バーニーズ物語☆エリン舎

バーニーズブリーダーとして、今年の8月で27年。
健康でバランスのとれたバーニーズを世の中に

11月22日(火)

2005年11月22日 11時55分20秒 | 日々のわんこ

人は当たり前のことだが、感じ方がいろいろと違う。10年以上も花島と青島と仕事をしているが、未だにこのふたりのことがよくわからない。
青島は、8桁に近いお金を貸して逃げた知人が3人もいるのに傷つく様子もなく「お金は貸した方が悪い。あげたと思えば何とも思わない。」とすっからかんになった貯金を「また貯めよぉ~」と元気よく言ってあっけらかんとしている。人からの批判も「人それぞれの受け止め方だからしかたがない。その人の見方も見方を変えれば一理ある」と言って誤解され、ひどいことを言われているのに気にしない。それなのにペットエコの荷物を送って『思っていたものと違っていました。』と言われ返却されるとなぜか?ひどく傷つく。それから渡した子犬が『下痢をした』『皮膚にブツブツが出た』というメールをもらうと毎日「○○ちゃん、大丈夫かしら?」と心配し、メールをしようか、電話をしようかと迷う。「そんなに気になるなら聞いてみたら」と言うと「今、具合悪くって大変なのよ。そんな時にメールや電話で煩わせられない。」とまるで寝ているわんこの手を握り、必死に看病していて寸暇も休まない飼い主さんを想像しているかのように言う。
青島の下の娘は、生後3日でアトピーと診断された。小学生まで全身の皮膚が赤く腫れ、乾燥し痛々しかった。喘息発作の入院も数知れない。
気功師で医師でもある于先生やマクロビオテッィクの久司先生に出会って、腸をきれいにする治療をしてから、普通の子よりもち肌になり「肌がきれいねぇ~」と言われるようになった。何を食べても喘息発作が出なくなった。
その方法を応用してエリン舎出身ではなくても相談を受けたアトピーわんこたちの飼い主に必死に話をし、全員が完治した。「さすがーバーニーズの飼い主さんだわ」と喜んだ。この人の感覚にはついていけない。