デジタルオシロスコープのCSV saveの仕様変更の現状
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最近、CSV saveの仕様に関して、traditionalには、1 ChannelごとのCSV saveで問題ないだろうということで、CSV saveは、1 channelだけのCSV saveに対応するものでした。去年までは、CSV fileは、1 channelごとにsaveするのが一般的で、それが、常識だった面がありますが、最近、MicsigのTO1104 Plusで、そのCSV saveの仕様がturn onした、アナログ チャンネルが、仮に、CH1/CH2をturm onした場合も、CSV saveは、CH1か、CH2を選択しなければいけない仕様になっています。
これは、無線関係では、sine wave計測で、1CHのCSV saveで問題ないので、現状のCSV saveでよかったわけですが、最近、AC電源の測定で、voltageと、currentを 2test pointsで、合計、4 test pointsで、オシロの4 channelsを使って、合計4 test pointsの瞬時値を測定したいという要求があることがわかりました。
このたび、TO1104 Plusの購入者から、CH1-CH4をturn onして、AC電源の電圧、電流をたぶん、MicsigのHigh Voltage Differential Probeと所有する Current Probeで、4 channelsすべてを使用して、合計 4 test pointsの瞬時値を測定して、それを1つのCSV fileでsaveできないか、問い合わせがありました。
現状は、TO1104 Plusの他、STO1104C PlusなどのSTO Seriesでは、同じく、4 channelsのCSV saveは、どれか、1 channelを選択する仕様になっていて、仮に、4 channelsの瞬時値をCSV saveしたい場合は、あらかじめ、オシロをSTOPさせて、CH1でまず、CSV saveして、次に、CH2,CH3,CH4をそれぞれ、別個にCSV saveして、できた CSV fileの計測値をcopy and pasteして、Excelなどで、グラフが描けるようにするしか、ありません。
この件がきっかけで、SIglent SDS1104X-EのCSV saveを調査したところ、最新firmwareでは、turn onしたchannelsで一括して、CSV saveする仕様に変更されていました。これは、CH1-CH4まで、すべてをturn onしなくても、CH1/CH2のみでも、2 channels一括での、CSV saveに変更されていました。これは、たぶん、なんらかの電源の計測で今回の様に、購入者から、requirementがあったのだと思います。
SDS1104X-Eは、確かに、無線関係で、SDRのIQ信号計測(CH1/CH2使用)で、Quadrature signalsを一括して、1 CSV fileでsaveができるようになっています。
ただし、こういう、sine waveの直交信号の計測の場合、CSVをCH1/CH2で一括して、1 CSV fileでsaveすることは当方では、そのplottingの制限でgraph作成の優秀性の如何によるかもしれませんが、この目的では、特に、通常の計測で、カーソルを使用した計測で、PNG saveしたり、video playで、AVI(MP4)動画記録以上の情報はないので、今まで通り、1 channelごとに、CSV saveするので問題ないとは思っています。また、XY計測が有用で、そのsaveは、画像PNG/動画AVIで十分と言えます。去年までは、すべてのオシロで、CSVは、1 Channelごとのsaveでした。
ただし、電源関連の計測では、CH1/CH2/CH3/CH4のCSV saveを一括して、1CSV fileで、USB flash memoryで吐き出させることが必要な時があるようです。現時点、TO1104 PlusやSTO1104C/E Plusでは、この一括 CSV file saveができない仕様です。
現在、Micsigへ、CSV saveの仕様変更を希望していますが、現時点、仕様変更はされていません。
TO1104 Plus CSV save issue
https://www.youtube.com/watch?v=uufGWScYlZk
(protection filmですが、動画を撮影するとき、反射をやわらげ、自分が映り込む事を防ぎ、いいのですが、表側のシールを外す時に、本来、オシロdisplay面に残るフィルムを間違って、一緒にはがしてしまわないように注意してください。一緒にはがしてしまうと、貼りなおすと気泡がたくさんある状態になってしまいます。LOL)
その後,protection filmは、予備のものに張り替えました。
また、今後、万一、添付のprotection filmの貼り付けに失敗した場合に備え、iPadなどの、10inch用のprotection filmをすでに発注しているので、それでフォローをできるようにしておきます。
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OWONのXDS 2 channel series OSCは、CH1,CH2を仮にturn onしていても、1 CSV fileでの吐き出しはできないそうで、XDS 4 channelsのほうは、Siglent SDS1104X-E同様に、CH1,CH2,CH3,CH4をすべて、4channelsとも、turn onしている場合に限って、CSV saveが一括で、1 fileで吐き出すそうです。(これは、CH1 CH2だけの場合は、CH1,CH2のsaveは、1channelごとに、CSV fileを吐き出すそうです)
また、TAO3104などのTAO 3000 Series 4 channels modelsが、どういう仕様か、聞きました。CSVを4channels turn onした時の、CSV 吐き出しが一括で、1 fileで吐き出すかどうかをエンジニアに聞いてもらいました。
これが必須の場合は、TAO 3000 4 channels series(TAO3074/TAO3074A/TAO3104/TAO3104A)も対応していることになります。しばらく、特別オファーで、TAO3104/TAO3104Aを提供します。他での価格を提示の上、お問合せ下さい。それより、安い価格で提供できる場合は、お返事致します。
(注意)XDS2102AVは、2 channels modelなので、CH1/CH2のCSV saveは、channelごとです。