悪い種子 地獄へ行くぞ!大吾郎!

エロ満賀道雄がお送りする少し面白い話とマンガの話とか。なぜ? それは暇だからです。

フランケン、フランケン!

2008年10月05日 03時54分24秒 | 架空AVレビュー
『フランケンシュタイン』ににまつわる怖い話というのをテレビで観ました。
元々この小説は、作者メアリー・シェリーとその友人達が別荘で余暇を過ごしている時に退屈しのぎに各々小説を書いてみようという事で書かれた話だそうです。結局小説を書き上げたのはメアリー一人だったのですが、その後、夫も含むその時の友人達が一人ずつ不幸な死を迎えたのでした。『フランケンシュタイン』の呪い、という事でもないんでしょうが不吉な話ですね。しかしためになるなあ、『ビーバップ・ハイヒール』。
フランケン、というとあの怪物の姿を思い出す人も多いかもしれませんが、実際は怪物の生みの親、フランケンシュタイン博士の事なのです。でも怪物の名前として浸透してますよね。怪物くんのお供の3人組にもいるし。その他、映画や漫画などにも多く登場しています。最も有名なモンスターの一人ではないでしょうか。
また、フランケン博士には実在のモデルがいるという説もあります。『フランケンシュタインの日記』( ヒューバート・ヴェナブルズ編 )という本もありますが、これはフェイクドキュメンタリーだ、とあとがきで読んだ記憶があります。手元に無いので確認出来ないのが残念ですが、これは偽史のようなものではないかと思います。このブログを書くのにも参考になりそうです。


という事で今回はフランケンづくし、不乱剣らん『フランケンシュタインの女』を紹介します。
細見で長身の不乱剣らんクン、モデルの様な美しさですが芸名に不満はないのでしょうか。この作品以外もこの名前でフランケンシリーズを?確かにバリエーションは多くありそうですが。『花嫁』とか『対地底怪獣』とか。
さて作品は子供時代の回想から始まります。もちろんAVの常、子供時代も今の本人が演じますが、女優はまだしも男優は厳しいですね。
子供の頃、幼馴染の男の子と「フランケンごっこ」(フランケンのマスクをかぶって追いかけ合うというシュールな遊び)をしていた彼女は、その遊びの途中に幼馴染が事故に遭い死んでしまった事がトラウマになり普通の男性と付き合えなくなっていました。「自分は他人を愛せないのか?」と思い悩む彼女は自暴自棄に行きずりの男に体を任せますが、ふとした事で男を殺してしまいます。暗い話!
逃走する彼女を警官が追うのですが、何故か彼女はこの時フランケンのマスクをかぶっています。心理描写なんでしょうが謎すぎます。そして警官隊に取り押さえられますがここで群衆から「フランケン」コールが起こるのも謎です。
留置所の中、彼女の妄想にフランケンのマスクをかぶった幼馴染が現れ「フランケン、フランケン!ウォー!」と叫びながら始まる最後の絡みは、観ているこちらも叫び出してしまいそうな不条理オーラをまき散らしていました。何か覗いてはいけないものを観てしまった気分です。このような作品の登場はメアリー・シェリーも予想だにしなかったでしょう。


僕も機会に恵まれれば人生で一度くらい「フランケン、ウオォー!!」とか叫んでみたいです。
意外に冠婚葬祭にあいそうじゃないですか?


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