さらに、もうちょっと考えてみましょう。そもそも学級懇談会、保護者会とも、毎月1回も開催する必要がありますか? 例えば2ヶ月に1回の開催も考えてみてはどうでしょうか?4月は学級懇談会、5月は保護者会、6月はまた学級懇談会・・・といったやり方もあるはずです。小学校でもクラス懇談会は毎月開催しません、1学期に1回だけですよね?負担を減らしたいのなら、まず回数や頻度を減らすのを考えてみましょう。あるいは、4月の学級懇談会は全員出席だけど、5月は1年生の親が対象、6月は2年生の親が対象といったやり方もあるわけです。親が住んでいる地域別に開催するという方法も考えられます。また、一堂に集まる必要があるということは、何かそこで議論して決める必要がある場合ですよね? 単に報告や資料の配布が中心なら、わざわざ一堂に集まらず、メールや連絡帳の活用もあるわけです。要はもっと工夫できるということです。どちらも毎月1回必ず開催しなければならない、というルールがあるわけでもありません。負担が増える、負担が増えるとマイナス思考になったり、今までやり方が全てで他のやり方は考えられないと思い込むのではなく、これを機に会合のあり方も考えてみてはいかがでしょうか。「ピンチはチャンス」とも言いますしね。<続く>