横綱部屋

よこづなへや

旅日記 四

2011-12-16 23:26:56 | おえかき
2年前に来たときは、まだ車にナヴィゲーションというものがついてなかったので
あたしが助手席で、たまにだんなさんが路肩に停めて、道路地図を眺めたり
逆さにしたりひっくり返したりしながら道のりを辿ったものだった。
おそらく宿泊先の旅館からそう遠くないところまでは来ているはずというあたりで迷ってしまい、
チェックインの時間を大幅に過ぎてしまった上にすっかり暗くなった慣れない道路を
曲がりきれずに路肩に乗り上げてしまい、通りすがりの方に手伝ってもらったりしたこともあった。
迷い道も今では旅のいい思い出である。
そしてその後、だんなさんはナビを購入。今更ながらこれってすごいなあ。文明の利器。
格段に便利にはなったが、地図を見ながらああでもないこうでもないと模索する
旅ならではのあのやりとりが懐かしい。


さて、湯布院から別府港までの道のりをそんなナビで検索したところ
どうやらフェリー出港まであまり余裕をこいている時間はないらしい。
しかしここは!ここだけは外したくない!という張りに張った食い意地を妻が発揮、
湯沢家の団子を持ち帰りしてもらう。
なるべくあたたかいうちにどうぞ、と店子さんに言われていたので
またもギリギリで乗り込んだフェリー内でなるべくあたたかいうちにいただいた。
うんま~。
雑誌には1人で5本はぺロリといける、とあったが確かにこれなら10本は
軽くいける。
船はゆっくりと速度を上げ、別府港を後にするのであった。


とまあ、あっという間の2日間。そしてもう1週間が経とうとしている。
楽しかった~。また来年行きたい。九州貯金はじめよう。


阿蘇神社のみやげ物屋さんで買ったじねんじょ。
折しもちょっと前にテレビで見てあれ食べたいと思っていたあの自然薯。
即買いしてホクホクで持って帰った。


そんなじねんじょをふんだんに使っての新妻食堂月曜のおしながき

・白ごはん
・じねんじょのとろろ汁
・じねんじょバーグ
・じねんじょ短冊
・じねんじょの揚げとろ

なんというか、しっかりコシがある感じ。おいしかった~


あの団子もまた食べたい。
あたしの中で「団子を食べる人」というのはなぜか江戸時代の町人というイメージ。
前世でよっぽど食べそこねたのだろうか。
コメント (2)
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