３年前の夏休みは「発病記念旅行」

３年前の初夏から初秋にかけて、
乳がんに対する怖れや動揺を覚えず、
手術までの時間を有効に過ごしたと自画自賛している。

診断確定から手術待ちで約２ヶ月。
パソコンで情報収集、図書館にも通い、
仕事の段取りをしつつ、入院準備と家事のあれやこれや・・・

そして旅行へも・・・

なんといっても、
「ええい、この際だから！」と北海道までJRを使っての旅行は良いタイミングだった。
この際・・・ってどんな「際」なんだか・・・


今、北海道に格安で行くとなれば、断然、飛行機が良い。
そんなご時世に、
時間とお金をかけて行く寝台車の旅にはキッカケが必要なので、
病気の発見がまたとない「言い訳」になった(笑)

ふだんなら、ためらってしまうような贅沢な時間を過ごしリフレッシュ。

仕事で行っていた北海道を観光客の目で眺めると、
新たなヒントを発見したり・・・
手術後の仕事に夢が生まれたり・・・

笑顔で過ごした旅行の効果は数値で表すことは出来ないけれど、
良い作用をもたらしたと信じている。

先日のテレビで、
口角を上げた顔で物事を受け止めた時の脳の働きについて実験していた。
心から笑っていなくても、口角を上げるだけで何らかの効果があるという。

そういうことならば・・・

副作用で辛くて眠れずパソコンの前にいるときにも、
口角を上げつつキーボードを叩いてみようかな・・・


写真：
ビールもジンギスカンもおいしかったなぁ！
その昔食べたジンギスカンよりも今のほうが柔らかいと感じるのは気のせいだろうか？？？