
謹賀新年。
令和二年の元旦は快晴。昨夜少し遅く寝たこともあって、目が覚めたのは午前10時を廻っていた。カーテンを開けて窓の外を見ると、上空には雲ひとつ無い青空が広がっていて、弱い南よりの風が吹いている。郵便受けに投函された年賀状を取りに玄関の扉を開けると、冷蔵庫を開けたときのような冷気が室内に流れ込んできた。
日中も良く晴れて、上空には気持ちの良いくらの青空が広がっている。昼間の最高気温は9℃を上回るくらいで、日射しが燦々と降り注いでいて、穏やかな陽気となった。
今日は午後になって、高幡不動尊に初詣に出かけることにした。高幡不動尊までは日野駅前からバスに乗って京王線高幡不動駅まで行き、駅前から高幡不動尊まで延びる高幡不動尊参道を進む。
昨年は参道の入口付近まで参詣客の列ができていたが、今年も同じくらいまで列が延びていた。ただ心なしか、昨年よりも列の密度がまばらに思える。列に並んで20分ほどで川崎街道を渡り、高幡不動尊の仁王門に着いた。
仁王門をくぐると、境内は参詣客で混み合っている。境内には警察官が立っていて、交通整理に当たっていた。
境内に入ると不動堂に昇り、参詣を済ませる。
更に境内の奥に進んで大師堂で参拝。境内は露店が所狭しと立ち並び、その間を参詣客が食べ歩きしながら練り歩いている。気付くと、誰かに食べ物をぶつけられたらしい。上着が汚れていた。
境内を出ると、高幡不動駅まで歩いて戻る。帰りは高幡不動駅から多摩モノレールに乗って立川に出た。多摩モノレール立川南駅に到着する頃には既に日は沈み、西の空には白く光る細い月が浮かんでいる。
立川駅からはJR中央線に乗って豊田駅に移動し、休憩を兼ねてお茶をしたり、買物をしたりした後、帰宅の途につく。夜になって北よりの風が吹いてくると、気温がぐっと下がってきた。