今年も見事な花が咲いた。心の中に大きな穴が空いた私に、何かを語りかけているようだ。 落ち着かない毎日をおくっている。時の流れを感じながら待つ自分が確かに今いる事に気がつく。打ちのめされた私だけだ。
気落ちしている私に友達が声かけて出かけた「親不知天険」ドライブインに車を止めて散策、久しぶりに海に下りて見た。下り10分上り15分とは程遠い。何度も休む高所恐怖症の私の足が前に進まない。素晴らしい眺めと自然の小さな椿の色鮮やかな花に暫し佇む。ウェストン祭には賑わう遊歩道も進むにつれ整備の悪さに嘆く、まさに「砥の如く・矢の如し」大型連休の中、観光客を意識していない様子で冬から目覚めた状態。裏道にも命のあることを忘れてほしくない。落石注意の看板がやたらと多かった。家族連れ、中高年のグルーブ・初夏の風を受けて走る自転車。多くの人達に出会えた場所でした。