25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

今年の後半

2016年12月28日 | 日記

 今年の後半のワイドショーは小池新都知事一色であった。いかに、石原、猪瀬、桝添、都議会の自民党議員の男たちが幼稚な馴れ合いでやってきたかを日本国中にさらけだすことになった。女性の政治家がやっと出てきたという印象をもった。

 本当はオリンピックなどやっている場合ではない、ということは普通の国民なら知っているはずである。

 安倍首相は真珠湾にいき、オバマ大統領とともに、和解力をアピールした。実質的には謝罪したのだろうが、中郷や朝鮮はどんな風にみているのだろうと思う、なぜ、かの地を訪れ謝罪しないのかぼくにはわからない。どこかから圧力でもあるのだろうか。過去の侵略を謝って関係をよりよくする方がよいと思う。満州事変や真珠湾攻撃に非がないと100%言えない。

 どちらも仕掛けたのである。ぼくは天皇に行ってもらいたいくらいに思っている。

 昭和天皇も今上天皇も靖国神社には参拝しない。今上天皇は全国の被災地などを訪れ人々を励まし、また夫婦が仲良く手をとりあっている姿をほほえましく国民の前で「象徴たるは何か」を模索し続け、象徴天皇のあるべき姿を具体的に示した。そして国民の多くは今上天皇を好ましく思っている。

 天皇も年老いた。退位したいという心情も述べた。次現在の皇太子が天皇になれば、象徴の役割を強く引き継ぐだろう。雅子妃の病気も気にかかる。靖国神社参拝もやはり行わないであろう。靖国には殺す権力をもったもんと、殺された側の人々がいる。

 話は飛躍するが、稲田防衛大臣は自ら前線に出て自衛隊員を指揮者となって行くというのなら、彼女は康邦神社に神となってもよいと思う。大臣室に座って、権力だけを持ってさはいするなどというのは、切腹ものである。戦争を決めるものは「死」に値すると覚悟を決めなければならない。