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今日の夕食(ジャンボロースカツ定食@弁けい)

2017年12月28日 | 食べ歩き(肉料理)


官庁御用納めの今日は晴れ。今朝は上空に雲ひとつ無い澄んだ青空が広がっていて、東の空に朝日が昇ってくると次第に明るくなってきた。朝の気温は1℃で北風が吹いていて、ダウンコートを着ていてもコートの中に冷気が忍び込んでくるような寒さである。
日中も良く晴れて、上空には青空が広がった。日射しは燦々と降り注いでいるが、今朝と同様に北風が強く吹いている。昼間の最高気温は10℃に達せず、真冬の寒さである。空気はカラカラに乾燥していて、乾いた風に道路上の落ち葉が舞っていた。

夜、仕事を終えて帰宅の途につく。今の部署は御用納めだからといって、夜に仕事納めに飲みに行くような職場ではない。いつの間にか、ほとんどの人が帰っていて、自分が職場を出たのは最後の方だった。
今日は仕事の帰りに夕食を食べて帰ることにした。職場のあるビルを出ると、京王プラザホテルの東側を南北に延びる東通りを北に歩いていく。やがて、左手に新宿アイランドタワーが見えてきたところで、新宿警察署手前の角を左に折れた。

やがて右手に先日「魚介豚骨つけめん」を食べたラーメン屋「麺食い慎太郎」が見えてくるが、その手前の角を右に折れる。青梅通りに向かって歩いていくと、ラーメン屋「麺食い慎太郎」のあるビルの1階にいくつかの店が並んでいるが、その中の1つにとんかつ屋「弁けい」がある。今日はこの店に入ることにした。


店に入る。店内は右手奥に厨房があり、厨房に面してカウンター席が7席配されている他、手前と奥に4人掛けのテーブル席が2卓と2人掛けのテーブル席が3卓配されている。
店員に2人掛けのテーブル席に座るように言われて、席に座る。席に座ると、熱いほうじ茶の入った湯呑みと箸が置かれた。卓上にはとんかつソースとゴマドレッシング、楊枝、紙ナプキン、ラミネートされたメニューが置かれている。お茶を飲みながらメニューを眺めた。

メニューは各種定食、丼等で構成されている。なお、定食はライス、味噌汁、お新香が付いているが、ライスは2杯までとのこと。
注文したのは「ジャンボロースカツ定食」である。ご飯を大盛りにできるか聞くと、店員から「1回お替わりができます」と言われただけだった。以前、国分寺で「ヒレかつ定食」を食べたとんかつ屋「とんき 国分寺店」を思い出した。

更に、今日で仕事納めなので軽く飲もうかと考えてビールを注文しようとすると、店員から「料理の注文は8時です。閉店は8時30分なので、それまでに食べてください」と言われて思わず時計をみた。もうラストオーダーの時間である。これから料理を作って8時30分までに食べなくてはいけないのか。かなり辛いタイムリミットである。
とにかく早く料理が来なければ、食べる時間が稼げない。ビールの注文はすぐに撤回した。時計を見ながら気を揉んでいると、料理が運ばれてきた。

最初にご飯と味噌汁、お新香、洋辛子が出された。ご飯は茶碗に山盛りに盛られていて、なかなか盛りがいい。


味噌汁はしじみの味噌汁で中には15粒のしじみが入っていた。


お新香はきゅうりとニンジン、カブの浅漬けである。


続いてジャンボロースカツが運ばれてきた。ジャンボロースカツが載せられた皿には10切れにカットされたロースカツが載せられていて、その脇にキャベツの千切りが盛られている他、サニーレタスを敷いて、キュウリの入ったポテトサラダが載せられている。キャベツの千切りにはカットトマトとスライスされたキュウリも添えられている。


時間も無いことなので、さっそく味噌汁をずずっと飲んだ。外は寒いこともあって、温かい味噌汁が美味しく感じられる。しじみのダシが胃袋に染み入るようである。
続いてサラダにたっぷりとゴマドレッシングをかけると、キャベツを頬張った。キャベツの千切りはその食感が味わえるくらいのざく切りで、キャベツの甘みが感じられて美味しい。ドレッシングのゴマの風味がなんとも食欲をそそる。

今日は乾燥しているということも手伝って、ジューシーなトマトにみずみずしいキュウリがなんとも美味しかった。千切りキャベツに添えられたポテトサラダは舌触りが滑らかで、しかもボリュームがあって美味しい。時間があれば、ゆっくりと味わって食べたいところだが、そうもいかない。
サラダとキャベツの千切りをあらかた食べ終わったところで、いよいよロースカツに箸をつける。ロースカツはかなり分厚く、厚さが2センチくらいあるが、脂身がやや多めである。


ロースカツを1切れご飯の上に載せると、まずは何もつけずに口に運んだ。カリカリとした食感の衣に覆われたロースカツはジューシーで美味しい。豚肉の旨みが口の中に広がって、ご飯が進みそうだ。ただ、脂身の特有の食感がどうも好きでなく、喉の奥に押し込むようにして肉を食べた。
続いて、卓上のトンカツソースでロースカツを食べる。サラサラとした食感のトンカツソースはほのかに酸味が感じられる。ソースを吸い込んだ衣を纏ったロースカツを食べると、肉の旨みをしっかりと受け止めると同時に、肉の旨みと絶妙にマッチして美味しい。

ロースカツをご飯の上に載せてはその都度、ソースをかけてご飯を食べる。かなり贅沢にロースカツを食べたが、5切れ食べたところでご飯も無くなった。
ここでご飯をお替わり。時計をチラと見た。まだ時間に余裕がありそうだ。2杯目のご飯も山盛りにして出してくれた。


再び、ロースカツをご飯の上に載せては、トンカツソースをかけてご飯をかき込む。2杯目のご飯は少し米粒の水分が多いようだ。ややべっちょりとした食感のご飯である。
ロースカツを食べながら、箸休めにお新香を食べる。3種類のお新香はどれもカットが大きめで、それだけでなかなかボリュームがある。お新香をバリバリ食べながら、ご飯を食べた。

ロースカツを食べ終わると、ご飯もおおかた無くなった。最後に味噌汁を飲み干し、味噌汁の中のシジミの身をほじくり出して食べる。美味しかったが、もう少し時間に余裕が欲しかった。
最後にお茶を飲み干して完食。入口のレジで代金を払って店を出た。

外は寒かった昼よりもさらにぐっと気温が下がってきた。今日は1日中、冷たい北風が吹いていて、外を歩いていると耳の先が痛くなるような寒さである。
今日は御用納めということもあって、街は混み合っている。人混みをかき分けるようにして新宿駅に向かった。天頂には月が明るい光を放っていた。


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