ハシケンの写真日記。

四季おりおりの草花、風景のあふれる
自然を写真日記にしてみたいと思います。

薬用植物園(逢瀬公園)その3

2010年04月21日 20時08分13秒 | 日記
クサノオウシオンリ逢瀬公園内薬用植物園で撮った4月15日分の8種類です。知っている種目がヨモギと
トリカブト以外知らない種目ばかりです。ネットより参照させて頂きます。




多年草
北海道~九州の日当たりのよい山野に生える。高さ20~80cm。根生葉は通常花期には枯れる。下部の葉は卵形、上部の葉は披針形で長さ4~9cm、幅1.5~5cm、互生し基部は細くなって葉柄の翼につながる。頭花は茎の先に散房状又は総状に多数つき、花冠は黄色。舌状花と筒状花があり、内側の筒状花が結実する。花期は8~11月
学名は、Solidago virgaurea subsp. asiatica
キク科アキノキリンソウ属






学名:Rudbeckia laciniata
 花期:秋

 明治中頃に渡来した北アメリカ原産の帰化植物らしいですが,今では各地でよくみられます。キクイモ(菊芋)と似ているのですが,中央の筒状花の部分が半球状に盛り上がっているので区別できるでしょう。また,花びらが垂れ下がるのも特徴です。
 オオハンゴンソウは「外来生物法」により,特定外来生物に指定されています。栽培,販売,譲渡などは原則禁止(許可を得れば可能)となっています。






(キク科 ヨモギ属)

 ヨモギは畦や草地に普通な多年生草本。群生して地下茎で増殖する。春の若葉は餅と混ぜてヨモギ餅を作る。葉は羽状に分裂してキク科植物の特徴を良く示している。茎や葉の裏には密に絹毛があり、白い。この毛を集めて「もぐさ」を作る。このほかヨモギ酒やヨモギ風呂、せんじ薬など民間薬として使われてきたようである。ヨモギという名称は、「よく燃える草」という意味であるとの説もあるが、よくわからないらしい。確かに乾燥した葉は毛がたくさんあるので火付きがよく,大昔は木をこすり合わせて火種をおこすのに使ったのかもしれないと想像している。
 夏から秋にかけ、ヨモギは花序を出して目立たない花を咲かせる。頭花は少数の筒状花のみから構成され、舌状花はない。色は紫褐色で、咲いたとは思えない。頭花の幅は1.5mm、長さ3.5mm。
 ヨモギはセイタカアワダチソウと同様にアレロパシーを発生させる能力を持っている。地下茎などから他の植物の発芽を抑制する物質を分泌する。自らの種子も発芽が抑制されるが、ヨモギは地下茎で繁殖するので,特に問題はない。密生して生育する理由は,ここにあるのであろうか



菊(きく)科。
・学名 Aster tataricus
Aster : シオン属
tataricus : 中央アジアの
ダッタン(韃靼)産の
Aster(アスター)は、ギリシャ語の
「aster(星)」から。
花のつき方のようすに由来。

・原産地中国。栽培の歴史は古い。
平安時代の「今昔物語」にも出てくる。
・秋に、白か、うすピンク色の花を
たくさん咲かせる。
・色で「紫苑色(しおんいろ)」
というのがある。

・根をせきどめの薬にする。
・花言葉「君を忘れず」
・別名 「鬼の醜草」(おにのしこくさ)
・「春」をつけたら 春紫苑(はるじおん)





・中国原産。
・花の形が、舞楽のときにかぶる
鳳凰(ほうおう)の頭をかたどった
兜に似ていることから「鳥兜」。
また、山地に生える鳥兜なので
「山~」となった。
(ふつう、「鳥兜」と呼ぶ場合は
この「山鳥兜」を指すようです。
単なる「鳥兜」という名前の花は
ありません)


・きれいな色の花だが、根は猛毒。
春先の若葉が、山菜にする二輪草や
紅葉傘の葉とよく似ているので
誤って食べてしまうことでよく話題になる。
草全体に毒があるが、なかでも根の部分に
強い毒があり、アイヌ民族は、
熊やクジラをとるための毒矢として
矢に塗って使用した。
毒の強さは植物成分としては最強、
天然物ではフグ毒に次ぐ、といわれている。
でも触ったぐらいでは大丈夫で、
食べなければ危険はない。





くさのおう【草の王・草黄】:
ケシ科の越年草。山地の林下に生じ、茎は高さ30~50センチメートル、黄褐色の汁を含む。葉の裏面は白っぽい。春に黄色4弁の美花を開き、さく果を結ぶ。汁は有毒だが麻酔・鎮静の作用がある。漢名、生薬名は白屈菜






学名:Kalimeris yomena
 別名:ハギナ(萩菜)
 花期:秋

 春に若芽を摘んでおひたしやゴマ和えなどにして食用にできる。秋に清楚な紫の花が咲きます。ヨメナは関西にしかなく,関東地方にはカントウヨメナ(関東嫁菜)だそうで,こちらは食用にしないそうです。





キク科の多年草です。秋の七草のひとつとして有名ですね。8月~9月頃に淡い紫色の小さな花が枝の先に集まるように咲きます。大陸から渡ってきたようで、中国では「香草」と呼ばれています。開花時に乾燥させたものを「蘭草」といい、糖尿病に効くといわれています。