バーニーズ物語☆エリン舎

バーニーズブリーダーとして、今年の8月で27年。
健康でバランスのとれたバーニーズを世の中に

11月14日(月)

2005年11月14日 11時31分16秒 | 日々のわんこ

パソコンの仔犬予約リストソフトを作ってもらった。予約、キャンセルは、簡単にでき一目で順番がわかる。
早速ソフトを使用して、華の妊娠報告をした。弊社ではお待たせすることが多いため、早目に欲しい方は他でご縁を持つ。他でご縁の合った方たちからキャンセルのご連絡は、待っている方々の順番が上がるし、お渡しできる時期がわかりやすくなるため大変ありがたく思う。それに楽しい幸せな日々を送っていると思うとこちらまでウキウキする。
ところがキャンセルの連絡とともに他でご縁があった子たちの相談が増えるのには、頭を悩ませる。「指が6本ある、7本ある」、「右手が湾曲している。」「コクシジウムがいると言われたが、安楽死させた方が良いか?」「水様便が止まらない。」「血統書が来ない。」「顔に茶色が出ると言われたが未だに白いまま」「お臍のヘルニアと言われたが手術した方が良いか?」「この子が大きくなったらお宅で妊娠させて欲しい。」と様々の相談に弊社の子達の世話の時間を削って答えていく。
子供を残したいという気持ちは充分わかるが、バーニーズは一時絶滅品種だったため血統を考えて交配をしないと考えられないような問題が出る。ブリーダーの中でも繁殖家と言われている方たちは、バーニーズの特色を知らずに人気犬種だからと交配をしている方もいると言う。
バーニーズの特徴をブリーダーも飼い主様も勉強していれば上記のような相談はなくなる。かわいいから衝動的に家族にする。かわいいから子供をとる。お金になるから子供を生ませる。そんなことは止めて欲しい。
親犬、仔犬の健康、血統、骨量、股関節を考えて交配をするのは、ブリーダーとして当たり前のことだと思う。