ふわゆき絵巻

ねこと船と手作りと旅

宝塚花組 愛と革命の詩-アンドレア・シェニエ Mr.Swing!

2013年10月16日 | 宝塚


10月13日(日)11時公演観てきました。
早くしないアップしないと、また忘れちゃう




まずは、お約束の公演デザート「パイとカラメルの詩」
「メープルケーキにカラメルがしっとりと染みたマスカルポーネクリームとミルフィーユパイ、フランスのエスプリの香る洋ナシを添えた」
なんですけど、かなり甘かったな。

感想ひとこと

上質で重厚な芝居。

久しぶりに新作でいいもの観ました
大満足。

実はあんまり期待してませんでした。
話暗そうだし、主人公詩人って、ピンと来ない。
大昔、ヤンさん(安寿ミラさん)トップ時代の花組「冬の嵐」って主人公詩人の芝居があったけど、
つまらなかったので、そのイメージが・・・

だけどね、今度は良かったんですよ。
まず、大きな羽のセットにびっくり。
盆で回して角度を変え、いろんな空間を作り出していました。
照明も暗めだけど、それがまた暗い時代背景にぴったり。
中盤で蘭とむさんと蘭はなちゃんの愛のシーンでは、真っ白な衣装が光を放っているようでした。
ハンブルグバレエ団の振付もよかったなあ。
ストーリーは悲劇なんだけど、後味がいい。
救いのないのは苦手なんで。
まあ、宝塚は大概天国描いてくれるんで好きなんですけど。

ジーンときたとこいろいろ。

蘭とむさん演じるアンドレア・シェニエがひざまづきながら、
「あなたに愛の詩を捧げることをお許し下さい」
な感じのセリフがあったんですけれど。
言われてみてぇ!!!
これだよ!宝塚は言って欲しいところで言ってくれるのよ
その上、ひざまづく足の角度が美しい
おばちゃんドキドキです。

みりおちゃん(明日海さん)がね、苦悩するんですよ。
マッダレーナ(蘭はなちゃん)のことずっと好きだったのね。
ティボルト思い出したよ。
みりおちゃんの濃い役が好きですわ。
美しいんですよ。眉を寄せて悩む姿が。
悪役っぽいけど、根は優しい。くぅ~
歌もいいわ~。みりおちゃんの声は癒されます。

蘭はなちゃんが、すごく成長したなと。
トップ娘役になった頃は???な感じだったんですが(失礼)
戦国BASARAのいのりちゃん、いたいけな少女と忍びの顔を持つ女を
上手く演じていたし、今回は歌に感動。

一花さん、悠真さんのカップルも楽しかった。
望海さんの品のいい侯爵。このヒトも美しいわ。
乙羽映見さん(蘭はなちゃんが身代わりになる)、黒天使の柚香光さんも注目。
この公演で退団の春風弥里さんも迫力あったなあ。
ホントみんな良かったんです。ハイ。

ショーはね。
あっと言う間に過ぎてしまいました。
群舞がすばらしすぎます。
黒燕尾観て泣きそうになりました。
レベル高いわ~。

花組に拍手だ

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