っていうか働け

~誰からも愛されるエルニーニョ~

君がいた夏

2006-10-30 20:58:02 | Weblog
 夜中にホワイトベリーの「夏祭り」が聞きたくなったので、TSUTAYAに行った。ホワイトベリー他4枚を借りてきて、いい気持ちでHDにコピーしていた。ホワイトベリーのディスクを入れた瞬間、PCは奇妙な動作を始め、ソフトをインストールしますかと聞いてきた。CDだと思っていたらCCCDだった。
 かつてニートだった頃は一日中音楽を聴いてたんだけれど、今の仕事についたころからなんとなく音楽を聴かなくなって、それでも宇多田ヒカルとか椎名林檎だとかのCDだけは、なんとなく買うようにしていた。あるとき椎名林檎のアルバムを買ってきて、PCに入れたら挙動不審な動きをして、調べたらCDではなくCCCDという円盤で、何となく騙されたような気になって、CD屋でCDかどうか確かめるのも面倒なので、それ以来CDは買わなくなった。唯一宇多田ヒカルだけはCDで出すことを明言していたので、安心して買っている。それ以外のCDはあえて調べてまで買おうとも思わなくなったし、お金の無駄なのでそれでもいいかな、と思っていた。私は音楽を卒業したんだと思っていた。
 んで話を戻す。当初PCに記録する方法は、正攻法で行こうと考えた。しかし私が音楽再生に使用しているPCは、必要最低限の機能しか搭載しておらず、当然CD-ROMも付いていない。通常はネットワーク経由で音楽を記録するんだけれども、CCCDに付属したソフトではできなかった。こうなるとやばめな方法でいくしかない。cloneCDを用意して、CD-Rに焼いてから通常の音楽CDとしてHDに記録する、面倒だけどこの方法しかなかった。
 やばめな方法でなんとか記録することができたので、早速聞いてみた。しかし音が出ない。2曲目からは正常に音が出ている。1曲目の「夏祭り」だけが音が出ない。そこで私は「キーッ!」となってしまい、さらにCD-Rを2枚焼いたけれども、やはり同じように音が出なかった。インターネットで「夏祭り」を調べてみたら、ダウンロード価格は210円だった。だけど、「なんで円盤が目の前にあるのにダウンロードせにゃあかんねん」そう思った。
 結局「夏祭り」を聞くことはできなかったけれど、それ以外の曲もボーカルの前田さんの声が美しく、「キーッ!」となった心を癒すには十分だった。

 せっかくなので同時に借りた他のCDについても言及させていただきます。

 ボニーピンク 声は美しいけれど、音が嫌。ドンシャリだからかな。ボニピン聞きながらA3やったけど正直しんどかった。
 mihimaru GT 「気分上々↑↑」が好きなので借りてみた。音は微妙にドンシャリだけど、ボニピンほど不快じゃない。このボーカルの声はかなり好き。
 コブクロ まだ聞いてません。
 平原綾香 鉄板。確実に聞かせてくれるボーカル。だけど楽曲に恵まれてない気がする。まー人の歌を歌ってくれればそれでいいんだけどね。

 声が気に入っている(だけの)女性ボーカリストが多いですね。Blankey Jet Cityのように音楽で私を夢中にさせてくれる人がほしいです。

タバコをやめて一ヶ月

2006-10-25 21:38:37 | Weblog
 タバコをやめて一ヶ月になる。タバコをやめると食事がおいしくなるとか空気がおいしくなるとか言われていたけど、あまり感じない。
 だけどひとつだけ以前よりおいしく感じたものがある。それは、キスの味。

ファビョる(4)

2006-10-24 21:20:29 | Weblog
 自分で引っ張ってハードルを上げたんだけれども、実際は書くべきことは書き終えている。あれから時間も経ち、自分なりに冷静に思い返すことができるようになった。私の最大のミスは、自分の常識が他人にとっても常識であるとは限らない、ということを忘れてしまったことだった。私と文化を共にしないもの、例えば外国人。冷静に慎重に対応すべきだった。少なくとも文化を共にしていることが確認できるまで。
 外国人でなくても、文化を共有しない者はたくさんいる。
 その日の帰りの山手線、ガラガラだったので座ることができた。二人組みの若い女性が乗り込んできて、私の前に立った。もう10月だというのに、ひとりの女性はへその出る服を着ていた。へそを出している程度で、私は変だとは思わない。ただ座っている私の目の前にへそが来るので、少し気になっていた。よく見てみると、いや、よく見たわけではないが見えてしまったのだけれでも、へそを出すために股上が短くなっているジーパンのベルトの上に赤い布が見える。赤い布が見える。ジーパンの上、へその下に赤い布が見える。後ろ側で見せている人はいるけど前かよ!と感じつつ「オヤジ見てんじゃねぇよ!」と言われたくなかったので、上を見ながら「私は何も見てないよ」オーラを出しながら電車に乗っていた。
 そんな私ですが生きていてもいいですか?

ファビョる(3)

2006-10-19 00:19:43 | Weblog
 私は頭を抱え考えていた。周りには誰もいなくなった。隣からは韓国人がファビョる声が聞こえている。
 刑事裁判になれば自宅謹慎になる。いわゆる停職。だがこのレベルで刑事はありえない。民事でやるべきそうなると全体としてどちらが正しかったかが争点だ。これは勝てる。マナーが悪かったことは相手のミス。それを注意したのは問題ない。ただ注意仕方が問題だった。だが次の瞬間それ以上の暴力で私は押さえつけられた。これは許されない。
 民事裁判で勝てたとして、私の手元に何が残るだろうか。弁護士への報酬を支払ってしまえば、お金はほとんど残らないだろう。それ以外で、私に何かメリットはあるんだろうか。私はただただ平和な朝を望んでいたのではなかったのか。
 私は頭を抱えていた。周りには誰もいなくなった。隣からの韓国人がファビョる声は聞こえなくなった。
 突然隣の部屋にいた警官から声がかかった。韓国人が和解をする気になったとのこと。私は彼らと会い、無表情に握手を交わした。その握手がどういう意味なのか、そのときはよくわからなかった。
 握手を終えて、韓国人家族は何も言わず帰って行った。続いて警官も帰って行った。執務室には私と西武鉄道職員だけが残った。職員たちは私を応援してくれた。手が出てしまったのは良くないけれど、あなたのような行動をしてくれる人がいるおかげで、自分たちは助かってるとまで言ってくれた。

 一時間の遅刻で職場に着いた。寝坊扱いされるのがくすぐったかったので、すぐに今日の出来事を職場の同僚たちに話した。反応はイマイチだった。内容が面白いかどうかよりも、私が愛されていないという事実に気付くべきだった。
 そして不思議な一日は、幕を閉じるので、、、、、、は、な~い。
 てことでもう少し続きます。

ファビョる(2)

2006-10-07 02:36:32 | Weblog
 「ちゃんと前を向け!」そう声を出しながら、私の方を向いた子供の右肩を私の左手で抑え、通常座るべき体勢での右肩の位置に押さえつけた。その瞬間、私の頭の後ろで衝撃が走った。
 「暴行だ!」片言の日本語でそう聞こえた。私は頭を抑えられ、首に腕を回され、動けない状態になっていた。すぐに電車は終着駅に到着した。「警察に突き出せ」片言の日本語でそう聞こえた。私は襟首をつかまれ、電車から下ろされた。体を押さえつけられたまま、駅舎へと歩かされた。私は駅員を呼び止め、駅員にしがみつきながらこう言った。「私の身柄は駅員が確保します。あなたは手を離してください。」ようやく、つかまれた襟首を解放され、私はひとりで歩くことができた。
 駅舎に着くなり、外国人家族は大声をあげた。「暴行だ」「息子はのどに病気がある」「あなたには子供がいないからわからない」。私は駅員にこれまでのいきさつを説明し、解決方法があるか聞いた。警察を呼ぶしかない、それが彼らの答えだった。警察が到着し、外国人家族と私はそれぞれ別の部屋で事情を聞くこととなった。
 私が簡単に事情を説明していると、相手方の話を聞いていた駅員が来てこう言った。「話し方で分かると思いますが、彼らは韓国人です。私の経験上、彼らはこのように激昂してしまうと、話が通じなくなります。教育を受けてきてないので彼らはわからないんです。ここはあなたが折れるしかないと思います。」
 警察はこう言った。「彼らはあなたが手を出したその一点だけを言っている。そこだけを取り上げれば、暴行罪であなたを逮捕することもできる。顔で笑って心で泣いて。ここで争ってもあなたには何の得もない。大人になって謝るべきだと思う。」
 私は悩んでこう言った。「何が社会正義なんですかね。」

 駅舎に着いてから30分は経っていると思うが、隣の部屋では韓国人夫妻の怒鳴り声がまだ続いている。私を拉致しここに連れてきたのは彼らであり、私から彼らへは何の要求もない。だが私が何をしたと言うんだ。電車内でマナーを守らなかった者に、少し強く苦情を言っただけだ。それに対する彼らの対応も正当な範囲を超えていると言える。そのことを全く意識せず、ほんの一部分の私の不適切な行動を、声を荒げて糾弾し続ける彼らに、どうして私は謝らなければならないんだろうか。
 確かに警察は私を暴行罪で逮捕することができる。警察には大きな裁量が認められており、極論すれば、手続きさえとれば、いつでも誰でも逮捕することができるといってもいい。逮捕はできる。しかし起訴はできないだろう。マナーを教えようとして手で体を押さえた者が暴行罪で有罪となる、そんな判決を望めるはずがない。勝ち目のない裁判は、検察はやらない。起訴はしないだろう。起訴にならなければ、裁判で私の正しさを訴えることもできないし、国家賠償法による補償もない。23日間拘束され、私が苦しむだけで終わる。
 しかしマスコミにリークすればどうだろう。「心の東京ルール」で他人の子どもでも叱ろうと言ったのは東京都だ。都知事が強く推していた施策だ。それを都の職員が実践し、都の警視庁がその職員を逮捕する、マスコミは面白可笑しく書き立てるだろう。都民はどう思うだろうか。コメントを求められて、都知事は警察と私のどちらの肩を持つのだろう。ここまでくれば私の勝ちだな、そう思ってしかし何か違うと感じた。私は何が欲しかったんだろう。

 その日は平凡な朝で、電車の座席に座れたことを感謝し、ゆっくりと、少しうとうとしながら通勤することが幸せだった。今朝の幸せは例の子供に奪われてしまったけど、また明日以降手にすればよい。
 私は社会人だから、組織が必要とするならいつでも頭を下げることができる。プライドなくいつでも頭を下げることができる。それが私のプライドでもある。しかし、今回頭を下げて得られるものは、この場を解放されることだけだ。失うものは、電車の中でマナーを守らなければきつく叱られるという社会常識だ。何が社会正義なんだろうか。私はどこまで体を張って社会正義を守るべきなのだろうか。どうする?どうすんのよ、オレ!つづーく。

ファビョる(1)

2006-10-06 00:04:07 | Weblog
 その朝はいつもの電車に乗った。支線から本線にはいってきた電車は、本線からきてその後支線に入る電車を待っている。併走する地下鉄が完成し、客のほとんどを奪われた支線から来ているので、通勤時間帯とは思えないほど車内は空いている。私は余裕を持って座席に座ることができた。
 本線からの電車が向かいのホームに到着した。こちらは満員だ。この駅を出た後支線に入るので、本線に残る客は向かいの電車、私が乗っている電車に移動しなければならない。乗り換え時間は非常に短く、駅を降りて地下鉄に向かう乗客もおり、ホームは一瞬の混乱の中、向かいの電車に大勢の客が乗り込んでくる。
 私のとなりにひとつだけ空いていた席には、小学校低学年くらいの子供が座った。目の前には両親が立っている。20代後半くらいだろうか。子供はしきりに両親に話しかけるが、両親はあまり話そうとしない。飽きてしまったのかそのうち子供は後ろを向き、足をバタバタとさせ始めた。私は困惑の表情を露骨に母親に向けて見せたが、母親はその意味を解しようとはしなかった。子供はその後もあらゆる体位で座席上の自由を謳歌していた。
 終着駅まで5駅・10分。耐えられない時間ではないはず。そう思った私は、何度も降りかかってくる欲望、このまま席を立って他の場所にいけばいいという欲望をおさえ、ただ座りたい、できれば座っていつものようにウトウトしたい、それが私の朝の過ごし方であるから、そう易々と大切な時間を奪われたくはない、この変わりなき日常への憧憬により座り続けることとした。
 あと2駅、ポケモン(?)のカードで遊んでいる。遊ぶのは構わないが手が私の体に何度も触れている。両親へのアピールなのか、座席の上で全身をぴょんぴょんさせている。
 あと1駅、状況はなお理解不能。子供は私の方を向いている。私の肩に手が乗っている。後ろを向くための準備か、それならば早く後ろに向いてくれ。だが一向に体制は変わらない。私の感情を抑えていた朝のだるさが消えていき、禁煙の苛立ちが脳に達するその熱の移動を私は感じた。「ちゃんと前を向け!」そう声を出しながら、私の方を向いた子供の右肩を私の左手で抑え、通常座るべき体勢での右肩の位置に押さえつけた。
 そのとき、私の頭の後ろで、何か衝撃が起こった。

ファビョる

2006-10-05 00:13:04 | Weblog
朝の通勤電車内でファビョる子供連れの夫婦。彼らと小一時間お話をしました。駅員と警察を含めて。
キャスト:西武鉄道の最も優秀な駅員、東京警視庁のエリート巡査部長。窓際公務員(年収200万円)。


盛り上がっ
       て
         ま
            い
              り
               ま
                し
                た

タバコをやめて手にした300円を握り締め池袋駅の片隅で後ろを振り返って僕が叫んだこと

2006-10-04 00:12:08 | Weblog
 禁煙開始から一週間がすぎ、ようやくタバコのない生活にも慣れてきました。タバコを吸わなくなって最も変わったこと、それはにおいに敏感になったことでしょう。においと言いましても、美しい女性の美しい香水の香りの違いを敏感にかぎ分ける、などということは私にはあるはずもありません。ひたすらホームレスのにおい。以前から臭い臭いと思っていたが、まさかこれほど臭いとは、パンチの効いた私の口臭などのれんに腕押し、まさに異臭オーラが全身からあふれ出ていると言わざるを得ない、そういった貴重な経験を毎日させていただいています。全員が臭いわけではないんですけどね。
 そんなホームレスのお客さんがTB(結核)にかかり、速やかに入院させなければならない、だかしかし本人は入院を拒否している、そんな状況に出会うことがあります。そんなとき私はお客さんの横に座り、相手の目を見ながらうんうんそうなんだーと相槌をうつことにしています。偉そうなことは誰でもいえるんですよ、病気だから治療した方がいい、当たり前です。
 だけどテーベ(結核)の場合に問題となるのが、その病気が本人だけでなく周りにうつしてしまうこと、そこが最も重要です。だから、他人への迷惑について如何に考えるか問い詰めないといけない。でもそんな時、本人も治療しないとまずいと思ってる、だけれどもみんなのために入院するってのものなんとも、という複雑な心境に患者さんが陥ってしまいます。そのときに私がすぐ横にいて、お客さんの咳を顔面に浴びながら、結核は人にうつるから早めに治療しましょう、っていうんです。説得力あるでしょ。お客さんは、この状況ではさすがに、しょうがねぇなぁって言ってくれます。
 そんな時、私の本音はこうです。結核もいいけど、それ以前にお前お風呂入れよ。歯を磨けよ。頭洗えよ。最高に臭いんだよ。また来週。
 オチもついたようでなによりです。てかマジこれじゃ公務災害にならないんだおね。殉職で二階級特進とかも夢のまた夢。命とはかくもはかないものなのかと。叫びたいほど なつかしいのは ひとつのいのち 真夏の光
ぁりがとぉござぃましたぁ(ノ><)ノ★☆★☆

勝っちゃったぉ( ☆O☆)

2006-10-01 21:48:36 | Weblog
うぅぅ(´Д`)昨日ゎ38℃の熱が出て(T_T)1日中ダゥンしてたょぉ(+_+)
でもェルタo(≧ω≦)o〃防衛しちゃったもんネo(^З^)o〇〃☆★
今日ゎ兵士団戦(ノ><)ノ★☆★☆★勝っちゃったぁ(●^ω^●)♪♪♪
来週ゎ准士団戦デスッo(>з<)o〇〃がんばっちゃぉ\^o^/\^o^/☆★