・前座
・橘家文左衛門(古今亭志ん八順序変更)
・川柳川柳(古今亭志ん丸順序変更)
===途中入場===
古今亭志ん八…『ざるや』
(東京二順序変更)
※一昨年1月の「早朝寄席」以来、25か月ぶりに拝見する志ん八さん。
落ち着きすぎるほど落ち着いた高座でも、客席の笑いを誘っていました!
東京二…「漫談」
(宝井琴柳順序変更)
※結城たかしさんとの漫才コンビを解消して漫談を始めた京二先生。
お元気な姿を見られたのは何よりですが、民謡を主とした漫談なら着物でもいいのに・・・と思いました。
でも漫才出身という気概を見せたいのかな?
宝井琴柳…『加藤孫六 出世馬喰(前)』
(宝井琴調交替出演・川柳川柳順序変更)
※出囃子ではなく太鼓の音で登場!
落語と一線画すということなら、この登場の仕方もいいですね
「ホトトギス」や「討入り」など、日向ひまわり先生が言うマクラのネタ元
これらを含めて『出世馬喰』をたっぷり20分とは、講談ファンのアタシにとっては嬉しい限り!
マギー隆司…「マジック」
※マギー司郎先生のお弟子さんらしく、ネタよりも笑いが主。
ネタがわかりやすいマジックというのも楽しくて好き
三遊亭小金馬…『権助魚』
※綺麗な高座なんです。なんだけど、ちょっと物足りなさが残りました…
古今亭志ん駒…『谷中慕情/手旗信号』
※「海上自衛隊」の話から「志ん生家弟子生活」までの後、前座さんに高座を片付けさせました。
登場した女性の前座さんに、
「名前は何?」
「“多ぼう”です」
「師匠はだれ?」
「歌る多です」
「歌る多さんのお弟子さんかぁ!?歳はいくつ?」
「●●です」
「えっ!?それは歌る多さんだろ?」「あなたは?」
「△△です」
このような爆笑のやり取りがありましたが、前座さんを高座の上で紹介する優しい志ん駒師匠でした
翁家和楽社中…「太神楽曲芸」
※小楽先生と小花さんの「傘」、小花さんの「五階茶碗」(違う言い方だったような???)、和楽先生・小楽先生・小花さんの「ナイフの取り合い」でした。
実はアタシ、小花さんの前座修業を見ているんですが、あの小花さんが「抜き扇」をやるなんて・・・と感動してしまいました!
柳家さん喬…『時そば』
※そばの食べ方をデフォルメするわけでもなく、不味いそば屋の屋号が「はずれ屋」、「しっぽく」もちゃんと「しっぽく」というごくごく基本的な『時そば』でした。
最近の『時そば』は、大げさに熱がったり、「孫屋」と言ったり、「しっぽこ」「しっぽくぉ」というような表現が多いだけに、さん喬師匠の普通の『時そば』が懐かしくもあり、新鮮でもありました。
不味いそば屋で、言葉には表さずに竹輪を“麩”と思わせる仕草は絶品ですね!
《お仲入り》
古今亭志ん丸…『あくび指南』
(橘家文左衛門順序変更)
※スイマセン・・・どうしても志ん丸師匠は苦手なんです・・・
太田家元九郎…「津軽三味線」
※「ビートルズ」の楽しさ、「ベンチャーズ」の素晴しさ!
大好きなんです!!
古今亭志ん橋…『熊の皮』
※琴柳先生、再登場???・・・と思っちゃいました
古今亭志ん輔…『宮戸川』
(桂文生昼夜交代)
※おじさん夫婦の思い出話まででしたが、おじさんとおばさんのいやらしさを感じさせない“いやらしさ”が何とも言えない良い味を出してました
大空遊平・かほり…「漫才」
(あしたひろし・順子休演)
※かほりさんしか見てなかったアタシ・・・
三遊亭金時…『看板のピン』
※楽しい一席でしたが、もっとクスグリを入れられるような気がするんですよねぇ…
林家正楽…「相合傘~※サーカス~※小学生~※侍ジャパン」
※「侍ジャパン」は、打席で刀を振り抜く侍(キャッチャー・審判入り)でした!
「小学生」は両親に見送られて学校に行くもの。桜も入って綺麗な作品に仕上がってました
古今亭志ん五…『蜘蛛駕籠』
※実は二ツ目の「志ん三」時代から大好きなんです!
期待していた「与太郎物」ではありませんでしたが、「マヌケな新入り」で大笑い!
茶店の主人の迫力や熊さんのしつこさと併せて、久し振りに涙が出るほど笑わせていただきました!
今席は苦手な師匠があと二人顔付けされていたのですが、出番変更で
落語協会の芝居だというのに、上席のためか客は6割くらいの入り。
それでもどの演者さんも楽しい高座を見せて下さって、久々の“らっきょのしばい”で楽しいひとときを過ごせました
そうそう、忘れちゃいけないのが“高座返し”をしていた多ぼうさん。
座布団を返す時、手をクロスさせてから座布団を持ったり、めくりの返す時の手の使い方が実に女性らしい仕草だったり・・・
機会があれば是非高座も拝見したいものです
・橘家文左衛門(古今亭志ん八順序変更)
・川柳川柳(古今亭志ん丸順序変更)
===途中入場===
古今亭志ん八…『ざるや』
(東京二順序変更)
※一昨年1月の「早朝寄席」以来、25か月ぶりに拝見する志ん八さん。
落ち着きすぎるほど落ち着いた高座でも、客席の笑いを誘っていました!
東京二…「漫談」
(宝井琴柳順序変更)
※結城たかしさんとの漫才コンビを解消して漫談を始めた京二先生。
お元気な姿を見られたのは何よりですが、民謡を主とした漫談なら着物でもいいのに・・・と思いました。
でも漫才出身という気概を見せたいのかな?
宝井琴柳…『加藤孫六 出世馬喰(前)』
(宝井琴調交替出演・川柳川柳順序変更)
※出囃子ではなく太鼓の音で登場!
落語と一線画すということなら、この登場の仕方もいいですね
「ホトトギス」や「討入り」など、日向ひまわり先生が言うマクラのネタ元
これらを含めて『出世馬喰』をたっぷり20分とは、講談ファンのアタシにとっては嬉しい限り!
マギー隆司…「マジック」
※マギー司郎先生のお弟子さんらしく、ネタよりも笑いが主。
ネタがわかりやすいマジックというのも楽しくて好き
三遊亭小金馬…『権助魚』
※綺麗な高座なんです。なんだけど、ちょっと物足りなさが残りました…
古今亭志ん駒…『谷中慕情/手旗信号』
※「海上自衛隊」の話から「志ん生家弟子生活」までの後、前座さんに高座を片付けさせました。
登場した女性の前座さんに、
「名前は何?」
「“多ぼう”です」
「師匠はだれ?」
「歌る多です」
「歌る多さんのお弟子さんかぁ!?歳はいくつ?」
「●●です」
「えっ!?それは歌る多さんだろ?」「あなたは?」
「△△です」
このような爆笑のやり取りがありましたが、前座さんを高座の上で紹介する優しい志ん駒師匠でした
翁家和楽社中…「太神楽曲芸」
※小楽先生と小花さんの「傘」、小花さんの「五階茶碗」(違う言い方だったような???)、和楽先生・小楽先生・小花さんの「ナイフの取り合い」でした。
実はアタシ、小花さんの前座修業を見ているんですが、あの小花さんが「抜き扇」をやるなんて・・・と感動してしまいました!
柳家さん喬…『時そば』
※そばの食べ方をデフォルメするわけでもなく、不味いそば屋の屋号が「はずれ屋」、「しっぽく」もちゃんと「しっぽく」というごくごく基本的な『時そば』でした。
最近の『時そば』は、大げさに熱がったり、「孫屋」と言ったり、「しっぽこ」「しっぽくぉ」というような表現が多いだけに、さん喬師匠の普通の『時そば』が懐かしくもあり、新鮮でもありました。
不味いそば屋で、言葉には表さずに竹輪を“麩”と思わせる仕草は絶品ですね!
《お仲入り》
古今亭志ん丸…『あくび指南』
(橘家文左衛門順序変更)
※スイマセン・・・どうしても志ん丸師匠は苦手なんです・・・
太田家元九郎…「津軽三味線」
※「ビートルズ」の楽しさ、「ベンチャーズ」の素晴しさ!
大好きなんです!!
古今亭志ん橋…『熊の皮』
※琴柳先生、再登場???・・・と思っちゃいました
古今亭志ん輔…『宮戸川』
(桂文生昼夜交代)
※おじさん夫婦の思い出話まででしたが、おじさんとおばさんのいやらしさを感じさせない“いやらしさ”が何とも言えない良い味を出してました
大空遊平・かほり…「漫才」
(あしたひろし・順子休演)
※かほりさんしか見てなかったアタシ・・・
三遊亭金時…『看板のピン』
※楽しい一席でしたが、もっとクスグリを入れられるような気がするんですよねぇ…
林家正楽…「相合傘~※サーカス~※小学生~※侍ジャパン」
※「侍ジャパン」は、打席で刀を振り抜く侍(キャッチャー・審判入り)でした!
「小学生」は両親に見送られて学校に行くもの。桜も入って綺麗な作品に仕上がってました
古今亭志ん五…『蜘蛛駕籠』
※実は二ツ目の「志ん三」時代から大好きなんです!
期待していた「与太郎物」ではありませんでしたが、「マヌケな新入り」で大笑い!
茶店の主人の迫力や熊さんのしつこさと併せて、久し振りに涙が出るほど笑わせていただきました!
今席は苦手な師匠があと二人顔付けされていたのですが、出番変更で
落語協会の芝居だというのに、上席のためか客は6割くらいの入り。
それでもどの演者さんも楽しい高座を見せて下さって、久々の“らっきょのしばい”で楽しいひとときを過ごせました
そうそう、忘れちゃいけないのが“高座返し”をしていた多ぼうさん。
座布団を返す時、手をクロスさせてから座布団を持ったり、めくりの返す時の手の使い方が実に女性らしい仕草だったり・・・
機会があれば是非高座も拝見したいものです