11月13日(日)、相方が初マラソンに参加しました。
いびがわマラソンです。
2003年の初夏に走り始めて、2年半。
市民ランナーのひとつの目標としてサブフォー(4時間以内で走る)というのがあるのですが、今回生まれて初めてのフルマラソンということで、とにかく完走というのが目標です。記録より、楽しく走れたら、それでいいよね。
いってらっしゃ~い
と送り出し、応援バスが出ているので、私は20キロ地点で応援です。
結構アップダウンのあるコースで、20キロ地点はちょうど上り坂の途中。苦しそうに走ってくる人もあり、前日の下見でも上りがキツそうと言っていたので心配です。
6分/キロというペースで走ってくると計算して、そろそろ…来た来た!
なにやらニヤニヤ笑いながら走ってきます。全然苦しそうな顔をしていないので、安心しました。私とハイタッチで通過。
あと半分、ガンバレ!
バスでゴール地点に戻って待ちます。
トップは2時間半でゴールですが、相方はまだまだ先です。往路は大丈夫そうだったけど、復路は下り坂。5時間がタイムリミットなので、それまでに脚を壊さないように自分の走りで楽しんで走ってと、祈るような気持ちでした。
それでも6分/キロで計算して(笑)、そろそろか?とゴールの少し前の沿道で待っていると…来ました!
どういうわけか、やたらと速い!ラストスパートの余力が残っていたようです。
がんばれ~!と手を振る私の姿も目に入らぬ様子で、とっとと走り去って行ってしまいました。
実は私、行きの応援バスの中で、感動で泣きそうでした。(自分が走るわけでもないのにね)
相方がコツコツとトレーニングを積んでレースに臨めたこと、特にこの日はここ4、5年のレースのうちでも一番のお天気だそうで、それもなんだかお祝いのようで、そんなことを色々考えているうちに、胸が熱くなってしまったのでした。
良かったね、頑張ったね、その集大成だね…なんて。
ゴール前で待っているときは、相方だけでなく、最後の最後まで頑張って走っている何人ものランナーに、心の底から応援していました。
残念ながら歩かざるを得ず歩いている人には、頑張りたい気持ちは本人が一番なんだと思うと、頑張ってとは言えず、拍手で迎えました。
陳腐な言葉かもしれませんが、「みんな、感動をありがとう!」という気持ちで一杯でした。
私がこんなに感動したというのに当の本人は、「給水所でいなり寿司やパン、柿やバナナも食べたし、消炎スプレーもかけてたし、余裕。楽しかった~♪」と涼しい顔です。(私はおにぎり1個で応援してたのにねぇ…
)
タイムは4時間を少し過ぎていましたが、42.195キロを走ったのも初めてなのに、それほど疲れた様子もなく、次のレースこそサブフォーを目標にすると言っています。
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明日は東京国際女子マラソン。
高橋尚子さんは、3箇所の肉離れをおして走る予定です。
独立後の苦悩や厳しいトレーニングを積んできたことを思うと、Qちゃんの復活、Qちゃんが納得のいくレースができればと願いますが、やめる勇気も大切。
頑張れQちゃん!