先輩に薦められて読んだ小説で、その後、織田裕二さん、松島菜々子さん出演で映画化された作品です。
[あらすじ 裏表紙抜粋]
日本最大の貯水量を誇るダムがテロリストに乗っ取られた。人質は発電所員と下流域の市町村。残された時間は24時間。同僚と亡き友の婚約者を救うべく、ダムに向かう主人公・富樫のもう一つの、そして最大の敵は、絶え間なく降りしきる雪、雪、雪…。吹雪に閉ざされ、堅牢な要塞と化したダムと厳寒期の雪山に展開するハードアクション・サスペンス。
日本を舞台とした犯罪小説としては、とてもスケールの大きい作品だと思いました。
ダムと警察内部の詳細な記述が物語の臨場感を高めていると思います。
主人公の富樫さんは、一介のダム職員で当然特殊な訓練も積んでいないし、銃の撃ち方もわからないわけです。
それが本の題名ともなった山での事故で友を失った自責の念より、命がけでテロリストに対して単身立ち向かう姿がなんとも胸をうつ作品でした。
[主人公はジェームスボンドではないので、常にハラハラドキドキですw]
伏線もよく練られて、展開もスピーディーで一気に読んでしまう面白い内容です。
映画も観てみたんですが、一番肝心な、なぜ普通のダム職員がそこまでして
命がけでテロリストに立ち向かえるのか!という重要なストーリーが割愛されてて
がっかりでした。。。
薫山(3740)
[あらすじ 裏表紙抜粋]
日本最大の貯水量を誇るダムがテロリストに乗っ取られた。人質は発電所員と下流域の市町村。残された時間は24時間。同僚と亡き友の婚約者を救うべく、ダムに向かう主人公・富樫のもう一つの、そして最大の敵は、絶え間なく降りしきる雪、雪、雪…。吹雪に閉ざされ、堅牢な要塞と化したダムと厳寒期の雪山に展開するハードアクション・サスペンス。
日本を舞台とした犯罪小説としては、とてもスケールの大きい作品だと思いました。
ダムと警察内部の詳細な記述が物語の臨場感を高めていると思います。
主人公の富樫さんは、一介のダム職員で当然特殊な訓練も積んでいないし、銃の撃ち方もわからないわけです。
それが本の題名ともなった山での事故で友を失った自責の念より、命がけでテロリストに対して単身立ち向かう姿がなんとも胸をうつ作品でした。
[主人公はジェームスボンドではないので、常にハラハラドキドキですw]
伏線もよく練られて、展開もスピーディーで一気に読んでしまう面白い内容です。
映画も観てみたんですが、一番肝心な、なぜ普通のダム職員がそこまでして
命がけでテロリストに立ち向かえるのか!という重要なストーリーが割愛されてて
がっかりでした。。。
薫山(3740)