まめ吉の今
2019-11-15 | 猫
自分の中で整理して、落ちつくために書いています。
まめ吉がサイクロフォスファマイドを最初に投与したときの副作用は、週の前半にガタっと食欲が落ちて(廃絶とか)後半徐々に戻るという風でした。
今回もその覚悟をしていて、投与後2日目、3日目は廃絶だったので、3日目の夜からは高栄養というワンラックのエナジー500を給餌してあげました。
3日目の夜(11月11日)はご飯がお腹に入ったおかげで、朝は遊ばなかった鳥の羽根のおもちゃも、夜には「もう寝るよ~」と寝室に入れても、またリビングに戻って相方と遊んでもらったぐらい、元気を取り戻していました。
ところが翌日(11月12日)、朝は相方と一緒に起きてリビングに行ったのに、お尻ぽんぽんだけしてもらってまったくご飯を食べようとせず、その後も自ら食べようとはしません。仕方ないので、朝と夜の2回、エナジー500とメルミルの介護食を給餌しました。
エナジー500をさらさらミルクにすると誤嚥させるのが怖いので、私はお団子かペースト状にして指でお口に入れているのですが、この日はなかなかお口をあけてくれなくて、ふと見ると、まめ吉の目に涙が溜まっていました。そして弱弱しい声で鳴いたのです。
もうそれ以上給餌できなくなりました。
今までだと、たとえ嫌な 強制 愛情給餌だったとしても、少しでも口から栄養を摂ると、だんだんとドライを口にするようになってくれたのですが、翌日(11月13日)も何も摂らないし、給餌は可哀想でしなかったので、当然元気も出てきません。
それどころか、今まで吐いたことはなかったのに、この日は5回も吐きました。お腹は空なので、何も出ないんだけど。フードの匂いをかいだだけで吐いたり、そらちゃんが近くでごはんを食べてる音が聞こえただけでも吐きました。
お水も、お皿のところまで行ってしばらく考え込むように座って、ようやく口をつけてストップ、しばらくして少し飲んで、そして立ち去るという、あきらかにおかしい様子でした。
次の診察は土曜の予約でしたが、とてもそれまで様子を見ていて良いとは思えず、すでに何も食べずに36時間経ってしまいそう***1なので、朝病院に電話して連れていきました。11月14日、病院に行く前も2回吐きました。
主治医がお休みなので、腫瘍科の他の先生に診てもらいましたが、血液検査では特に悪い所見はありませんでした。
副作用が強く出ているのかを見るために、今もらっているのと同じような消化器系のお薬とステロイドの注射、そして輸液をしてもらって、夕方まで様子を見て
まめ吉は通院と治療で疲れたんだと思います。夕方まで眠っていたので吐くことはありませんでした。
まぁ吐いていたときは寝ててもむっくり起きて急に吐いたりしたので、お薬が効いていたのでしょう。
さて夜のごはんは豪華メニューです。
匂いで吐くことはなかったけれど、何も食べてくれませんでした。
すぐには食べられないかもしれないから、また後からと思っていたのですが、このあと深夜までの間に、おしっこをした後で吐いたのが2回ありました。
これはまずいということで、今日11月15日、緊急で主治医に診てもらいました。
触診とエコー検査と血液検査。
触診で、首の右側のリンパが少し腫れていること
エコー検査で、食道にポコポコと粒状の腫瘍のようなものが見られる、両方の腎臓の形がいびつ、胃の壁が厚くなっているところがある
血液検査は、白血球が上がって、血小板が下がって、BUNとクレアチニンが異常に上がっているなど
昨日はなんともなかった項目の数値が、一日で悪くなっていました。
これらのことから、抗がん剤の副作用だけでなく、腫瘍が臓器の中まで入りこんだ状態になっているということが考えられると言われました。
もう抗がん剤が効いていないのですか。サイクロフォスファマイドも耐性がついたのですか。
実は呼吸については、今週のほうが少し楽になっています。だからサイクロフォスファマイドは効いているのです。
でも、腫瘍が増えていくスピードのほうがはるかに早くなってしまっていたのです。この1週間のあいだに。リンパ腫というのは、こんなに恐ろしい病気だったなんて、私の想像を超えていました。
主治医は、入院してお薬を点滴投与したほうが良いと言われました。
お薬というのは、抗がん剤だそうです。そうでないと、ご飯が食べられるように回復できる見込みがないそうです。
実は相方と、副作用で辛そうなまめ吉の様子を見てて、今回のサイクロフォスファマイドで抗がん剤をやめようと決めていました。やめて、ごはんが食べられるようになって、まめ吉が少しでも楽しい嬉しいという思いで最期の時を迎えられるようにしてあげようと、話しあって決めていました。
今日相方は出張で病院に来られなかったので、入院するかどうか私が決めなければなりません。
抗がん剤をやめようと決めたけど、ご飯が食べられるようになるだけ、あと一度だけやってみようと相方は言うだろうか。
ごはんが食べられるようになるかどうかは、お薬を入れてみないとわからないことだし、入院治療中に急変する可能性がないわけでもない、もしそうなったら取り返しがつかないので、今日は抗がん剤はやめて、今日できるだけの一番いい治療をしてもらって、お家に連れて帰って、今夜相方ともう一度よく話し合って、そして明日の診察に行くことにしました。
ただいま20時、相方、まだ出張から帰ってこられません。今日は遅いんだよね。昨夜から、今日の出張行きたくねぇー!って言ってたから、早く帰りたくてしかたないだろうな。
輸液と、抗生剤と、ビタミン剤と、ステロイド多めと、あとなんだっけ。いろいろ注射してもらって、ちょっと目つきもしっかりしています。
でもやっぱり、ごはんは食べられない。お水はちょっとだけ。そらちゃんが心配していつもこうしています。仲良しさんだものね。
呼吸が少し楽になっとはいえ普通じゃないので、酸素ハウスのレンタルを頼みました。明日設置に来てもらえます。
まめ吉のためにやってあげられること、まだまだあると思うので、もう少し頑張ります。
***1:猫は2~3日絶食すると、肝リピドーシス(肝臓に脂肪がたまり肝機能が低下する病気)を発症する
まめ吉がサイクロフォスファマイドを最初に投与したときの副作用は、週の前半にガタっと食欲が落ちて(廃絶とか)後半徐々に戻るという風でした。
今回もその覚悟をしていて、投与後2日目、3日目は廃絶だったので、3日目の夜からは高栄養というワンラックのエナジー500を給餌してあげました。
3日目の夜(11月11日)はご飯がお腹に入ったおかげで、朝は遊ばなかった鳥の羽根のおもちゃも、夜には「もう寝るよ~」と寝室に入れても、またリビングに戻って相方と遊んでもらったぐらい、元気を取り戻していました。
ところが翌日(11月12日)、朝は相方と一緒に起きてリビングに行ったのに、お尻ぽんぽんだけしてもらってまったくご飯を食べようとせず、その後も自ら食べようとはしません。仕方ないので、朝と夜の2回、エナジー500とメルミルの介護食を給餌しました。
エナジー500をさらさらミルクにすると誤嚥させるのが怖いので、私はお団子かペースト状にして指でお口に入れているのですが、この日はなかなかお口をあけてくれなくて、ふと見ると、まめ吉の目に涙が溜まっていました。そして弱弱しい声で鳴いたのです。
もうそれ以上給餌できなくなりました。
今までだと、たとえ嫌な
それどころか、今まで吐いたことはなかったのに、この日は5回も吐きました。お腹は空なので、何も出ないんだけど。フードの匂いをかいだだけで吐いたり、そらちゃんが近くでごはんを食べてる音が聞こえただけでも吐きました。
お水も、お皿のところまで行ってしばらく考え込むように座って、ようやく口をつけてストップ、しばらくして少し飲んで、そして立ち去るという、あきらかにおかしい様子でした。
次の診察は土曜の予約でしたが、とてもそれまで様子を見ていて良いとは思えず、すでに何も食べずに36時間経ってしまいそう***1なので、朝病院に電話して連れていきました。11月14日、病院に行く前も2回吐きました。
主治医がお休みなので、腫瘍科の他の先生に診てもらいましたが、血液検査では特に悪い所見はありませんでした。
副作用が強く出ているのかを見るために、今もらっているのと同じような消化器系のお薬とステロイドの注射、そして輸液をしてもらって、夕方まで様子を見て
まだ吐くようなら病院に電話
吐かないなら、フードを出してみる
吐かないなら、フードを出してみる
食べれれば、土曜日に診察
食べられない、給餌で吐くならば、明朝病院に電話して連れて行く
食べられない、給餌で吐くならば、明朝病院に電話して連れて行く
まめ吉は通院と治療で疲れたんだと思います。夕方まで眠っていたので吐くことはありませんでした。
まぁ吐いていたときは寝ててもむっくり起きて急に吐いたりしたので、お薬が効いていたのでしょう。
さて夜のごはんは豪華メニューです。
1番好きなモンプチのだしシリーズの鯛だし
2番目に好きなミャウミャウスナッキーのまぐろ味
案外美味しいねって言ってた(と思う)ニュートロデイリーデッシュのチキン
スープだけでも飲むかもしれないと思ったモンプチの厳選ささみ かつおだし仕立て
まぐろのお刺身
ちくわ
2番目に好きなミャウミャウスナッキーのまぐろ味
案外美味しいねって言ってた(と思う)ニュートロデイリーデッシュのチキン
スープだけでも飲むかもしれないと思ったモンプチの厳選ささみ かつおだし仕立て
まぐろのお刺身
ちくわ
匂いで吐くことはなかったけれど、何も食べてくれませんでした。
すぐには食べられないかもしれないから、また後からと思っていたのですが、このあと深夜までの間に、おしっこをした後で吐いたのが2回ありました。
これはまずいということで、今日11月15日、緊急で主治医に診てもらいました。
触診とエコー検査と血液検査。
触診で、首の右側のリンパが少し腫れていること
エコー検査で、食道にポコポコと粒状の腫瘍のようなものが見られる、両方の腎臓の形がいびつ、胃の壁が厚くなっているところがある
血液検査は、白血球が上がって、血小板が下がって、BUNとクレアチニンが異常に上がっているなど
昨日はなんともなかった項目の数値が、一日で悪くなっていました。
これらのことから、抗がん剤の副作用だけでなく、腫瘍が臓器の中まで入りこんだ状態になっているということが考えられると言われました。
もう抗がん剤が効いていないのですか。サイクロフォスファマイドも耐性がついたのですか。
実は呼吸については、今週のほうが少し楽になっています。だからサイクロフォスファマイドは効いているのです。
でも、腫瘍が増えていくスピードのほうがはるかに早くなってしまっていたのです。この1週間のあいだに。リンパ腫というのは、こんなに恐ろしい病気だったなんて、私の想像を超えていました。
主治医は、入院してお薬を点滴投与したほうが良いと言われました。
お薬というのは、抗がん剤だそうです。そうでないと、ご飯が食べられるように回復できる見込みがないそうです。
実は相方と、副作用で辛そうなまめ吉の様子を見てて、今回のサイクロフォスファマイドで抗がん剤をやめようと決めていました。やめて、ごはんが食べられるようになって、まめ吉が少しでも楽しい嬉しいという思いで最期の時を迎えられるようにしてあげようと、話しあって決めていました。
今日相方は出張で病院に来られなかったので、入院するかどうか私が決めなければなりません。
抗がん剤をやめようと決めたけど、ご飯が食べられるようになるだけ、あと一度だけやってみようと相方は言うだろうか。
ごはんが食べられるようになるかどうかは、お薬を入れてみないとわからないことだし、入院治療中に急変する可能性がないわけでもない、もしそうなったら取り返しがつかないので、今日は抗がん剤はやめて、今日できるだけの一番いい治療をしてもらって、お家に連れて帰って、今夜相方ともう一度よく話し合って、そして明日の診察に行くことにしました。
ただいま20時、相方、まだ出張から帰ってこられません。今日は遅いんだよね。昨夜から、今日の出張行きたくねぇー!って言ってたから、早く帰りたくてしかたないだろうな。
輸液と、抗生剤と、ビタミン剤と、ステロイド多めと、あとなんだっけ。いろいろ注射してもらって、ちょっと目つきもしっかりしています。
でもやっぱり、ごはんは食べられない。お水はちょっとだけ。そらちゃんが心配していつもこうしています。仲良しさんだものね。
呼吸が少し楽になっとはいえ普通じゃないので、酸素ハウスのレンタルを頼みました。明日設置に来てもらえます。
まめ吉のためにやってあげられること、まだまだあると思うので、もう少し頑張ります。
***1:猫は2~3日絶食すると、肝リピドーシス(肝臓に脂肪がたまり肝機能が低下する病気)を発症する
なぜこんな事に…
そらちゃんもすごく心配なんでしょうね…
何も出来なくて、そして気の利いた事も言えなくて…
心苦しいけど、せめて最大レベルのパワーを送ります…
まめちゃんが辛くないように、美味しく食べて、楽しく遊べるように…エオウィンしゃんが笑顔に少しでもなれるように…
わたしの気持ちは、今ちょっとどういう状態か自分でもよくわかんなくて、
寝不足で頭がボーっとしてることは確か、
むしろ相方の気持ちのほうが心配です(男だから泣けないだろうしねぇ…)
いつもありがとうね。