昼食後、出発して間もなくみにづながスヤスヤとお昼寝をはじめた。
それを見ていたあたしもいつの間にかスヤスヤと眠っていたらしく、
目覚めるとそこは目的地のわいた温泉郷。おお～、山の方は雪がつもっとる！
旅館はいくつか候補があった中で、今回はというか今回もわいた山荘へ。
冬の山の夕暮れは早い。
部屋で仲居さんが出してくれたおだんごをぺロリといただき、さっそく夕食前に
ひとっ風呂浴びにゆく。
夫婦でメインや小鉢のメニューが違うというプランにしていたので、
だんなさんはすき焼き、あたしはしゃぶしゃぶを。いろいろ食べられてうれしい。
お豆腐をだし汁ですりつぶしたのをみにづなに食べさせてみると食べる食べる、
「もっとー！！」とか言いだすんじゃないかと思うほどの勢いで平らげてしまった。
んね～、おいしかったね～
満足満足。おなかぱんぱん。
みにづなが寝たあと、文庫本を持って１人いそいそと露天風呂へ。
外に出ると雪がちらつき始めているではないか。おお、風流な。
暗闇に灯る外灯と乳青色のお湯と白い湯気と白い雪。
なんとも贅沢なひととき。