EP-mode

スペースファンタジー小説「EP列伝」の著者が、日常のとりとめもない話題を書くブログです。

マウス(下)

2008-07-23 22:51:52 | 家電・IT関連
(続き)
外したマウスカバーを裏から見ると、ネジ(大)がひとつ付いている。
なるほどこれを外せば分解できると思い、
プラスチック部を削りながら緩めていくと外れないことがわかった。

ええっ?

よく見ると、このネジはマウスボタンの調整用ネジだとわかった。
慌ててネジを元に戻し、カバーを本体に仮止めしてクリックしてみる。
すると、左ボタンに加え、右ボタンも押せなくなった・・・。


ふーっ。 現実逃避したくなった。


そこでお茶を飲み気分を落ち着かせ、微妙なネジ調整に取り掛かる。
何度か調整していく内に、右クリックができるようになった。

取り敢えず一安心。
改めてボタンの構造を見ると、
左右一体成形で本体に固定してあることがわかった。

ということは、ボタン部を上に上げるのではなく、
下に押し下げなければならないということで、
今まで逆のことをしていたのである。
(ボタン部が上向きに曲がっていると、
マウスボタンと基板ボタンスイッチの距離が離れ、
クリックできない)

これに気付くまで大変な目にあったが、
マウスの構造がわかったから良しとするかと
自分に言い聞かせながら、
左ボタン部を思いっきり下に曲げる。

この位で良いかと仮止めしクリックすると、
カチッ、と心地よい音が鳴った!

やっと直った!

疲労感を覚えつつも元に戻った嬉しさに気が軽くなり、
ネジ(小)を締めクリックする。

「うっ、クリックできない・・・」

ネジが締まる分、接点との距離が変わったのである。
(もういや)

仕方なくまたネジを外し、左ボタン部の曲げぐせをつけ、
本体に取り付ける。

これを何度か繰り返したが、0.数ミリ程どうしても足りない。
どうしようもなかったので、本体とカバーの間にガムテープを貼ってみた。
すると、うまくクリックすることができたのである。

「で、できた・・・」

見た目は格好悪くなったが、普通にマウスが使えるようになった。
これで買い換えずに済んだ~。


ふーっ。 長かった。


「一言」
まさに大暑の暑さ。