25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

香港-中国

2019年08月14日 | 社会・経済・政治

 アメリカの世論調査では「中国の印象は好ましくない」とする火とが60%を越えるそうだ。中国政府も香港を軍隊で締め付けるならば、さらに印象が悪くなる。

 アメリカ合衆国は南北戦争を経て、州による自治を認め、大統領がアメリカ合衆国の元首である。

 中国も省に分割し、内モンゴル自治区や新疆ウィグル自治区はあるが、民主的な選挙で行政の長などが選ばれるわけではない。

  アメリカ大陸のように海に囲まれていて、異民族の侵攻もない北アメリカ大陸のカナダとアメリカは中国の歴史とは正反対の国家である。ヨーロッパから入り込んできて、原住民を排斥して国とするのだから盗人のようなものだ。

 中国の場合は、匈奴などの異民族の侵攻があり、万里の長城を作るくらいに異民族に悩まされ、モンゴルに支配され(元)、女真人に支配された(清)歴史がある。さらに国は三国志にあるように幾つにも国が分かれ、地方には巨大な豪族が割拠した歴史もある。この国はタガを緩めるとあっちこっちで反乱が起こるかも知れない、とぼくは思っている。たかがイギリスのような国に中国が蹂躙されたにである。日本までも奪おうとしたのである。

 中国は強く、豊かな国になりたいことだろう。その点ではもう二度と侵略させないぞ、という気持ちはアメリカよりも強いと思う。

 香港政府へ反発が先鋭化してきた。香港だけで独立したいだろうが中国の一部であることを否定してしまう事態が起これば中国政府も黙っていないだろう。中国はイギリスから引き継いだ香港を一国二制度を守るということで香港人を納得させた。その最初の時期に戻し、政府の長や議員も民主的な選挙で行うことを約束しなければ中国の印象はさらに悪くなるだろう。結局弾圧することになるのだろうか。

 相変わらずヤフーの天気予報はあたらない。こんなのだったらオオカミ少年の話になってしまうよ。

 昨日銀次さんら家族はカンパチを釣ったらしい。昼は古川で遊んだようだ。孫たちがてるてる坊主を作ったのが叶った。ヤフーでは大雨なのに雨が全く降らなかったのである。紀伊半島と言っても広く、山間地もあり海沿いの地もある。

 まあ、その辺は人口も少ないので無視ということなのだろうか。