エムのたわごと

年相応に病気になり手術、化学療法(抗がん剤)に放射線治療。
今は薬の副作用と仲良く暮らす日々の日記をのんびりと・・・。

若さに頼りきってはだめよ!

2008-06-04 | ちょっと一言
無理がきくから、つい頑張ってしまう若い人たちを見ているとハラハラしてしまう。


私の場合、

出産時に母から何度も言われたこと、
「産後の体をしっかり休養させないと、その反動は歳を取ってから出てくるのよ」
活字中毒と言っても良いくらいの私は、
出産後の睡眠不足のボーっとした頭で新聞を隅から隅まで読み漁っていた。
母の言葉を聞きながらも、一人になると充血した目は活字を追っていた。
「しばらく細かい字を読むのは止めておいたほうがいいわよ。」
「病院に居る間に、しっかり睡眠を取って体力を回復させなさい。それから・・・」
むかし看護婦だった母の言葉を
まだ若かった私はシッカリ受け止めることが出来なかった。

ガンと出会い、かつての母の言葉が思い出され心がざわめく。

手術後、抗がん剤による化学療法を受け様々な副作用に襲われていたさなか、
余計なダメージも受けなければならないはめに・・・

たとえば足の爪。
不注意で足をぶつけ、親指の爪が少しはがれたので消毒をしておいた。
抗がん剤を始めてから、
真っ黒になり、その後、剥がれてしまったのに次が生えてこない。
それでなくとも健康な爪が次々に割れたりはがれたりしているのだから、
もともとダメージを受けていた爪がそう簡単に生えるはずもないのだ。

また、
ある日突然、口の中で歯が欠けた。
表から見えないところで虫歯になっていた歯がもろくなってしまったのだ。
しかし、化学療法中のため、応急処置をするにとどめ、後日治療するしかなかった。

健康な時なら、おおごとにならずに済む事でも、
回復力が低下していると体への負担は思いのほか大きい。


「日々の疲れ、チョッとした風邪、小さな怪我、初期の虫歯…等々、
 大したこと無いと思える心身のトラブルでも、あなどらずに早めに対処すべし」

「若さあふれる時」を思いっきり頑張って過ごし、信念を貫くのはいいけれど、
体の悲鳴に早めに気付く余裕は残しておいて欲しい!


「いつまでも あると思うな 若さと健康」 ホントは「親と金」ですけどね(笑)



私より若い友人達へ向けて・・・老婆心ながら一言でしたm(__)m

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2 コメント

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Unknown (プチ公)
2008-06-09 16:23:48
まさに今私の身につまされる思いでした・・。
自分の体の声にもっと耳を傾けなくてはいけないですね^^;
ありがとうございます~~!!
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プチ公さん (エム)
2008-06-10 02:31:42
私自身の反省から、
若さあふれる友人達には、それぞれの場所で自分を大切に生きて欲しいと願ってます。

プチ公さんらしく、あなたの歩幅で歩いてください。
さもないと、歳を取ってからしわ寄せが来ますよ~~(笑)
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