前日(5/15・金)突然に、出雲大社に行ってきました。
といっても、島根県出雲市の本家様には、遠すぎて行けないので
(いつかは行きたい)六本木にある東京分祠へ行ってきたのです。
前から存在は知ってても、田舎者が六本木までわざわざ繰り出すには、
こじつけの理由が必要で(笑)
新国立美術館へマグリット展を見に行くのに「ついで」のつもりで検索したら、
丁度15日が【月次祭(つきなみさい)】という例祭日だと知り。
誰でも参列OKの言葉に甘え、ノコノコ行ったら、本気の神事だった(爆)←当然じゃ
お不動さんとかはよく行くけど、ちゃんとした神事は初めてなので、
興味本位で行ったら、本気過ぎて焦ったが(殴)、いい体験が出来ました。
■月次祭(つきなみさい)
月次祭は神様及び御先祖様に感謝する月ごとのお祭りです。
御神前及び祖霊社に感謝の意を捧げ、皇室国家の弥栄と教信徒の皆様方の
日々の安泰と幸福をお祈りします。
朝10時からなので、早起きして通勤列車にもまれ六本木駅へ
駅と新美の間にあるので、美術館に行くならぜひ寄るとヨロシ。
ビルの中にあるのは調べて知ってたけど、見逃すほどに普通の路地の中の
佇まいなので、のぼりが無ければスルーしそうな外観です。
表札?これだけだし。
階段を上がると御神殿があり(正面の写真は遠慮してと言われたので無し)
左に祓社とこれの手前に手水舎があるけど、写真撮ってないや。
ビル内らしく?手水舎が自動の水ってのが現代っぽいが、お清めし、
自分で白い棒のやつ(なんて言うんだ?)お祓い。
月次祭がどんなものかも知らず、一番後ろで見物できればイイよね?
なんて軽く思ってたんだけど、御神殿の中まで入って、しかも前列で
参列しちゃったよ(爆)
まぁ、10人程度しか居なかったから、しょーがないけど(^^;
もっと大勢いるのかな?と思ってたら、お一人様の本気のお参りの女子が
うちらの他に4人居ただけで、あとは関係者?っぽいおじさんが5.6人と
神主様が4名ほど。
まぁ、平日の朝10時だしな。
椅子2列並んでいて、先に後ろが埋まったので、前列で参加。
でもご親切に参列方法の用紙が置いてあるので、それを見ながらご拝礼。
出雲大社では「ニ拝四拍手 一拝」(右手を少し下にずらし四度び打つ)
慣れないので、神主様の動きを横目で覗きながらやってたので、
結局なんも祈ってなかった気がするのは、興味本位で行ってゴメンナサイ。
しかし、罰当たりな言い方だが、面白かったです。
初体験はすべてが新鮮。
いろんな言葉を唱和してきた。
「謝恩詞」(しゃおんじ)―かしこみ~かしこみ~。
「美しい国日本」―明治天皇の御製(みうた)と、お言葉
「神語」―幸魂 奇魂。守給 幸給
(さきみたま くしみたま まもりたまひ さきはへたまへ)
「幽冥神語」―幽世の大神、憐み給い恵み給え。幸魂奇魂、守り給え幸え給え。
こんだけ唱えれば、ちょっとくらい浄化されたと思いたい。
とくに明治天皇のお言葉の、あの時代の漢字とカタカナの文法を
いきなり初見で読めって見せられても、目で追うだけで必死(汗)
意味は・・・馬鹿でスンマセン(泣)
しかし、気持ちだけでもどっかのアベにも読ませたいもんだ。
だいたい30分位かな。
最後に、神主様から世間話的なご挨拶。
本家は大遷宮やらご結婚やらで、行事目白押しで大忙しのなか、
これの前日が大祭礼だったらしく、神主様は東京で参加者募集してツアーを
組んで行かれてたそうな。
んで、こっちで月次祭があるから、自分だけ飛行機で先に帰ってきたとかw
ご苦労様です~~(^^;
でもまだまだイベント事が沢山あるので、ぜひどうぞwと、ちゃっかり
営業トークまで入れてのご挨拶で、無事にお参りは終了。
本気のお参りのおねーさんは、神前前まで行って、頭付けてまで祈ってたので、
お邪魔虫は早々に退散したけど、ちゃんと神前くらい見ときゃよかったかな。
そのあと、おみくじやって、お守り買ったり、御朱印貰ったり。
長いのでつづく。