旅の楽しみは、なんといっても食べること。
せっかく北京に来たのだから、まずは本場北京ダックを食べにいこうと、名店「全聚徳」に行ってみた。
この店は清朝同治三年(1864年)、河北省からきた農民、楊全仁によって創業された。今年で145年の老舗。
史書によれば、店主の楊氏は鶏やアヒルの肉を売って生計を立てていたが、干し果物屋「徳聚全」が倒産したきっかけに、全財産を投じてその店を買い取ったそうだ。
そして、風水師のアドバイスに従って名前を「全聚徳」と改め、宮廷料理人を迎えて、炙り炉による鴨料理を民間へと伝えた。
全聚徳の北京ダックについて、「それを越える料理は無い。最高の北京ダックだ。」と記されている。
それほど有名な「全聚徳」は、現在、中国国内・海外を合わせて100店舗近くを展開する北京ダックの老舗になっている。
さてさて、期待に胸を躍らせて行ったのだが、北京ダックはご覧のとおり、料理人がやってきて目の前でさばいてくれる。
う、美味そう!!
思わず青島ビールを頼んでしまった。
昼は地ビールを頼んだ。
このビールも大変うまかった。
料理もさることながら、中国のビールがこんなにうまいとは思わなかった。
昔、青島の郭ちゃん(かつらメーカーの社長)が、
「兄貴ぃ~、青島ビールうまいから飲みにきてよ」
といっていたのを思い出す。
いつもカロリーオフか、キリンのFREEなんで、久しぶりに飲む地ビールにうまさに、つい気が緩んでしまった。
で、こんな感じで食いまくった。
確かに北京ダックはうまかったが、感動するほどのものではなかった。
皮はパリッて感じでもなく、肉もごく普通。ただ、絶品だったのがダッグの骨で取ったスープで、これは目から鱗のうまさであった。
上品なこくがあり、なめらかで程よい塩味の効いた白湯スープ。
あぁ、これとビールがあれば何もいらない・・・・
そして帰国後、持病の通風がやってきた
続きは後ほど。
←痩せたらプチッと頼みます
プチッと
プチッとね