
今日は曇りときどき晴れ。今朝は上空をどんよりとした雲が覆っていて、日射しが無く、薄暗い朝である。今朝の気温は23℃で昨日と比べてぐっと気温が下がった。扉を開けるとヒンヤリとした空気が部屋の中に流れ込んできて、ちょっと驚く。しかし、外に出ると湿度が高いせいか、少し生ぬるい空気が吹いてくるように感じた。
今日は平日週休日なので、朝はゆっくりと過ごして、9時過ぎに目を覚ました。ここ数日いろいろと公私共に忙しかったので、ようやくゆっくりできる時間ができたといったところだが、なんやかんやとやることがいっぱいあって、心が落ち着かない。気持ちに体もついて行かないようだ。ひどく疲れを感じる。
今朝は明日の写真部の例会に出す写真をプリンタで印刷していたのだが、プリンタの調子が悪くて、印刷に手間取ってしまった。そのほかにもいろいろとやることがあって、気が付いたときには既にお昼を回っていた。
日中の気温は30℃に達しなかったが、湿度が高めでシメシメとした陽気である。汗はあまりかかなかったが、涼しいという陽気でもない。スッキリとしない陽気である。
お昼は外で食べることにした。電車に乗って新宿に出た。新宿駅西口小滝橋通りを北に行き、大ガード下交差点を越えて更に北に進む。1つ目の信号を左に入り、二股に分かれている道を左に入って左側に見える「秘伝 油そば 春日亭」と書かれた油そば専門店「春日亭 西新宿店」に入店する。
店に入ると入口右手に券売機があり、ここで食券を購入する。購入した食券を手にカウンター席に座った。店内は入口左手に厨房があり、厨房を囲むようにL字形にカウンター席が8席配されている。
席に座ると、食券をカウンターの上に置いた。注文したのは一番人気メニューの「炙り鳥豚油そば」「中盛」だが、14時~17時は平日タイムサービスということで、サイズをワンランクアップでき、「中盛」を「特盛」にサイズアップしてもらった。ちなみにサイズアップは「並盛 → 中盛」「中盛 → 大盛・特盛」の2パターンがある。これにインターネットのホームページから印刷したクーポン券を渡して半熟味付煮玉子を半玉サービスしてもらうことにした。ちなみに麺の量は並盛1玉150g(茹で後270g)、中盛1.5玉225g(茹で後405g)、大盛2玉300g(茹で後540g)、特盛2.5玉375g(茹で後675g)となっており、大盛と特盛が同価となっている。
更に店員から「野菜とにんにくはどうするか?」と聞かれた。油そばには無料トッピングがあって、にんにく(少なめ・普通・多め)、野菜増量(鶏豚のみ)、ネギ増量(醤油のみ)、油の量(普通・多め)、味(普通・濃いめ)が選べる。更にマヨネーズについては店員に直接注文する他、割りスープもオーダーできる。ということで、「野菜多め、にんにく普通」とコールした。
「油そば」を注文するとカウンターの上にあったコップを1つ手に取り、おなじくカウンターの上にある給水器からお冷やをコップに注いだ。お冷やは冷麦茶で、お冷やを飲みながら、油そばが出てくるのを待つ。テーブルの上には酢、ラー油、一味唐辛子、豆板醤、黒胡椒ミル、ブラックペッパーグラウンドといった調味料や薬味の他、箸、楊枝、レンゲが並んでいる。カウンターの上にはお冷やのコップと給水器が置かれていた。
しばらくして「炙り鳥豚油そば」「特盛」がカウンターの中から出された。麺は太麺の縮れ麺で麺の上にはチャーシューが4枚と味玉半個、モヤシ、キャベツ、メンマが載っていて、タレがかけられている。麺とタレとは少しかき混ぜてあるようだ。それにしても期待していたよりも少ない気がする。これで、麺の量が600g入っているのか、ちょっと疑問に感じずに入られないが、とにかく、食べることにしよう。
麺の上に載っている具材を油そばにかき混ぜるようにして、少し箸でかき混ぜると麺を口に運んだ。油そばの醤油タレは鶏ガラと豚骨をじっくりと2日間煮込んだり炊き出したものを使用しているとのことである。
まずはそのまま食べる。麺は1本1本がボリューミーでモチモチとした食感である。ラー油やマヨネーズをかけなくても十分美味しいので、そのまま食べることにした。麺にのせられた炙りチャーシューは、炙られたことによって、余分な脂が落とされている。赤身と脂身が半々くらいのチャーシューで香ばしく、食欲をそそる。チャーシューを食べながら麺を食べた。
麺をおおかた食べ終わったところで、丼の底に醤油タレが残った。割スープをもらおうと店員に丼を渡し、丼の中に割スープを注いでもらった。割スープも鶏ガラと豚骨を煮込んで作ったスープということで、臭みを消すために刻みショウガが入っている。ちなみにこの割スープは頼めば油そばを食べる前に提供してもらえるとのことである。今回は知らなかったので、頼まなかった。
割スープを注いで貰った丼をあらためて受け取ると、これを飲み干し完食。ショウガの辛みが効いたスープの旨みが直接的に伝わって、美味しかった。油っぽくなった口の中がさっぱりとしたような感じである。最後にコップに残ったお冷やを飲み干して丼をカウンターの上に上げると、席を立って店を出た。
お腹いっぱいになったところで、再び電車に乗って中野に出た。写真を撮りながら自宅に帰る。帰宅した頃には既に陽は傾き、夕暮れになっていた。なんだか今日も1日を無駄にした気分である。