べる。どうやって食べるか、逡巡しているとカウンターの中から板前さんが「醤油小皿に醤油を垂らし、ガリに含ませて丼の上から振ってやると良い」とアドバイスしてくれた。なかなか高級寿司店の作法は上品だ。
アドバイス通りにガリにたっぷりと醤油を垂らして、丼の上から振りかける。適度に振りかけたところで、醤油まみれのガリを丼の上に置いてバラちらしをかき込んだ。

シャリの上に載せられたさまざまな具が口の中で酢飯と混ざり合う。玉子の甘みにマグロの赤身の濃厚な味わい、肉厚な歯ごたえのイカの淡泊な旨みに脂の少ないサーモンの濃厚な味わい、歯ごたえのあるアカガイの貝ヒモの旨みに白焼きのアナゴのほくほくとした食感、ヒラマサのまったりとした旨みにキュウリのシャキシャキとした食感、さくらおぼろの甘さにかんぴょうに染み込んだ甘辛い味わい、最後はトビコのプチプチとした食感をまろやかな上品な味わいの酢飯が口の中でうまくまとめている。
丼の片隅に置いた醤油まみれのガリも一緒に食べてしまった。小さく小分けにトッピングされたおろしワサビの爽快な風味が口の中で広がりつつもツンとしないので、却ってワサビの風味を楽しみながら丼を味わえた。丼を食べながら途中箸休めにタクアンを囓りながら、ひたすらバラちらしを食べる。

丼が空になると最後に味噌汁を飲み干し、中に入っていたアサリの身をほじくり出して食べで完食する。美味しかった。
最後にお茶を飲み干して余韻に浸る。お茶を飲み干すと店の入り口にあるレジで勘定を済ませて店を出た。

午後は職場に出勤して1日デスクワークに取り組む。急に拍子抜けしたような気分になって、眼前の仕事も目減りしてしまったような気分である。
まだ体が本調子ではないことも手伝って、今日は仕事を終えると早々に帰宅することにした。

夕方になって気温はだいぶ落ちてきたが、それでもまだまだ暑い。夜になって湿度も上がってきたようだ。蒸し暑さを覚えて、汗拭用のタオルで額を拭いながら帰宅した。


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