エムのたわごと

年相応に病気になり手術、化学療法(抗がん剤)に放射線治療。
今は薬の副作用と仲良く暮らす日々の日記をのんびりと・・・。

2007から2008へ・・・

2008-01-16 | ときどき日記
つまづきつつも1年が過ぎ、新しい年が始まりました。
のんびりというよりズボラな私に早く次を書くようにと催促があり・・・
相変わらずズボラですみません!

去年は、特にブログスタート以来、
たくさんの応援、ほんとうにありがとうございました。
心からの感謝を貴女に、貴方に、あなたに!

そして、
健康な人、病気を持ちながら越年された人、
若い人、熟年の人、先輩諸氏、みなさま良い一年でありますように!



さて、私の年末年始・・・充実し過ぎるほどの時間の流れでした。

年末最後の仕事を終え深夜帰宅。
既に準備していた荷物をクルマに積み込み、
2007.12.27 a.m03:30 新潟港を目指して自宅をスタート。
最終目的地は北海道。
関東からなら大洗からのフェリーが妥当なコースなのだけれど、
休暇の日程が決められずにいるうち選択肢が新潟からのみになってしまったのです。

3年前にも、このコースを同じ時期に走行。
その時は、猛吹雪で高速が閉鎖され一般道を走ったが、
今年は穏やかな天候で、凍った路面さえ気を付ければ、夜道でも、一人でも大丈夫そう。
ゆっくり、休み、休み関越道を日本海目指して北西へ。
幸いなことに痛みや、しびれがいつもより弱く・・・休暇を迎える嬉しさが良い薬になっているのかも(笑)

帰省ラッシュを心配していたものの、どうやらこの夜は大丈夫。
立ち寄るパーキングエリアにも乗用車の姿は少ない。

自販機でコーヒーを・・・「あっ!(ボタン押し間違えた~)」
甘いあま~い缶コーヒーを手に見つめていたら、
「なんかあったんか?」という声をかけてくれたのは、私よりは若い運転手さんだった。
「無糖にしたかったんですけど、間違えちゃって・・・」
「いいよ、とっ替えてやるから・・・」と、無糖のコーヒーを買って交換。
遠慮する間もなかった。
袖擦り合うも他生の縁・・・お言葉に甘えたこの苦いコーヒー美味しかった!
あの時間に女のドライバーは珍しくて観察していたとのこと、
もっとちゃんとメイクしておくんだった!・・・そうじゃないか(笑)
フェリーで北海道に行くと聞いて、驚きながらも、エールを送ってくれた。
ぶっきらぼうな言葉の裏のやさしさ、本当に、本当にありがとう!!

列島の背骨にある谷川岳も長いトンネルで過ぎてしまい、
夜明け前の空に残る月。そして・・・越後平野を照らす朝日のまぶしさ。
空気が、すべてが温まっていくような幸福感。
明るさとあたたかな日差しに、突然の睡魔!
ゴールは間近、
でもここは最後の一歩を慎重に・・・30分の仮眠で復活。

07:30 フェリーターミナル到着。

10:30 新潟出港・・・さあ、これから18時間の船旅の始まり!

    年末の睡眠不足と酔い止めを飲んだせいで、延々と眠る・・・眠る・・・眠る・・・
    相変わらず足の痙攣に襲われつつも朦朧とした意識の中で我慢・・・我慢・・・
    途中、薬の時間でタイマーに起されたものの9時間眠り、久しぶりの長時間睡眠。

19:30 水分と少しの食物を口に。
    漆黒の大海原ですれ違う逆航路の船の灯にしばし見入る。

    洗面所で一緒になったかたがポーチから出した物に内心ビックリ。
    私と同じ薬だった。
    ほぼ同年齢。娘さんと一緒の旅行らしい。
    見知らぬ方だけれど、同志のような気がする。嬉しいような、悲しいような。
    なぜ、悲しいのか自分でも分からなかった・・・
    「(乗り越えましょうね!)」

    文庫本を手に、結局、爆睡。
    今回は、大騒ぎをする乗船客も無く、いい環境での船旅。
    酔い止めのおかげもあって、体力の回復にはちょうど良かった。

04:30 小樽港着岸・・・それから待つこと30分。やっと上陸、まだ暗闇の小樽。

    凍結路を慎重に走っていたら「トラックさん」に煽られた!
    参ったな~~
    道外ナンバーですのでお手柔らかに・・・というのは甘えですかね?



新たな一年、
たくさんの人に支えられてここにある命、
体調管理は慎重にしつつも、ハジケて生きてみたいと思ってます。




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