
今日は曇り。今朝は上空にどんよりとした雲がかかっていて、日差しが無く薄明るい朝となった。朝の気温は23℃で昨日よりは少し気温が上がったものの、めっきり朝晩が涼しく感じられるようになった。しかし、今日は湿度が高く、シメシメとした陽気である。
今日は自分の誕生日ということもあって、夏休みを1日取ったのだが、仕事で出かけることになった。仕方ないので、午前中は休ませてもらって、午後職場に行くことにした。
日中は一時的に日が射して、気温も27℃まで上昇して夏日となった。しかし、湿度が高くてムシムシとした陽気である。歩いていると汗だくになってしまい、汗拭き用のタオルが手放せない。
職場に行く前にお昼を食べていくことにした。新大橋通りから先日「ばらちらし丼」を食べた寿司屋「寿司岩 築地支店」の脇の道に入り、同じく先日「2段ちらし」を食べた寿司屋「かつら」の前にある居酒屋「jige 築地店」に入店する。
店は1階と地下1階に分かれていて、入口も別々となっている。1階は奥に厨房があって、厨房の前にカウンター席が8席直線状に配されている他、4人掛けのテーブル席が6卓と2人掛けのテーブル席が1卓ある。店員に案内されてカウンター席の1つに腰を下ろした。
席に座ると冷麦茶の入った湯呑みと熱いおしぼりが出された。冷麦茶を飲みながら卓上にあるメニューを眺める。卓上にはメニューの他に醤油と一味唐辛子、冷麦茶ポット、楊枝が置かれている。
今日のランチメニューは「鮪かま炭火焼」「鮪セット(鮪かま(小)炭火焼とお刺身)」「鶏炭火焼丼と鮪かま(小)セット」「金華さば炭火焼とお刺身セット」の4種類が用意されている。ご飯と味噌汁はお替わり自由とのことである。
注文したのは「鮪かま炭火焼」である。ご飯お替わり自由ということで、ご飯を大盛りで持ってきてもらうことにした。
お茶を飲んでしばらく待っていると、料理が載ったトレーが運ばれてきた。
鮪かま炭火焼は大きな皿に特大の鮪かま炭火焼が3個載せられていて、醤油ベースのタレが掛けられており、ダイコンおろしが添えられている。
定食には小鉢が一品とお新香がついている。小鉢は冷や奴で醤油ベースの餡がかけられて刻んだ九条ネギが散らされている。
お新香はダイコン、ハクサイ、青菜、ニンジンの浅漬けをミックスにしたものである。
ご飯は大盛りにしたこともあって盛りが良い。山盛りにしてくれたようである。
味噌汁には海苔が入っていて巻き麩が浮いており、刻んだ九条ネギが浮いている。
まずはお手拭きで顔と手を拭くと、味噌汁をずずっと飲んだ。続いていきなり鮪のカマ焼きでご飯を食べる。特大の鮪のカマ焼きは香ばしい風味を漂わせている。箸で骨から身をそぎ落とすと、ごっそりと身が取れた。ボリュームのある身は筋肉質で、口の中に入れるとホロホロとした食感に適度な歯応えがあって美味しい。甘辛い餡が絡まり、更に旨みを増しているようである。
特大の鮪のカマの骨もまた大きい。骨を入れる皿が欲しくなって、冷や奴を先に食べた。やや酸味のある醤油ベースの餡は豆腐をさっぱりと食べさせてくれる。豆腐を食べてしまうと、鮪の骨を豆腐の入っていた器に移した。
鮪のカマはとにかく大きくて、肉をそぎ落としてはご飯の上に載せ、ダイコンおろしを載せて食べるのだが、いっこうに鮪の肉の量が減らない。しかもご飯がみるみる内に無くなっていく。本来ならば、ご飯をお替わりしたいところなのだが、鮪のカマを食べているだけでもかなりの量だ。ちょっとお替わりをするのは控えてみた。
鮪の骨から全て身をそぎ落とし、タレに浸して食べる。鮪だけでかなりお腹も膨れてしまった。結構、ベルトがきつい。鮪をなんとか片付けてしまうと、お新香を口の中に放り込んで、最後に味噌汁を飲み干して完食した。かなりお腹いっぱいである。昨日、夕食をたらふく食べたことも影響していると思うが、ご飯お替わり自由の店でご飯をお替わりしなかったのはちょっと残念である。
最後に湯呑みに残った冷麦茶を飲み干すと席を立ち、入口のレジで代金を払って店を出た。店の外には入店待ちの客が行列を作っていた。
今回のランチはかなり満足度が高い。機会があればまた来たいものである。
午後は職場に行って仕事にとりかかる。仕事が終わったらさっさと帰るつもりでいたのだが、結局仕事が終わったのは夜になってからである。なんだかあまり休めた気がしなかった。
夜、帰宅の途につく。家に着いてから雨が降り始めてきた。