小笠原諸島父島出張（往路）

今日は曇りのち晴れ。今朝は上空に雲が広がっていたが、西の空には雲の合間から青空も見えている。朝の気温は16℃で風は無く、空気がヒンヤリと感じられた。天気予報では今日は暑くなるとの予報なので、今日は半袖のワイシャツで出勤することにした。
電車に乗って新宿に到着すると、上空は雲に覆われていて、薄日が射していた。弱い南風が吹いていて、湿度が高く、ムシムシとした陽気である。半袖のワイシャツでちょうど良いくらいだった。

今日から小笠原に出張する。船中２泊を含む５泊６日の日程で30日に新宿に戻る予定となっている。昨日、なんとか準備を終えることができた。今日は一旦、職場に出勤し、荷物を持って竹芝桟橋から出るおがさわら丸に乗船する。新宿からはタクシーで竹芝桟橋に向かった。
おがさわら丸の出航は11時で、乗船開始は10時15分からである。ちょっと余裕を持って行ったのだが、結果的にはかなり焦ってしまった。早々に船室に入り、荷物を下ろしてひと息つく。

職場が予約をしたのは一等個室である。室内はベッドが２台とテレビ、小さなテーブルとソファーがある。
船が出航したのは時刻通りの午前11時である。船はレインボーブリッジをくぐり、竹芝桟橋を後にする。



窓の外からは船の進行左手が見えた。船が東京湾を出るとかなり揺れると聞いていたので、早々にお昼を食べることにした。

（　今日のラーメン（チャーシューメン（島塩）＠レストラン Chichijima） に続く　）

お昼を食べると、個室に入った。船が東京湾を抜けたのは14時30分頃である。湾内にいるときに比べて幾分船も揺れてきた。窓の外を見ると、青い海面に白波が立っている。風もかなり強そうである。


窓の外を眺めていても、窓外には見渡す限り水平線が広がっている。特にやることもなく、船室で持参した読み物をひたすら読みふける。東京湾を出てしまうと、スマホのアンテナも立たなくなったので、思い切って電源を切ってしまってしまった。
17時半になってレストランの営業開始のアナウンスがあった。夕食にはまだ早い時間帯だったが、時間帯によっては混むこともあるとのアナウンスに早めに食べてしまうことにした。確かに夕食を早めに済ましておけば、早めに寝ることができそうである。

（　今日の夕食（鮮魚丼＠レストラン Chichijima）　に続く　）

夕食を食べた後は６階のデッキに出てみた。ちょうど船は八丈島の沖合を通過するところで、船の進行方向右手に八丈島のシルエットが見える。


その右手に夕日が沈むのが見えた。生憎、水平線の上には雲がかかっていて、夕日は雲に隠れるとやがて水平線の彼方に消えてしまった。


日が沈むと、漆黒の闇が海面を覆った。船室に戻る途中で、自販機で缶チューハイを１本買う。特にやることはないので、缶チューハイを飲んで、さっさと寝てしまうことにした。