バーニーズ物語☆エリン舎

バーニーズブリーダーとして、今年の8月で27年。
健康でバランスのとれたバーニーズを世の中に

5月12日(金)

2006年05月12日 23時33分55秒 | 日々のわんこ

テイが元気がないー。病院に連れて行くと〝乳房炎〟と診断され入院になった。熱があり、食欲もない。左の乳房が異常に腫れていた。乳腺炎は良く聞くが、乳房炎は初めての病名だった。抗生物質を体に入れる以外に方法はないそうだ。
昨日の三男の死が彼女にとって打撃だったのかもしれない。

テイは帝王切開で生まれているが、彼女の母は、産後が悪くしばらく入院したため元気な子の血液を分離して血漿を飲ませ免疫をつけた。人間はお腹にいるときに免疫のほとんどをもらうが、わんこたちはお腹にいるときは15%未満の免疫しかもらわず、生後3日以内の初乳から免疫をもらう。この子達も元気な子の血液を取り血漿を飲ませることになるのだろうか?
免疫状態は良いので、今回は子供に血漿を飲ませなくても良いと木俣動物病院の結城先生はおっしゃった。
テイを病院に預けて帰ると赤ちゃんたちが泣いていた。そうだ!今日から3時間おきの授乳が始まるのだ。
テイが安心できるようにしっかりとこの子達を育てなければならない。
早速授乳を始めた。お母さんの乳首と違うプラスティックはいやらしく、最初は上手に飲めなかったが、空腹が勝ってどの子も40cc以上飲んで幸せそうに眠った。