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流転の地球

2024-03-26 | 映画・TV
中国SF映画「流転の地球(原題:流浪地球2)」を観てきました。
話題の中国SF小説「三体」。その原作者リウ・ツーシン(劉慈欣)による同名短編小説の映画です。
 そう遠くない未来に起こりえる太陽系消滅に備え、地球連合政府による1万基に及ぶロケットエンジンを使って、地球を太陽系から離脱させる巨大プロジェクト「移山計画」が始動! 人類存亡の危機を目前に、各国の思惑や、内紛、争いが相次ぐ中、自らの危険を顧みず立ち向かった人々がいた。


近頃 “中国のSF小説が熱い!” そうです。
「三体」の作者の映画なら面白そう(「三体」はまだ読んでないけど!)と思いはしたものの、
中国のSF映画?と大して期待せずに見に行ったけど、いやいや、かなり良かったですよ。
約65億円の製作費ということもありますが、CGなどハリウッド映画並みで、素晴らしい映像でした。こんなスゴイSF映画を中国で作られるんだなーって。(失礼なw)


しかしこのSF、あまりにも科学的考証がデタラメすぎ。それはそれで逆に面白かったですけど。
そしてシリーズものだったようで、これは2作目。1作目はNexflixで配信、見てません。
そのせいか出だしがやたら理解するのに忙しくて(前作との関連とか、見てない人に丁寧に教えてくれないもんね)、その後も次から次へと色んな事件が起こって、3時間もの映画、寝るかも?と思ったけど、全然寝させてもらえませんでしたw
ストーリーに色んなものを詰め込みすぎかな。ウー・ジンとアンディ・ラウ、どちらかの軸で進めていたら、こうまでお腹一杯にならなかったと思います。脂っこい中華料理を、どんどんお食べと勧められてる感じで疲れちゃった。
そして『アルマゲドン』などのハリウッド作品を意識したシーンがチラホラ見えて、そこもちょっとガッカリ。ここで泣かせようとしても、その手にゃ乗らないよって思ってしまいました。


とはいえ、北米でも大ヒットを記録、シリーズ3作目の製作も決定しているそうです。
ラストシーンで気になるところがあるので、3作目も見に行ってやろうじゃないの。また中華料理お腹一杯になるかもしれないけどw


さて、中国語のヒアリングはどうだったかというと、「小さき麦の花」のような方言じゃなかったので、わりと聞き取れました。(日本語字幕と違うところも気が付いた♪)
リー・シュエチェンはゆっくり話すので、特に分かりやすかったです。
「我相信会再次看到蓝天,鲜花挂满枝头」(青空と、枝に咲く花がまた見られると信じている)
「我相信我们的人一定可以完成任务」(私たちの人材は、必ず任務を達成できると信じている)
ウー・ジンとワン・ジー夫婦の会話のこれは、ちょっと胸キュンでした♡
「我在呢,一直都在」(私はここにいるわよ、ずっと一緒よ)
うちの相方に言っても听不懂(聞いてもわからない)だから言わないけどw



あらすじなどはこちらで⇒「流転の地球」公式サイト



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